苅部俊雄
かりべ としお 苅部 俊雄 | |
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生誕 |
1978年8月9日 日本・神奈川県 |
国籍 | 日本 |
別名 | CURLY |
職業 | 隠居 |
代表作 |
『変人ポーの人間力』『変人ポーの平和論』 連載『バイクで周るタイ全国一周男二人旅!』 連載『変人ポーのインタビュー』 |
肩書き |
NPO法人日本PR創業者兼理事長 タイ龍馬会創業者兼会長 プーケット日本語補習授業校校長 |
カーリー大学|CURLY UNIVERSITY | |
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YouTube | |
チャンネル | |
活動期間 | 2024年6月1日~ |
ジャンル | 教育系 |
苅部 俊雄(かりべ としお、1978年8月9日 - )は、日本の起業家。神奈川県出身。
NPO法人日本PR[1]の創業者兼理事長[2]、ジュエルコンシェルジュ株式会社創業者兼代表取締役社長、KARIBE(THAILAND)CO.,LTD.相談役、一般社団法人全国龍馬社中第189番加盟タイ龍馬会[3]の創設者兼会長[4]など、多岐にわたる事業に関与している。また、プーケット日本語補習授業校の校長[5]を務めるほか、YouTubeチャンネル『CURLY UNIVERSITY』の運営やAirbnbでタイの民泊『MALEE'S HOME』を運営している。
経歴
[編集]1978年8月9日、神奈川県に生まれる。地元の公立高校を卒業後、神田外語学院で国際ホテル科を学び専門士の資格を取得。
1999年、横浜プリンスホテルに入社し、宿泊部で勤務。2001年に退職後、イスラエルやコンゴ民主共和国でダイヤモンド事業を手掛ける小宮久と出会うことで、タイやベルギー、イスラエルなどでビジネス経験を積む。その後も宝飾、ダイヤモンド事業に従事し、タイやイスラエルなどでの活動を通じてビジネスの視野を広げた。[6]
2003年、タイに在住中に坂本龍馬に感銘を受け、後にタイ龍馬会を設立する。2010年、NPO法人日本PRを設立し理事長に就任。2017年、タイ龍馬会を発足し、会長に就任。2023年、プーケット移住に伴い隠居、2024年にプーケット日本語補習授業校の校長に就任した。
事業
[編集]苅部俊雄にとっての隠居とは「家督をゆずり、定職をはなれること」であり「閑居すること」ではない。営利活動から退くことを意味し、以下事業を通じて自身の志を全うすることとしている。[7]
OMTEST™
[編集]OMTEST™は、感謝の心を重視し、世界平和への貢献を目的とした事業である。おもてなしや人を思いやる心、グローバルマナーやサービス精神を広めることで、貧困問題や社会的な課題の解決を目指している。非営利活動として、セミナーやテストを通じてその理念を広めている。[8][9]
タイ龍馬会
[編集]2017年に設立したタイ龍馬会は、メンバーが志を実現するための交流の場として機能している。定期的に勉強会を開催し、文化交流や社会貢献活動も行っている。また、2025年には「龍馬World東アジア大会」を共催する予定である。[10][11]
プーケット日本語補習授業校
[編集]苅部俊雄は、2024年4月にプーケット日本人会を母体とするプーケット日本語補習授業校の校長に就任し、学校の組織改革や運営の改善に取り組んでいる。[12][13][14]
人物・エピソード
[編集]おもてなし
[編集]学生時代、居酒屋でアルバイトをしたときにお客様より「ありがとう」と感謝されるサービス業を天職と感じる。「サービス業を極めるにはホテルマン」と自分の進路を定め、横浜プリンスホテルに入社。退社理由は当時の不景気で人員削減がなされており「ベルボーイがチェックインの案内もできないなんてビジネスホテルと同じではないか」と言っていた[15]。同ホテルは5年後の2006年に閉館している。
下積み時代
[編集]苅部俊雄は、2001年に横浜プリンスホテルを退職してから2015年に結婚するまでの15年間を「下積み時代」と称している。この期間中、27回の転職と26回の引越しを経験し、5か国にわたり生活。また、5つの企業を起業している。[16]
読書好き
[編集]影響を受けた本として次の三冊を挙げている。
バイク旅
