菊地太
表示
(菊地正孝から転送)
きくち ふとし 菊地 太 | |
---|---|
本名 | 菊地 正孝 |
生年月日 | 1951年4月5日(73歳) |
出生地 | 日本 岩手県 |
身長 | 176 cm[1][2] |
血液型 | O型[3] |
職業 | 俳優、モデル |
活動内容 | テレビドラマ、映画、舞台、CM |
主な作品 | |
テレビドラマ 『プロレスの星 アステカイザー』 『特捜最前線』 『大都会25時』 映画 『惑星大戦争』 |
菊地 太(きくち ふとし、1951年4月5日[1] - )は、日本の俳優、モデル。本名および旧芸名、菊地 正孝(きくち まさたか)[1][2][4]。
岩手県出身[1][2][4]。東海大学卒業[1][4]。俳優としては清野事務所に[1][4]、モデルとしてはインターシリーズに所属していた[2][5]。
人物
[編集]鶴田浩二に師事し、芸能界入り[6]。1975年『新幹線大爆破』(東映)の刑事役で俳優デビューする[6]。
その後はプロダクションに所属し、1976年に円谷プロ制作の特撮テレビドラマ『プロレスの星 アステカイザー』(NET、現・テレビ朝日)のオーディションに合格[6]。当初は初期の数話に出演する全日本チャンピオンのプロレスラー役の予定であったが、結果的に「ジョー神崎」役でレギュラーとして出演することとなった[6][7]。役作りのために新日本プロレスの道場に通い、ドロップキックやブレーンバスターなどのプロレス技も決められるようになったという[6]。主演を務めた島村美輝は、菊地について「ある意味番組にとって要となった人なんじゃないかな」と評している[8]。
特技は、アクション[1][4]。また、歌が趣味なことから日本クラウンよりCDもリリースしており、東映カラオケビデオへの出演も多い[6]。その他、モデルとしてCM出演も多数[6][2]。
出演
[編集]テレビドラマ
[編集]菊地正孝 名義
[編集]- プレイガール 第206話「銀嶺は復讐の血で燃えた」(1973年、12CH)
- 非情のライセンス(NET)
- 第1シリーズ
- 「兇悪の門」(1973年)
- 「兇悪の回路」(1973年) - バーテン
- 「兇悪のビーナス」(1973年)
- 「兇悪の陽だまり」(1974年)
- 第2シリーズ
- 第5話「兇悪のカナリア」(1974年) - 事務員
- 第15話「兇悪の故郷」(1975年) - 記者A
- 第44話「兇悪のヌード」(1975年) - アベックの男
- 第62話「兇悪の超特急」(1975年) - 警官B
- 第64話「兇悪の失恋」(1975年) - 警官
- 第72話「兇悪の密告」(1976年) - 男B[注釈 1]
- 第73話「兇悪のノクターン」(1976年) - 花崎組々員A
- 第3シリーズ 第14話「兇悪のマイホーム・連続身代わり殺人」(1980年)[注釈 1]
- 第1シリーズ
- 太陽にほえろ!(NTV)
- 第53話「ジーパン刑事登場!」(1973年)
- 第84話「人質」(1974年)
- 第94話「裏切り」(1974年)
- 雑居時代 第1話「自分の家に下宿する男」、第9話「お母さん」(1973年、NTV)
- 特別機動捜査隊(NET)
- 第598話「黄色い性の風化」(1973年) - 警官
- 第600話「海は帰らない」(1973年) - 学生風B
- 第606話「愛と憎しみの湖」(1973年) - ボーイ
- 第631話「大爆発」(1973年) - 男
- 第765話「ダイナマイトとダリヤの花」(1976年) - 伊勢 ※菊地太名義
- 幡随院長兵衛お待ちなせえ(1974年、MBS)
- 第1話「長兵衛誕生」
- 第24話「哀しい女」
- 仮面ライダーX 第14話「アポロガイスト くるい虫地獄」(1974年、MBS) - GOD機関工作員[注釈 2]
- 真夜中のあいさつ(1974年、TBS)
- 若い!先生 第23話「ふりむくな昨日を!」(1974年、TBS) - 組員
