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菅野文

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
かんの あや
菅野 文
生誕 (1980-01-30) 1980年1月30日(44歳)
日本東京都
職業 漫画家
活動期間 2001年[1] -
ジャンル 少女漫画
代表作オトメン(乙男)[2]
薔薇王の葬列[2]
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菅野 文(かんの あや、1980年1月30日[3] - )は、日本の漫画家。女性。東京都出身[3]

来歴

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朝基まさしアシスタントをしていた[1]

2001年、『花とゆめ』1号(白泉社)に掲載の「ソウルレスキュー」でデビューした[1]。以来、主に白泉社の雑誌で活動していたが、同じ場所に長くいることで作風を雑誌のカラーに合わせ「自分で自分を縛っているかもしれない」と感じるようになり、『月刊プリンセス』に移行した[4]

2006年から2012年まで『別冊花とゆめ』にて「オトメン(乙男)」を連載した[1][5]同作が好評だったため、『花とゆめ』本誌や『ザ花とゆめ』にも読み切り掲載の出張があった。[独自研究?]また、2009年には同作がフジテレビでテレビドラマ化された[6]

2022年1月、画業20周年を記念した原画展「菅野文 画業20周年記念展 in TOWER RECORDS SHIBUYA 〜『オトメン(乙男)』『薔薇王の葬列』の軌跡〜」を東京都のタワーレコード渋谷店にて開催[2]

作品リスト

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出版はいずれも白泉社(『薔薇王の葬列』のみ秋田書店)。

漫画

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  • ソウルレスキュー(『花とゆめ』2001年1号、5号、6号、11号 - 13号、18号、『ザ花とゆめ』2002年1月1日号、6月1日号、全2巻)
    • 第2巻に「夢色JUNK」(『花とゆめ』2002年5号掲載)併録。
  • ココロに花を!!(『花とゆめ』2003年1号、4号 - 6号、13号 - 15号、『ザ花とゆめ』2003年12月1日号、2004年2月1日号、全2巻)
    • 第1巻に「学校のススメ」(『花とゆめ』2002年13号掲載)併録。
  • 北走新選組(『別冊花とゆめ』2003年7月号、2004年5月号、7月号、全1巻)
  • 凍鉄の花(『花とゆめ』2003年18号、20号、『花とゆめプラス』2005年4月25日号、10月25日号、全1巻)
  • 悪性 -アクサガ-(『別冊花とゆめ』2005年1月号 - 2006年3月号、全2巻) - 隔月掲載
  • オトメン(乙男)(『別冊花とゆめ』2006年5月号 - 2013年1月号[5]、全18巻)
  • ひとりたち(全1巻)
    • 「ひとりたち」(『別冊花とゆめ』2010年3月号掲載[7])・「永遠のハニー」(『花とゆめプラス』2004年9月15日号掲載)・「悪性 -zero-」(『別冊花とゆめ』2004年11月号掲載)・「傷口から流れるあいのうた」(『ザ花とゆめ』2000年10月1日号掲載)を収録。
  • 誠のくに(『別冊花とゆめ』2013年4月号[8] - 2013年、全1巻) - 集中連載[8]
  • 薔薇王の葬列(『月刊プリンセス』2013年11月号[9] - 2022年2月号[10]、全17巻)
    • 薔薇王の葬列 外伝[11](『月刊プリンセス』2022年4月号[12] - 2023年10月号[13]、既刊2巻)※2023年4月14日現在 - 別表記は『薔薇王の葬列 王妃と薔薇の騎士』[13]
  • 冥王の柘榴(『チャンピオンクロス』2024年9月2日[14] - )

画集

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  • 「薔薇王の葬列」イラスト集 荊棘の棺(2018年、秋田書店)

挿絵

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  • ゆらひかる『とろけるほど奪われたい!』(2005年、白泉社花丸文庫)
  • 愁堂れな『被害者探偵 その美貌、僕の推理に役立ててみないか?』(2016年、富士見L文庫
  • 真楠ヨウ『薔薇王の葬列 original novel 五つの幕間』(2021年、富士見L文庫) ※上記自作のノベライズ

