若狭徹 (考古学者)
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若狭 徹(わかさ とおる、1962年 - )は、日本の考古学者、明治大学文学部教授。
経歴
[編集]長野県生まれ、群馬県育ち。群馬県立高崎高等学校、明治大学文学部史学地理学科考古学専攻卒業。2007年「古墳時代地域社会構造の研究 ―上毛野から提唱する水利開発主導型の社会モデル」で明大博士(史学)。群馬町教育委員会、高崎市教育委員会の学芸員として、史跡保渡田古墳群の調査・整備、かみつけの里博物館の建設・運営、史跡北谷遺跡・重要文化財新町紡績所・特別史跡上野三碑等の保存活用にたずさわる。2010年に濱田青陵賞・藤森栄一賞、2015年に古代歴史文化賞を受賞。高崎市教育委員会文化財保護課長を経て、2017年に明治大学に着任。野球選手の若狭徹は別人物。
著書
[編集]- 『古墳時代の地域社会復元 三ツ寺1遺跡』新泉社、2004 シリーズ「遺跡を学ぶ」
- 『古墳時代の水利社会研究』学生社、2007
- 『もっと知りたいはにわの世界 古代社会からのメッセージ』東京美術、2009 アート・ビギナーズ・コレクションプラス
- 『ビジュアル版 古墳時代ガイドブック』新泉社、2013 シリーズ「遺跡を学ぶ」 別冊
- 『東国から読み解く古墳時代』吉川弘文館、2015 歴史文化ライブラリー394
- 『前方後円墳と東国社会(古代の東国1 古墳時代)』吉川弘文館、2016
- 『学習まんが日本の歴史 1 列島のあけぼの』(監修)講談社、2020
- 『埴輪は語る』ちくま新書、2021
- 『古墳時代東国の地域経営』吉川弘文館、2021
- 『埴輪―古代の証言者たち』角川ソフィア文庫、2022
共編