苫前漁港
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苫前漁港 | |
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所在地 | |
国 | 日本 |
所在地 | 北海道苫前郡苫前町 |
座標 | 北緯44度19分00秒 東経141度39分09秒 / 北緯44.31667度 東経141.65250度座標: 北緯44度19分00秒 東経141度39分09秒 / 北緯44.31667度 東経141.65250度 |
詳細 | |
管理者 | 北海道[1] |
種類 | 第3種漁港[1] |
漁港番号 | 1131010[1] |
漁業協同組合 | 北るもい漁業協同組合[2] |
組合員数 | 42人[3] |
統計 | |
統計年度 | 平成26年 |
総陸揚量 | 3,345トン[3] |
陸揚金額 | 13億3,000万円[3] |
苫前漁港(とままえぎょこう)は、北海道苫前郡苫前町にある漁港。港則法上の「適用漁港」に指定されている[1]。留萌振興局のほぼ中央に位置しており、管内唯一となる「第3種漁港」になっている[4]。
施設
[編集]漁港には衛生管理型施設(屋根付き岸壁、雪氷冷熱利用型荷捌き所・雪貯蔵庫)がある。
沿革
[編集]慶長年間に「トママイ場所」が設置され、栖原家が松前藩から場所経営を請負い、運上家を設けてアイヌとの交易や漁場経営を行うようになった[5]。
- 1889年(明治22年):汽船「遠江丸」来航[5]。
- 1900年(明治33年):日本郵船政府補助航路小樽—天塩線臨時寄港開始[5]。
- 1901年(明治34年):藤山汽船道庁補助航路小樽—天塩線臨時寄港開始[5]。
- 1934年(昭和 9年):船入澗工事竣功[5]。
- 1935年(昭和10年):苫前両島定期航路(現在の羽幌沿海フェリー)設立し、苫前—天売—焼尻間就航(1969年廃止)[5]。
- 1950年(昭和25年):「第2種漁港」指定[4]。
- 1962年(昭和37年):「第3種漁港」指定[4]。
- 2004年(平成16年):「苫前地域マリンビジョン計画書」策定(2014年改訂)[6]。
主な水産物
[編集]日本海有数の好漁場である「武蔵堆」に近い立地条件になっている[7]。ホタテの稚貝や半成貝の養殖業を基幹とし、カレイの刺し網やタコ箱、エビの桁網やエビ篭などの漁業を行っているほか[7]、北海道内外からのイカ釣り船の受け入れ基地になっている[7]。
脚注
[編集]- ^ a b c d “漁港一覧 北海道” (PDF). 水産庁. 2017年12月3日閲覧。
- ^ “北るもい漁業協同組合”. 2017年12月3日閲覧。
- ^ a b c “苫前地区特定漁港漁場整備事業計画” (PDF). 北海道開発局. 2017年12月4日閲覧。
- ^ a b c “港湾整備事業・水産基盤整備事業(苫前漁港)”. 北海道開発局留萌開発建設部. 2017年12月4日閲覧。
- ^ a b c d e f “苫前町年代記録” (PDF). 苫前町町政要覧資料編. 苫前町. 2017年12月3日閲覧。
- ^ “苫前地域マリンビジョン計画書(改訂版)” (PDF). 苫前町. 2017年12月4日閲覧。
- ^ a b c “苫前の水産業”. 苫前町. 2017年12月3日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 水産庁ホームページ 2021年12月閲覧
- 苫前漁港(第3種漁港) - 北海道開発局留萌開発建設部