茂内駅
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茂内駅 | |
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駅舎(1989年8月) | |
しげない Shigenai | |
所在地 | 秋田県大館市雪沢字茂内屋布5-1 |
所属事業者 | 小坂製錬 |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面3線 |
開業年月日 | 1909年(明治42年)5月7日 |
廃止年月日 | 2009年(平成21年)4月1日 |
乗入路線 | |
所属路線 | 小坂線(本線) |
キロ程 | 13.9 km(大館起点) |
◄深沢 (1.2 km) (1.8 km) 篭谷► | |
所属路線 | 小坂線(長木沢支線) |
キロ程 | 0.0 km(茂内起点) |
(3.8 km) 長木沢► | |
備考 | 小坂線の貨物輸送廃止により廃駅 |
茂内駅(しげないえき)は、かつて秋田県大館市雪沢字茂内にあった小坂製錬小坂線の貨物駅(廃駅)である。2014年(平成26年)4月以降大館市の所有になる。
概要
[編集]貨物駅であったが当駅で取り扱う貨物は存在せず、閉塞区間の境界となる信号場としてのみ機能し、日本国内でも希少な通過中のタブレット授受が行われていた。また当駅と小坂駅との間は急勾配があり、上り列車に連結される補助機関車を解放する駅にもなっていた。そのほか、日本で最後まで腕木式の通過信号機が現役で使われていた。
かつては旅客営業も行っており、その名残で島式ホーム1面2線と単式ホーム1面1線が残っていた。
歴史
[編集]- 1908年(明治41年)9月15日:藤田組(DOWAホールディングスの前身)が小坂鉱山専用鉄道を開設。小坂に至る本線と二ツ屋(後の長木沢)に至る支線の分岐点として北秋田郡長木村に設置。
- 1909年(明治42年)5月7日:専用鉄道を改修し、小坂鉄道として一般営業開始。当駅開業。
- 1951年(昭和26年)4月5日:長木沢支線廃止。
- 1994年(平成6年)10月1日:旅客営業廃止。
- 2008年(平成20年)4月1日:営業休止。
- 2009年(平成21年)4月1日:廃止。
- 2014年(平成26年)4月1日:小坂製錬所有の駅舎およびDOWAメタルマイン所有のレールおよびレールの敷地が大館市に無償譲渡される。[1]
隣の駅
[編集]過去に接続していた路線
[編集]- 小坂鉄道
- 小坂線長木沢支線(1951年廃止)
- 茂内駅 - 長木沢駅