芹ヶ谷公園
芹ヶ谷公園 Serigaya Park | |
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分類 | 都市公園(特殊公園) |
所在地 | |
座標 | 北緯35度32分48秒 東経139度27分11秒 / 北緯35.54667度 東経139.45306度座標: 北緯35度32分48秒 東経139度27分11秒 / 北緯35.54667度 東経139.45306度 |
面積 | 138,458.70m2 |
開園 | 1982年(昭和57年)4月8日[1] |
運営者 | 町田市 |
設備・遊具 | #主な施設を参照 |
駐車場 | あり |
アクセス | #アクセスを参照 |
公式サイト | 町田市ホームページ |
芹ヶ谷公園(せりがやこうえん)は、東京都町田市にある町田市立の都市公園(特殊公園)。園内の南側に町田市立国際版画美術館がある。
概要
[編集]1982年(昭和57年)に公園西側の第一期部分(面積約4ha)が開園[1]。その後は公園東側の拡張整備を行い、1991年(平成3年)に公園東側の第二期部分(面積約7ha)が開園した。2001年(平成13年)には公園東側にあったひだまり荘周辺の一部を含めた部分に公園区域を拡大。さらに、2018年(平成30年)10月からは公園北側(面積約2.4ha)で拡張工事が進められ[2]、2019年(令和元年)10月に芹ヶ谷公園グラウンドと冒険遊び場前駐車場が先行オープンし[3]、2020年(令和2年)3月には同拡張区域が全面開園した[4]。
公園は町田駅から程近いところに位置し、北側では小田急小田原線と面している。敷地は原町田のほか、南大谷、高ヶ坂が入り組んでいる。毎年桜の開花時期には「まちださくらまつり」が行われるほか、毎年10月には流鏑馬・砲術演武などを披露する「町田時代祭り」が開催される。
虹と水の広場には、ステンレスで造られた高さ16mの「彫刻噴水・シーソー(飯田善国作、1989年4月設置)」が設置されており、時間によって定期的に支柱の噴水から水が出る仕組みで、水の重みでシーソーが動くよう設計されている[5]。この他、園内には「my sky hole 88-4(井上武吉作、1988年設置[6])」、「開かれた宇宙(高橋清作、1990年設置[6])」、「トキオコシ(平野杏子作、1990年5月設置[7])」といったモニュメントが設置されている[8]。
2020年8月から、市のシティプロモーションの一環として、東京都内で初めてポケットモンスター(ポケモン)のキャラクターがデザインがされたマンホールの蓋「ポケふた」[注釈 1]が園内各所に設置された[9][10]。
2016年度に策定された芹ヶ谷公園再整備基本計画に基づき、工芸品を扱う美術館や体験型の施設を建設する「芹ヶ谷公園“芸術の杜”プロジェクト」が進行中[11]で、2024年の発表では体験棟が2027年6月、工芸美術館が2027年9月、アートと出会いの広場が2028年12月に開館する予定である[12]。
沿革
[編集]- 1961年(昭和36年)10月5日 - 町田市が芹ヶ谷公園などを都市計画公園に決定[13]。
- 1982年(昭和57年)4月8日 - 一部開園(面積:約4ha)[1]
- 1987年(昭和62年)4月19日 - 園内に町田市立国際版画美術館が開館[14]。
- 1991年(平成3年)9月7日 - 東側エリアが開園(面積:約11ha)
- 1996年(平成8年) - 南口アプローチ園路が完成[15]。
- 2001年(平成13年)6月14日 - ひだまり荘周辺の一部を含めた部分に公園区域を拡大(面積:約11.4ha)
- 2014年(平成26年)9月23日 - せりがや冒険遊び場がオープン[16]。
- 2019年(令和元年)10月1日 - 北側の拡張エリア内に芹ヶ谷公園グラウンドと冒険遊び場前駐車場が先行オープン[3]
- 2020年(令和2年)
主な施設
[編集]- 町田市立国際版画美術館
- 公園駐車場(第一駐車場、冒険遊び場前駐車場)
- 多目的広場
- 虹と水の広場
- アーチの泉
- 草地広場
- 芹ヶ谷公園グラウンド
- 芹ヶ谷ひだまり荘
- せりがや冒険遊び場(毎週水曜日から日曜日に開園[17])
- ジャブジャブ池
- 大池
- 冒険広場
- 芝生広場
- 花見広場
- カキツバタ園
- 藤棚
- 花木園
- 自然保護林
アクセス
[編集]年中無休だが、時期によって開園時間が異なる。入園料無料。
- 電車の場合
- 自家用車の場合
- 国際版画美術館横(第一駐車場)と芹ヶ谷公園グラウンド近く(冒険遊び場前駐車場)にそれぞれ専用の有料駐車場(合計48台分)あり。
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 当園への設置が記念するべき100枚目に含まれている。デザインは『ポケットモンスター 赤・緑』で登場したポケモンの一部が描かれている。なお、町田市はポケモンの生みの親である田尻智が幼少期を過ごした街である。
出典
[編集]- ^ a b c 『広報まちだ(第601号、1982年4月1日発行)』
- ^ 公園整備工事のおしらせ町田市
- ^ a b 広報まちだ 2019年8月1日号 3面
- ^ a b 広報まちだ 2020年3月15日号 12面
- ^ 『広報まちだ(第869号、1989年9月11日発行)』
- ^ a b 芹ヶ谷公園再整備基本計画 本編-1.計画の前提 町田市
- ^ 『広報まちだ(第895号、1990年5月21日発行)』
- ^ まちダネ!カルチャー編 町田市
- ^ a b 都内初!!ポケモンマンホール『ポケふた』が町田市に設置されました 町田市
- ^ a b “フシギダネやヒトカゲが描かれたポケモンマンホールが東京・町田市に設置。全国で100枚を突破【ポケふた】”. ファミ通.com (2020年8月22日). 2020年8月29日閲覧。
- ^ “芹ヶ谷公園“芸術の杜“プロジェクト”. 町田市ホームページ. 2022年12月15日閲覧。
- ^ “令和6年度(2024年度)予算概要説明書”. 町田市 (2024年2月15日). 2024年6月12日閲覧。
- ^ 町田の都市計画(冊子)本文町田市
- ^ 国際版画美術館が開館25周年を迎えます町田市
- ^ 『広報まちだ(第1118号、1996年8月1日発行)』
- ^ 広報まちだ(第1780号、2014年12月21日発行)
- ^ 冒険遊び場で遊ぼうまちだ子育てサイト