- がんばれ!!ロボコン(NET) - ガソリンスタンド店員
- 第1話「おいらロボット ロボコンだい」(1974年)
- 第7話「フンジャラ! スターになるぞ!!」(1974年)
- 第12話「ギャンギャラ! つらいぜロボット柔道」(1974年)
- 第15話「ギャホー! ニセハートマークだ!!」(1974年)
- 第25話「ペコペコリン!! 節約タイプは高くつく」(1975年)
- 第115話「ミスタリン!! 恐怖の通り魔事件」(1977年)
- 正義のシンボル コンドールマン(1975年、NET)
- 第3話「殺しが命 ダンガンマー」 - 死神四郎の部下[注釈 3]
- 第4話「輝け! ゴールデンコンドル」 - 金満社長の部下
- 敬礼!さわやかさん 第16話「愛のミニパト天使」(1976年、NET)
菊地太 名義
[編集]- プロレスの星 アステカイザー(1976年 - 1977年、NET) - ジョー神崎
- 俺たちの朝 第26話「親父と行きずりの女と春の凧」(1977年、NTV)
- 5年3組魔法組 第16話「魔法で相撲だハッケヨイ!」(1977年、NET)
- 快傑ズバット 第16話「殺しのぬれぎぬ 哀しみの健」、第17話「嘆きの妹 ふたりの健」(1977年、12CH) - バーテン左京次
- 特捜最前線(ANB)
- 第1話「愛の十字架」(1977年) - 立花会構成員
- 第10話「母・その愛の標的」(1977年)
- 第22話「標的 ある女の情炎」(1977年)
- 第41話「シクラメンは見ていた!」(1978年)
- 第54話「ナーンチャッテおじさんがいた!」(1978年)
- 第59話「制服のテロリスト達!」(1978年)
- 第66話「判決・毒薬を盛った女!」(1978年)
- 第79話「挑戦III・十三歳の旅立ち!」(1978年)
- 第82話「望郷殺人カルテット!」(1978年)
- 第109話「紫色のマニキュアをした女!」(1979年)
- 第115話「チリアーノを歌う悪女!」(1979年)
- 第125話「亡霊・帰って来た幽子!」(1979年)
- 第139話「消えた子連れ刑事!」(1979年)
- 第168話「亡霊・顔のない女!」(1980年)
- 第214話「バラの花殺人事件!」(1981年)
- 第231話「十字路・ビラを配る女!」(1981年)
- 第241話「歳末パトロールで逢った女!」(1981年)
- 第302話「始発電車にあった死体!」(1983年)
- 第336話「銀色の爪の娘たち!」(1983年)
- 第343話「汚職官僚の妻!」(1983年)
- 第349話「ギリシャから来た女!」(1984年)
- 第358話「単身赴任殺人事件!」(1984年)
- 第367話「六本木ラストダンス!」(1984年)
- 第374話「真夜中の殺人エレベーター!」(1984年)
- 第381話「スクープ・真夜中の証言者!」(1984年)
- 第385話「新幹線出張殺人!」(1984年)
- 第405話「浅草の老警官・7分間の嘘!」(1985年)
- 第421話「人妻を愛した刑事!」(1985年)
- 第430話「昭和60年夏・老刑事船村一平退職!」(1985年)
- 第435話「特命課・吉野刑事の殉職!」(1985年)
- 第450話「前略、神代課長様・天使からの告発状!」(1986年)
- 第462話「大崎の女・凍死トリック、死を招く雨!」(1986年)
- 第474話「エアロビクス・コネクション!」(1986年)
- 第485話「喪服のソープ嬢・1/30秒の殺人トリック!」(1986年)
- 第499話「退職刑事船村・鬼」、第500話「退職刑事船村II・仏」(1987年)
- 横溝正史シリーズII / 女王蜂(1978年、MBS) - 日下部達哉
- 土曜ワイド劇場(ANB)
- 大東京四谷怪談(1978年)
- 赤いさそりの美女(1979年)
- 三毛猫ホームズの推理(1979年)
