菅野賢治
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菅野賢治(かんの けんじ、1962年- )は、フランス文学者、東京理科大学教授。
岩手県生まれ。1986年東京大学教養学部教養学科フランス分科卒業、同大学院仏文科博士課程単位取得退学。1994年パリ第10大学(ナンテール)文学研究科博士課程修了、東大文学部助手、1995年一橋大学法学部助教授、1998年東京都立大学人文学部助教授、2008年東京理科大学理工学部教授[1]。
著書
[編集]- 『ポール・レオトーの肖像』水声社 2001
- 『ドレフュス事件のなかの科学』青土社 2002
- 『フランス・ユダヤの歴史(上) 古代からドレフュス事件まで』慶應義塾大学出版会 2016
- 『フランス・ユダヤの歴史(下) 二〇世紀から今日まで』慶應義塾大学出版会 2016
- 『「命のヴィザ」言説の虚構 リトアニアのユダヤ難民に何があったのか?』共和国 2021
- 『「命のヴィザ」の考古学』共和国 2023
翻訳
[編集]- マルセル・リュビー『ナチ強制・絶滅収容所 18施設内の生と死』筑摩書房 1998
- ジョルジュ・ミノワ『未来の歴史 古代の預言から未来研究まで』平野隆文共訳 筑摩書房 2000
- ルイ・アルチュセール『フロイトとラカン 精神分析論集』石田靖夫,小倉孝誠共訳 人文書院 2001
- ゾラ・セレクション「時代を読む 1870-1900」小倉孝誠共編訳 藤原書店,2002
- レオン・ポリアコフ『反ユダヤ主義の歴史』1、3巻 筑摩書房 2005
- 同、4-5巻 合田正人共監訳 小幡谷友二,高橋博美,宮崎海子訳 筑摩書房 2006-07
- ヤコヴ・M.ラブキン『トーラーの名において シオニズムに対するユダヤ教の抵抗の歴史』平凡社 2010
- ヤコヴ・M.ラブキン『イスラエルとは何か』平凡社<平凡社新書> 2012
- アーノルド ゼイブル『カフェ・シェヘラザード』共和国 2020
脚注
[編集]- ^ 『イスラエルとは何か』訳者紹介