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荒木恭司

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

荒木 恭司(あらき きょうじ、1949年[1] - )は、日本の実業家島根電工社長。島根県出身。

来歴

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雲南市三刀屋町生まれ。駒澤大学法学部卒業。東京の芸能プロダクション勤務を経て、1972年島根電工株式会社入社[1]1985年出雲営業所所長、1989年取締役、1996年常務取締役[1]1999年専務取締役、2004年代表取締役副社長、2010年代表取締役社長に就任[1]

公共事業中心の経営の先行きを懸念し、小口工事・提案営業に経営をシフト。公共工事受注主体から「住まいのおたすけ隊」による小口工事の受注拡大に成功。バブル期よりも売上を倍増させた。また、週3日のノー残業デー、プレミアムフライデーの実施など働き方改革を進め、離職率1%の社員が辞めない会社にする。さらに全国でフランチャイズ展開を開始。同業者40社以上の経営支援を行う[2][3][4]

島根電工を中心として、同社100%出資のシンセイ技研株式会社、岡田電工株式会社、協和通信工業株式会社から構成される島根電工グループのトップも務める。

2018年6月、おたすけ隊とそのフランチャイズ事業が、きらりと光るサービスのビジネスモデルであるとして「日本サービス大賞 地方創生大臣賞」受賞[5]

島根県立大学理事、一般社団法人日本電設工業協会理事、一般社団法人島根県電業協会会長などを歴任[6][7][8][9][10][11][12][13][14][15][16][17][18]

著書

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  • 『「不思議な会社」に不思議なんてない』あさ出版 2016.7[19]

出典・脚注

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  1. ^ a b c d 荒木 恭司”. 幻冬舎ゴールドオンライン. 2022年12月13日閲覧。
  2. ^ ヒトカラえひめ. “半世紀に渡り培った教育制度が育む「期待をこえる感動」島根電工株式会社”. 2019年2月10日閲覧。
  3. ^ リフォーム産業新聞2017.1.3. “島根電工、少額工事軸にリフォーム売上70億円”. 2019年2月10日閲覧。
  4. ^ Webみやざき中央新聞. “建設業からサービス業へ(荒木恭司)”. 2019年2月10日閲覧。
  5. ^ 中国経済連合会. “2018年6月「日本サービス大賞 地方創生大臣賞」受賞”. 2019年2月10日閲覧。
  6. ^ 島根県立大学. “法人役員”. 2019年2月10日閲覧。
  7. ^ 島根県電業協会. “組織図”. 2019年2月10日閲覧。
  8. ^ 島根県経営者協会. “役員一覧・常任幹事”. 2019年2月10日閲覧。
  9. ^ 社会福祉法人 敬仁会. “敬友会役員一覧”. 2019年2月10日閲覧。
  10. ^ 経済産業省. “「おもてなし経営」推進フォーラムinちゅうごく”. 2019年2月10日閲覧。
  11. ^ 日経BP. “講師紹介”. 2019年2月10日閲覧。
  12. ^ 税理士法人レガシィ. “講師紹介”. 2019年2月10日閲覧。
  13. ^ 日本経営合理化協会. “講師紹介”. 2019年2月10日閲覧。
  14. ^ セミナー情報.COM. “荒木恭司プロフィール”. 2019年2月10日閲覧。
  15. ^ 経済産業省 中国経済産業局. “旬レポ中国地域 2014年8月号・テクノえっせい334「探り当てた金の鉱脈」”. 2019年2月10日閲覧。
  16. ^ 和歌山県. “労働セミナー2019.1.29”. 2019年2月10日閲覧。
  17. ^ 人を大切にする経営学会. “第3回全国大会・2016年8月”. 2019年2月10日閲覧。
  18. ^ サービス産業生産性協議会. “日本サービス大賞フォーラムin福岡・受賞組織報告会2019年3月”. 2019年2月10日閲覧。
  19. ^ 紀伊國屋書店. “「不思議な会社」に不思議なんてない”. 2019年2月10日閲覧。

 

外部リンク

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