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船本恵太

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

船本 恵太(ふなもと けいた、1973年9月21日 - )は、日本サンドアートパフォーマー[注 1]クレイアニメ監督、タレント。

サンドアートパフォーマンスグループ「SILT-シルト-」のリーダー。株式会社フジ企画・音のメルヘン屋取締役。Creative Studioメルヘン村主宰。日本アニメーション協会会員。YouTubeパートナー。

人物・来歴

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1973年、株式会社フジ企画・音のメルヘン屋の創立者である三木宏[注 2]の長男として、東京都渋谷区神宮前に生まれる。3歳以降は千駄ヶ谷在住。小学校時代に在校生には長塚圭史山本未來橋龍吾、井上靖雄がおり、井上靖雄も友人である。外苑中学校ではYaeも在校生であった。

1992年、株式会社フジ企画・音のメルヘン屋に入社。グラフィックデザイナーとしてCDジャケット等を350点以上手掛ける。

2003年、30歳から独学でクレイアニメ制作を開始。処女作「atelier petros 上空劇場」がshockwave award 2003にノミネートし、翌年に制作した第二作目「rien村物語」がフランスのアヌシー国際アニメーション映画祭2005や、カナダのオタワ国際アニメーション映画祭2006等にノミネート。

Stop Motion Pro社(オーストラリア)ウェブサイトに紹介記事掲載。Stop Motion Magazine(アメリカ)日本特集号にてインタビュー記事が掲載される。

2005年、TVチャンピオン「第1回クレイアニメ王選手権」出場を期に、クレイアニメ監督としての業務を開始。2007年、西武百貨店池袋本店池袋コミュニティ・カレッジ「パペット・アニメ体験教室」講師を務め、2008年に船本恵太人形アニメーション・クレイアニメーション教室(現在は改名され船本恵太クレイアニメ・ストップモーションアニメ教室)を開校。

TBS「おもろゲ動画SHOW」においては、動画解説者としての出演からスタートし、後にタレントとして出演するようになった。

J-WAVEのラジオ番組「CROSSOVER JAM」にて塚本晋也監督と対談、アニメ雑誌「アニメーションノート」にクレイアニメ教室のリポート漫画が掲載される。

2012年よりサンドアートパフォーマンス活動に取組み、サンドアートパフォーマンスグループ「SILT-シルト-」を結成。イベント出演や映像制作の仕事を受けるようになり、サンドアートパフォーマンスの教室を同年4月に開校。

船本恵太はテレビ番組出演時に、共演者にクレイアニメとサンドアートを指導している。その縁から、西野亮廣(キングコング)の絵本「オルゴールワールド」の帯の推薦文を執筆。「 THE RiCECOOKERS」の「of the real」のPVにスタッフ参加。「毎日キングコング」オープニング映像を共作した。

こどものための柴基金チャリティコンサート(日本橋三井ホール)では、田中健のケーナの演奏と、松崎しげるのギター演奏とコラボレートし、サンドアートパフォーマンスを即興で行った。

出演

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テレビ

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ラジオ

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  • NISSAN DORENISKA(J-WAVE、2008年)
  • CROSSOVER JAM(J-WAVE、2010年)
  • いつもふたりで・・・(FMヨコハマ、2012年)