[編集]バイク旅が好きで日本全国一周、タイ全国一周、その他にもミャンマー、マレーシア、ラオス、カンボジア、ネパール、デンマーク、スウェーデン等々をバイク旅で回る。婚約10周年(2024年)、結婚10周年(2025年)には感謝の気持ちを込めてそれぞれ39日間(サンキュー)をかけて、夫婦水入らずで日本全国一周のバイク旅に出かける。
タイ全国一周の様子はタイ情報ポータルサイト&ニュースサイトであるタイランドハイパーリンクス『バイクで周るタイ全国一周男二人旅!』にて連載している[18]。
出版
[編集]2022年、苅部俊雄は『変人ポーの人間力』および『変人ポーの平和論』を幻冬舎から出版した。これらの書籍は、彼の人生経験を基にした対話形式で書かれており、特に彼の哲学や思想を反映している。また、タイ国日本人会に寄贈された。[19]
タイ情報ポータルサイト&ニュースサイトであるタイランドハイパーリンクス『タイの変人ポーにインタビュー』にて自身の哲学を変人ポーとして連載されている[20]。
著書
[編集]- 『変人ポーの人間力』(著者:苅部俊正)(2022年3月18日、幻冬舎) ISBN 9784344939318
- 『変人ポーの平和論』(著者:苅部俊正)(2022年3月18日、幻冬舎) ISBN 9784344939325
脚注
[編集]- ^ “日本PR | NPO法人ポータルサイト - 内閣府”. www.npo-homepage.go.jp. 2025年1月5日閲覧。
- ^ “日本PR | NPO法人ポータルサイト - 内閣府”. www.npo-homepage.go.jp. 2025年1月5日閲覧。
- ^ “加盟龍馬会”. 一般社団法人 全国龍馬社中. 2025年1月5日閲覧。
- ^ “加盟龍馬会”. 一般社団法人 全国龍馬社中. 2025年1月5日閲覧。
- ^ admin_pjss (2024年11月1日). “ごあいさつ”. プーケット日本語補習授業校. 2025年1月5日閲覧。
- ^ “変人ポーの人間力|ゴールドライフオンライン”. ゴールドライフオンライン (2022年12月6日). 2025年1月5日閲覧。
- ^ “変人ポーの人間力|ゴールドライフオンライン”. ゴールドライフオンライン (2022年12月6日). 2025年1月5日閲覧。
- ^ admin_omotest (2024年10月28日). “omotest.org”. omotest.org. 2025年1月5日閲覧。
- ^ “日本人の使命!おもてなし文化を世界に浸透させ心豊かな未来を! - クラウドファンディング READYFOR”. readyfor.jp. 2025年1月5日閲覧。
- ^ admin_thairyoma (2024年10月31日). “タイ龍馬会”. タイ龍馬会. 2025年1月5日閲覧。
- ^ “一般社団法人 全国龍馬社中”. 一般社団法人 全国龍馬社中 (2024年12月15日). 2025年1月5日閲覧。
- ^ “領事関連情報”. Ministry of Foreign Affairs of Japan. 2025年1月5日閲覧。
- ^ “日本語補習授業校委員会、プーケット日本語補習授業校を訪問|活動報告|バンコク日本人商工会議所”. www.jcc.or.th. 2025年1月5日閲覧。
- ^ admin_pjss (2024年10月31日). “プーケット日本語補習授業校”. プーケット日本語補習授業校. 2025年1月5日閲覧。
- ^ “変人ポーの人間力|ゴールドライフオンライン”. ゴールドライフオンライン (2022年12月6日). 2025年1月4日閲覧。
- ^ “変人ポーの人間力|ゴールドライフオンライン”. ゴールドライフオンライン (2022年12月6日). 2025年1月6日閲覧。
- ^ “変人ポーの人間力|ゴールドライフオンライン”. ゴールドライフオンライン (2022年12月6日). 2025年1月5日閲覧。
- ^ タイランドハイパーリンクス. “バイクで周るタイ全国一周男二人旅! | タイランドハイパーリンクス:Thai Hyper”. 2025年1月4日閲覧。
- ^ https://jat.or.th/gallery/140513_6f4b331fa10e87580fc7b1a37e4f19f7.pdf
- ^ タイランドハイパーリンクス. “変人ポーの『人間力』『平和論』 | タイランドハイパーリンクス:Thai Hyper”. 2025年1月4日閲覧。