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芳賀日向

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

芳賀 日向(はが ひなた、1956年[1] - )は日本・世界の祭り写真家

人物

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芳賀日向は長野県生まれ、父は芳賀日出男成蹊大学法学部法律学科を卒業後、アメリカに留学し西イリノイ州立大学文化人類学科を卒業。大学時代にはヨット競技で「ファイアーボール級[注釈 1]」(ディンギー) 全日本8位の経歴がある[4]

写真家として祭りや民族、文化をとらえ、47カ国超で取材する[4]。公益社団法人日本写真家協会および日本旅行作家協会[4]、写真文化協会[1]、儀礼文化学会[1]、全日本郷土芸能協会[1]の会員である。修験者として芳賀陽晃名義の免許取得[4]。現職は株式会社芳賀ライブラリー代表取締役社長である。

趣味は合気道[5]四段、料理が得意で「鰺のなめろう」をよく作る。

活動

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1990年代より海外の祭りを取材、その中から10年にわたり世界の謝肉祭を撮りためた作品の展覧会を2007年半ばから2008年にキヤノンギャラリーで開く[注釈 2]。 2008年上期には芳賀日出男、芳賀八城と合同展を催す[7]。2012年6月から7月にかけて東北の夏祭りをテーマに、相馬野馬追八戸三社大祭など2011年に撮影した[5]35点あまりがカメラメーカーの画廊で展示される[注釈 3]

鹿児島市おはら祭写真コンテスト審査委員長、キタムラ「日本の祭り写真コンテスト」審査員[1]

著作

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著書

  • 『日本の祭り大図鑑 : 知れば知るほどおもしろい! : 由来・歴史・見どころがわかる』、PHP研究所、2012年。ISBN 978-4-569-78205-8
  • 『ヨーロッパの民族衣装』〈衣装ビジュアル資料〉第1巻、2013年、グラフィック社。
  • 『アジア・中近東・アフリカの民族衣装』〈衣装ビジュアル資料〉第2巻、2013年、グラフィック社。
  • 「祭りを撮る」『週刊日本の祭り』、朝日新聞社、全30巻[1]
  • 『日本の祭り : 行ってみたい撮ってみたい』〈旅行読売mook〉、ナイスク (編集)、旅行読売出版社、2016年、ISBN 9784897523132
  • 『祭りを撮る : 祭りのプロが教える!どこ見る?どう撮る?』〈旅行読売mook〉、ナイスク (編集)、旅行読売出版社、2016年、ISBN 9784897523156

児童書

  • 『日本全国祭り図鑑 : これで君も祭りの達人!』、フレーベル館、2017年、2018年、ISBN 9784577045299
    • 西日本編 全国書誌番号:22977993
    • 東日本編 全国書誌番号:23010277
  • 西山雅子、中垣ゆたか、芳賀日向『さがしてみつけてなんじゃこりゃ!まつり』、ひさかたチャイルド、2018年、ISBN 9784865491340

定期刊行物

  • 芳賀日向、山内民興「静止画像検索とハイビジョンへの収録」 (美術館・博物館のドキュメンテーション)『情報の科学と技術』、1992年、第42巻第7号、615–621頁、doi:10.18919/jkg.42.7_615
  • 「芸能の舞台(4)延方相撲」『藝能』、藝能学会、2001年3月、第7巻、84-85頁、図巻頭2頁。
  • 「写真家・芳賀日出男の写真への思い」 (平成三十年度芸能セミナー「折口芸能史と写真・映画」)『藝能』、藝能学会、2019年3月、第25巻、18-22頁。
  • 「祭りのゆくえ (特集 祭り : 非日常と祈りの文化)」『建設コンサルタンツ協会会誌』2019年7月、第284号、26–29頁。掲載誌別題:Civil engineering consultant。

連載

監修

  • 『日本全国祭り撮影年鑑』〈タツミムック〉、2013年版–。
    • 『日本の祭り』〈タツミムック〉、辰巳出版、2012年–。
  • 『日本の祭りがまるごとわかる本』〈Shinyusha mook〉、晋遊舎、2013年、ISBN 9784863918016
  • 『日本の祭り = Festivals in Japan, "MATSURI"』〈読売mook〉、旅行読売出版社、2015年–。

脚注

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注釈

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  1. ^ ファイアーボール級 (en) はサイズ・艤装・性能が公式種目の470級と近似である[2]が、1976年大会の実施以降、470級が採用されている[3]
  2. ^ 開催期間と会場は2007年8月9日–8月15日(銀座)、2007年9月3日–9月14日(札幌)、2007年10月22日–11月2日(仙台)、2007年12月20日–12月26日(梅田)、2008年1月17日–1月30日(名古屋[6]
  3. ^ キヤノンギャラリー銀座(2012年6月21日–6月27日)、キヤノンギャラリー仙台(2012年7月12日–7月24日)で開催[8]

出典

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  1. ^ a b c d e f g 芳賀日向 | 人名事典 | お楽しみ | PHP研究所”. www.php.co.jp (2012年). 2020年2月4日閲覧。
  2. ^ INTERNATIONAL FIREBALL CLASS RULES 2003. Fireball International. (2003) 
  3. ^ ABOUT”. 日本ファイアーボール協会| ファイアーボール ヨット. 2020年2月4日閲覧。
  4. ^ a b c d フォトライフ「四季」vol.77 SUMMER|思い出を作る道具たち Vol.1 芳賀日向”. www.kitamura.jp. 2020年2月4日閲覧。
  5. ^ a b 合気道錬身会 | Aikido Renshinkai » Blog Archive 「東日本大震災 被災者支援 チャリティー写真展」報告 - 合気道錬身会 | Aikido Renshinkai”. 2020年2月4日閲覧。
  6. ^ キヤノン:キヤノンギャラリー | 芳賀日向 写真展:世界のカーニバル”. cweb.canon.jp. 2020年2月4日閲覧。
  7. ^ a b 株式会社アイデム (2007年12月10日). “アイデムフォトギャラリー「sirius」芳賀日出男・芳賀日向・芳賀八城写真展「冬の祭り」開催のお知らせ”. news2u.net. 2020年2月4日閲覧。
  8. ^ キヤノン:キヤノンギャラリー | 芳賀日向 写真展:東日本大震災・被災地の夏祭り”. cweb.canon.jp. キヤノン. 2020年2月4日閲覧。

外部リンク

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