芳即正
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芳 即正(かんばし のりまさ、1915年10月26日[1] - 2012年1月13日[2])は、日本の歴史学者。
生涯
[編集]鹿児島県生まれ。1938年東京帝国大学文学部国史学科卒。ラサール高等学校教諭、鹿児島県立図書館館長、鹿児島県維新史史料編纂所所長、鹿児島純心女子短期大学教授。尚古集成館館長を務めた[3]。
著書
[編集]- 『薩摩の模合と質屋 南日本庶民金融史』大和学芸図書 1980
- 『島津重豪』吉川弘文館〈人物叢書〉 1980
- 『薩摩人とヨーロッパ』著作社〈鹿児島の歴史シリーズ〉 1982
- 『調所広郷』吉川弘文館〈人物叢書〉 1987
- 『かごしま・くるわ物語 裏街道おんなの歴史』丸山学芸図書 1989
- 改題『かごしま女性解放史 くるわ物語』高城書房 2004
- 『島津斉彬』吉川弘文館〈人物叢書〉 1993
- 『日本を変えた薩摩人 鹿児島と明治維新』春苑堂出版〈かごしま文庫〉 1995
- 『坂本龍馬と薩長同盟 龍馬周旋は作り話か… 新説・通説異論あり』高城書房 1998
- 『島津久光と明治維新 久光はなぜ、討幕を決意したか』新人物往来社 2002
- 『天を敬い人を愛す 西郷南洲・人と友』高城書房 2003
- 『芋侍奔る』高城書房 2005
- 『鹿児島史話』高城書房 2006
- 『権力に抗った薩摩人 薩摩藩政時代の真宗弾圧とかくれ念佛』南方新社〈南方ブックレット〉 2009
共編著・監修
[編集]- 『写真集明治大正昭和鹿児島 ふるさとの想い出100』編 国書刊行会 1980
- 『鹿児島県民の百年 明治から昭和へ』編 著作社〈鹿児島の歴史シリーズ〉 1987
- 『大西郷謎の顔』編著 著作社 1989
- 『図説/西郷隆盛と大久保利通』毛利敏彦共編著 河出書房新社 1990
- 『人づくり風土記 江戸時代 46 ふるさとの人と知恵・鹿児島』鹿児島版監修 農山漁村文化協会 1999
- 『薩摩の七傑』監修 高城書房 2000
- 『目で見る鹿児島市の100年』監修 郷土出版社 2005
- 『天璋院篤姫のすべて』編 新人物往来社 2007
- 『権力に抗った薩摩人 2(鹿児島県新聞史、明治初期・鹿児島県政党史、鹿児島県農民運動史)』松永明敏共著 南方新社〈南方ブックレッ〉 2010