- 松本清張の小さな旅館(1981年)
- 松本清張の駅路(1982年)
- 三毛猫ホームズの運動会(1983年)
- 東北新幹線殺人事件(1984年)
- 人妻の背徳日記殺人事件(1986年)
- 特急北アルプス殺人事件(1986年)
- アルプス秘湯推理旅行(1990年)
- 殺意の密室航路(2000年) - 黒田健
- 孤独の賭け(1978年 - 1979年、12CH) - 高木
- スーパー戦隊シリーズ(ANB)
- バトルフィーバーJ (1979年)
- 第4話「超魔力の罠だ!」 - 記者
- 第25話「撮影所は怪奇魔境」 - 山田
- 太陽戦隊サンバルカン 第23話「銀河魔境の女隊長」(1981年) - 新聞記者
- バトルフィーバーJ (1979年)
- 鉄道公安官 第12話「もりおか4号・消えた花嫁」(1979年、ANB)
- 騎馬奉行 第14話「初春大当たり千両くじ」(1980年、KTV)
- 花王名人劇場 / さらわれたスーパースター(1980年、KTV)
- 時代劇スペシャル / 佐武と市捕物控4(1982年、CX)
- 巨獣特捜ジャスピオン 第40話「リッチマン作戦・ダイヤ流星群の謎」(1986年、ANB) - テレビのリポーター
- 大都会25時(1987年、ANB) - 渡辺巡査部長
- ゴリラ・警視庁捜査第8班 第16話「無法の街に愛を」(1989年、ANB)
- はぐれ刑事純情派(ANB)
- 第4シリーズ 第17話「湯煙り北陸奥路・安浦刑事の婚前旅行!?」(1991年)
- 第5シリーズ 第5話「危険な愛情・父親を刺した女!?」(1992年)
映画
[編集]- 鬼輪番(1974年、東宝) - 親鬼
- メカゴジラの逆襲(1975年、東宝) - 宇宙人C[9]
- 新幹線大爆破(1975年、東映)
- 惑星大戦争(1977年、東宝) - 湊吾郎[9]
- 実録ヒットマン 妻・その愛(2002年、東映)
舞台
[編集]CM
[編集]- 小林製薬
- オリオンビール
- フィリップモリス
- NTT
- 日本オーナーズクラブ
- ケンタッキーフライドチキン
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d e f g 『日本タレント名鑑'92』VIPタイムズ社、1992年、116頁。
- ^ a b c d e 『日本タレント名鑑'2004』VIPタイムズ社、2004年、862頁。ISBN 978-4990124229。
- ^ インターシリーズによるプロフィール
- ^ a b c d e 『日本タレント名鑑'93』VIPタイムズ社、1993年、103頁。
- ^ 『日本タレント名鑑'93』VIPタイムズ社、1993年、730頁。
- ^ a b c d e f g ウルトラマンAGE8 2003, p. 59, 「CASER IN!!! AGAIN アステカイザー 2大キャスト・インタビュー 菊地太」
- ^ ブレインナビ 編 編『快傑ズバット大全』双葉社、2002年5月25日、97頁。ISBN 978-4575293715。
- ^ ウルトラマンAGE8 2003, p. 57, 「CASER IN!!! AGAIN アステカイザー 2大キャスト・インタビュー 島村美輝」
- ^ a b 東宝特撮映画全史 1983, p. 538, 「主要特撮作品配役リスト」
参考文献
[編集]- 『東宝特撮映画全史』監修 田中友幸、東宝出版事業室、1983年12月10日。ISBN 4-924609-00-5。
- 『ウルトラマンAGE Vol.8』辰巳出版、2003年。ISBN 978-4886418401。
外部リンク
[編集]- プロフィール - ウェイバックマシン(2007年10月25日アーカイブ分)
- 菊地正孝 - テレビドラマ人名録 - ◇テレビドラマデータベース◇
- 菊地太 - テレビドラマ人名録 - ◇テレビドラマデータベース◇