商業映像制作

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  • Vogue Fashion's Night Out 2012ブルガリ表参道店上映用サンドアート映像「Bulgari x Save the Children for Tohoku」(2012年9月8日)
  • 「ブルガリ ブリリアント ドリーム アワード 2012」(2012年9月21日、グランドハイアット東京)
  • 「ブルガリ クリスマスショップ」(2012年12月12日~25日、日本橋三越1F鳳凰の間)
  • ロックバンドplenty全国ツアー「空が笑ってる」サンドアート映像(2012年10月13、14、21日、Zepp Nagoya、Zepp Namba、Zepp DiverCity)
  • ジャンプ!○○中」密告中ルール説明クレイアニメ映像(フジテレビ、2007年)
  • シャキーン!ザ・ナイト」おしぼり第2話ストップモーションパート映像(NHK Eテレ、2009年)
  • 「チェコアニメ映画祭2006」劇場用予告編映像(2005年)
  • 「資生堂 MAJOLICA MAJORKA Chapter26 She was a doll」アシスタントディレクター・エディター・サウンドデザイナー・コンポジッター・アシスタントアニメーターを担当(2010年)
  • 「城北信用金庫」VPクレイアニメパート映像(2010年)
  • 「ふしぎのヤッポ島 プキプキとポイ」ストップモーションスーパーバイザーとアニメーターを担当(NHK Eテレ、2012年)
  • 「HelloSpot」Web用クレイアニメ・砂アニメーション広告映像(2012年)
  • FNNスーパーニュースアンカー」「雨ニモマケズをさがして」コーナータイトルサンドアート映像コンポジットと編集を担当(関西テレビ、2012年)
  • 「西武百貨店池袋本店コミュニティ・カレッジ パペット・アニメ体験教室」Web用クレイアニメ広告映像(2007年)
  • 快傑えみちゃんねる 抱腹絶倒!へび~級トークと笑いでどんちゃん騒ぎSP」コーナータイトルサンドアート映像(関西テレビ、2013年1月1日)
  • スター☆ドラフト会議 」BUBUBU制作マツコロボのストップモーション映像(日本テレビ、2013年2月12日)
  • カピバラさん 」TVCM ストップモーションスーパーバイザー・撮影・スタッフコーディネート(神奈川テレビ、TOKYO MX、北海道テレビ、東海テレビ、サンテレビ、GAORA、福井テレビ、2013年3月)
  • THE RiCECOOKERS」の「of the real」のPV 撮影・CGエフェクト・コンポジット・ストップモーションパートのスタッフコーディネート
  • カピバラさん 」ネット配信・店頭販売促進用映像 ストップモーションスーパーバイザー・撮影・スタッフコーディネート(日本、アメリカ、カナダ、香港、台湾、韓国、2013年6月)
  • 「嵐フェス'13」相葉雅紀サンドアート映像(2013年9月21・22日、国立競技場)
  • 京楽ピクチャーズ「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2014」用CМ(2014年2月28日~3月2日)
  • 俳優座70周年記念公演「七人の墓友」舞台美術映像(2014年5月9日~19日、紀伊國屋ホール)
  • 資生堂MAJOLICA MAJORCA広告映像(2014年5月21日~)
  • UVERworld LIVE TOUR 2014」京セラドーム大阪公演用映像(2014年7月5日、京セラドーム大阪)
  • A Great Big Worldミュージックビデオ(2014年8月15日公式YouTubeチャンネルにて公開、8月19日渋谷タワーレコードライブにて上映)
  • U-Kiss JAPAN LIVE TOUR 2014 ~Memories~演出用映像(2014年7月16日~8月31日、五反田ゆうぽうと、札幌市民ホール、りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館 劇場、中野サンプラザ、三郷市文化会館、浦安市文化会館、神戸文化ホール 中ホール、広島アステールプラザ 大ホール、NHK大阪ホール、東京エレクトロンホール宮城、森ノ宮ピロティホール、鹿児島市民文化ホール 第2、福岡国際会議場、日本特殊陶業市民会館ビレッジホール、沖縄市民会館)
  • U-Kiss JAPAN LIVE TOUR 2014 ~Memories~ RETURNS in BUDOKAN演出用映像(2014年9月12日、日本武道館)
  • Road to a cup of Coffee(2014年11月1日~、UCC特設サイトにて配信)
  • パナソニックインナーイベント用映像[1]
  • AAA ARENA TOUR 2015 10th Anniversary -Attack All Around-演出用映像(日本武道館、大阪城ホール、富士急ハイランド、日本ガイシホール、福岡マリンメッセなど全国9か所公演)
  • AAA「ぼくの憂鬱と不機嫌な彼女」ミュージックビデオ(2015年5月13日公式YouTubeチャンネルにて公開)

インディペンデント映像制作

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  • 「atelier petros上空劇場 洗濯島の洗濯鳥」shockwave.com AWARD 2003ノミネート(2003年)
  • 「rien村物語」共同監督高野江里子。アヌシー国際アニメーション映画祭2005(フランス)インターネットシリーズ作品部門、オタワ国際アニメーション映画祭2006ニューメディア部門、ソウル国際アニメーション・アンド・カートゥーン映画祭2007インターネット部門ノミネート(2004年)
  • 「BORN BY MYSELF」共同監督コバヤシマサヒデ(2005年)
  • 「WORKU」共同監督コバヤシマサヒデ(2005年)
  • 「Puppet Show」(2008年)
  • 「マロパン」(2008年)
  • 「BJDコマーシャル」アニメーター担当(2008年)
  • 「花尾鳥」テレビ朝日「超タイムショック 芸能人最強クイズ王 SP9」で放送(2009年)
  • 「アリスマトニカ」共同プロデューサー・助監督・アニメーター・撮影・コンポジット・編集・サウンド編集を担当(2011年)
  • 「鏡を通り抜け、そこで少女が見たものは」(2012年)
  • 「都市のイデア、アンゲロスの少女」(2012年)
  • 「メフィストフェレス 船本恵太の暗黒人形アニメとファントグラム魔術ショー」(2012年)

イラストレーション(砂絵)

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  • 「SandArt Clock」SILTコラボiPhoneアプリ(2013、owl team制作)
  • 「サブレ=シュル=サルト」SILTコラボワインパウンドケーキのパッケージ(2014年8月、代々木VILLAGE)
  • 「ヒカリノマチ」SILTコラボハーブティーのパッケージ(2014年8月、代々木VILLAGE)
  • UCC 2015年カレンダー[2]

DVD・Blu-ray

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  • 24CH△NNEL」第一巻に出演(テレビ朝日、2011年2月23日、ジャニーズ・エンタテイメント)
  • 「HANA 天使の人形」(2007年12月19日、TCエンタテインメント)
  • 「嵐フェス'13」(2014年5月21日、ジェイ・ストーム)
  • 「U-KISS JAPAN LIVE TOUR 2014 ~Memories~ RETURNS in BUDOKAN」(2014年11月26日、avex trax)
  • 「UVERworld LIVE at KYOCERA DOME OSAKA」(2015年04月15日、ソニー・ミュージックレコーズ)
  • 「東京号泣教室 〜ROAD TO 2020〜」DVD-BOXvol.3(2015年7月1日、キューブ)

著書

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  • *Adobe Premiere Pro・After Effectsでクレイアニメ&人形アニメを作ろう!(オカダシゲル・川村徹雄・小林正和との共著、2010年1月7日、ソシム株式会社、ISBN 978-4-88337-679-7

メディア掲載

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  • 「ILLUSTRATION」(No204、4ページ特集、2014年10月18日発売、玄光社)

脚注

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  1. ^ サンドアートパフォーマーとは、砂と粘土という素朴なマテリアルを用いた芸術の領域に取り組むアーティストである。
  2. ^ エレックレコード所属アーティストと多くイベントの仕事をしていた。

出典

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外部リンク

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