イラスト

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  • 弱虫ペダル 公式アンソロジー 放課後ペダル(2014年[15]、少年チャンピオン・コミックス)
  • 弱虫ペダル 公式アンソロジー 放課後ペダル 2(2015年[16]、少年チャンピオン・コミックス)
  • 刀剣乱舞-ONLINE- アンソロジー -出陣準備中!-(2016年[17]、プリンセス・コミックスDX)
  • KING OF PRISM by PrettyRhythm」アンソロジー ストリートのカリスマ(2017年[18]、プリンセス・コミックスDX)

師匠

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脚注

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  1. ^ a b c d e 菅野文”. コミックナタリー. ナターシャ. 2024年9月2日閲覧。
  2. ^ a b c 「オトメン(乙男)」「薔薇王の葬列」菅野文の画業20周年祝う原画展が渋谷で開催”. コミックナタリー. ナターシャ (2021年12月6日). 2021年12月6日閲覧。
  3. ^ a b 白泉社 作家データベース 菅野文”. 白泉社. 2016年8月27日閲覧。
  4. ^ ダ・ヴィンチ』第29巻第4号、KADOKAWA、2022年、ASIN B09QGNDBXJ [要ページ番号]
  5. ^ a b 別花で高尾滋「マダム・プティ」再開、「オトメン」は完結”. コミックナタリー. ナターシャ (2012年12月26日). 2024年9月2日閲覧。
  6. ^ オトメンTVドラマ化決定!8月よりスタート”. コミックナタリー. ナターシャ (2009年5月26日). 2016年8月27日閲覧。
  7. ^ 別冊花ゆめ3月号でオトメンの菅野文が感動の読み切り”. コミックナタリー. ナターシャ (2010年1月26日). 2022年1月6日閲覧。
  8. ^ a b 別花に菅野文の新選組シリーズ、「紅茶王子」新作予告も”. コミックナタリー. ナターシャ (2013年2月26日). 2021年1月6日閲覧。
  9. ^ 菅野文がプリンセスで新連載、BJ企画には市川春子ら登場”. コミックナタリー. ナターシャ (2013年10月4日). 2016年8月27日閲覧。
  10. ^ 菅野文「薔薇王の葬列」完結!3月に番外編が始動、6月にはTVアニメの舞台化も”. コミックナタリー. ナターシャ (2022年1月6日). 2022年1月6日閲覧。
  11. ^ 「薔薇王の葬列 外伝」がプリンセスで開幕、第1話では“白いの”のある日の出来事描く”. コミックナタリー. ナターシャ (2022年3月4日). 2023年9月6日閲覧。
  12. ^ プリンセス 2022年4月号”. 秋田書店. 2022年3月4日閲覧。
  13. ^ a b 月刊プリンセス 2023年10月号”. 秋田書店. 2023年9月6日閲覧。
  14. ^ 「薔薇王の葬列」の菅野文が挑む少年マンガ ダークファンタジー「冥王の柘榴」開幕”. コミックナタリー. ナターシャ (2024年9月2日). 2024年9月2日閲覧。
  15. ^ 羅川真里茂ら27作家「弱ペダ」描いたトリビュート作品集”. コミックナタリー. ナターシャ (2014年6月6日). 2017年7月23日閲覧。
  16. ^ 「弱虫ペダル」公式アンソロジー集の第2弾発売、新條まゆが描く今泉の胸チラも”. コミックナタリー. ナターシャ (2015年2月6日). 2017年7月23日閲覧。
  17. ^ 三条派の入浴姿や長谷部の寝顔を覗き見!「刀剣乱舞」男士の日常アンソロ”. コミックナタリー. ナターシャ (2016年3月16日). 2017年7月23日閲覧。
  18. ^ 「キンプリ」ストリート系アンソロ、カレー沢薫・服部昇大・まずりんら参加”. コミックナタリー. ナターシャ (2017年6月16日). 2017年7月23日閲覧。

外部リンク

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