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芳川赳

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

芳川 赳(よしかわ たけし、1895年10月20日 - 1951年7月9日)は、美術評論家、作家。

長崎県島原市生まれ。長崎県立島原中学校(現長崎県立島原高等学校)、明治大学卒業、出版界に入り小説、評論などを書く。美術春秋社を興し、『美術春秋』『日本画傑作年鑑』等の編輯発行者となる。戦後は「美術鑑賞」を発行した。[1]

著書

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  • 『作品が語る作家の悶』泰山房 1918
  • 『異性征服の秘訣』文明堂書店 1920
  • 『恋の前科者』文明堂書店 1920
  • 釈迦及仏徒の女難』学芸書院 1921
  • 『観音 長篇創作』二松堂書店 1924
  • 『大凡蓮如』二松堂書店 1924
  • 新帝展問題の解剖』二松堂書店 1935
  • 『現代日本画壇人物論』錦正社 1938
  • 『画壇現地報告 第1輯(昭和18年秋)』国民美術研究所 1943
  • 安田善次郎』先生書店 1943

共著編

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  • 『彩管をもつ人に』三井万里共著 文明堂書店 1920
  • 『図画教授法の新研究』矢沢弦月共著 教文書院 1923
  • 帝国美術院の権威』豊田豊共著 美術春秋社 1930
  • 『恩師を語る 京都篇』豊田豊共編 美術春秋社 1931
  • 日本美術院』豊田豊共著 美術春秋社 1931
  • 『現代大家写生及略画法 花鳥の巻』編 二松堂書店 1934
  • 『現代日本画家評伝 第1篇 福田平八郎』豊田豊共著 芸術春秋社 1939
  • 『現代日本画家評伝 第2篇 堅山南風神崎憲一共著 美術春秋社 1940
  • 『現代日本画家評伝 第3篇 堂本印象川路柳虹共著 美術春秋社 1940
  • 『現代日本画家評伝 第4篇 徳岡神泉』豊田豊共著 美術春秋社 1940
  • 『現代日本画家評伝 第5篇 金嶋桂華』神崎憲一共著 美術春秋社、1941
  • 『現代日本画家評伝 第6篇 森白甫』川路柳虹共著 豊国社、1942
  • 『現代日本画家評伝 第7篇 宇田荻邨』豊田豊共著 豊国社 1942
  • 『画舫思索抄』編 美術春秋社 1943
  • 古径先生の肖像』編 千城書店 1951
翻訳
  • ジヨン・チャリース・ビーチヤム『ボルネオの妖姫』二松堂 1942

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  1. ^ 東京文化財研究所