茨木兆輝
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茨木 兆輝(いばらぎ ちょうき、1930年5月11日 - )は、日本の僧侶。曹洞宗西蓮寺東堂。アジア仏教徒協会会長などを歴任。
来歴
[編集]佐賀県生まれ。1953年駒澤大学仏教学部禅学科卒業。すぐに永平寺で修行。1978年、長崎県佐世保市西蓮寺住職。
大学時代、児童教育部というサークルに所属し全国をまわる。人形劇グループ「こぐま」を永年にわたって主宰[1]。 佐世保空襲の体験記や戦争の背景を探る論文などを収めた1973年発行「火の雨」(佐世保空襲の記録編集会編)の編集委員[2][3]。
2011年6月、アジア仏教徒協会会長[4]。アジア仏教徒協会は、2011年に正力松太郎奨励賞、2014年に本賞を受賞した。
保護司、教誨師、老人ホームの生涯教育講師を長年つとめる。させぼ南無の会会長[5]、西蓮寺東堂。
受賞
[編集]- 2011年 正力松太郎奨励賞(アジア仏教徒協会 ASIAFUND「ABAミャンマー子ども基金」)
- 2014年 正力松太郎本賞(アジア仏教徒協会 ASIAFUND「ABAミャンマー子ども基金」)[6][7]
講演など
[編集]- 1994年3月 はかた南無の会 講演「いのちを磨く」 [8]
- 2007年7月18日 久田学園佐世保女子高等学校 講演「生きる希望と勇気と 幸せはどこから」[9]
- 2015年2月7日 国際宗教研究所公開シンポジウム「草の根交流と宗教者」(コメンテーター:井上順孝、司会:弓山達也)[10][11]
- 2016年12月8日 「佐世保空襲資料館」開館10周年記念講演会(佐世保空襲犠牲者遺族会主催)[12][13]
- 2019年6月13日 大野ことぶき大学 講座「光をめざして歩もう 」(佐世保市)[14]
関連項目
[編集]出典
[編集]- ^ 仏教企画. “「春彼岸特集 茨木兆輝老師に聞く」”. 2020年3月19日閲覧。
- ^ 東京北星会. “「火の雨 1945.6.29 佐世保空襲の記録」”. 2020年3月19日閲覧。
- ^ しんぶん赤旗2006.10.4. “佐世保市で最初の「地域の会」」”. 2020年3月19日閲覧。
- ^ ABA. “ABAの歴史”. 2020年3月19日閲覧。
- ^ はかた南無の会. “茨木兆輝 講師 2017”. 2020年3月19日閲覧。
- ^ 全国青少年教化協議会. “第38回正力松太郎賞の受賞者が決定 2014.3.28”. 2020年3月19日閲覧。
- ^ 全国青少年教化協議会. “第38回正力松太郎賞表彰式を開催 2014.6.16”. 2020年3月19日閲覧。
- ^ はかた南無の会. “会報目録(茨木兆輝1994)”. 2020年3月19日閲覧。
- ^ 久田学園佐世保女子高等学校. “講演 2007年7月”. 2020年3月19日閲覧。
- ^ 国際宗教研究所. “公開シンポジウム「草の根交流と宗教者」2015年2月7日”. 2020年3月19日閲覧。
- ^ 宗教情報リサーチセンター. “「国際的、持続する草の根交流と宗教者」2015年1月-3月”. 2020年3月19日閲覧。
- ^ 朝日新聞. “首相の真珠湾訪問「不戦決意は」佐世保で講演会 2016年12月9日”. 2020年3月19日閲覧。
- ^ 毎日新聞. “佐世保空襲資料館10周年「子供らに戦争体験させない」西蓮寺前住職が記念講演 2017年1月12日”. 2020年3月19日閲覧。
- ^ 佐世保市. “2019.6”. 2020年3月19日閲覧。