菊池幸見
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きくち ゆきみ 菊池 幸見 | |
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プロフィール | |
出身地 | 日本 岩手県遠野市 |
生年月日 | 1960年6月25日(64歳) |
血液型 | A型 |
最終学歴 | 法政大学法学部法律学科 |
勤務局 | IBC岩手放送 |
部署 | 報道局アナウンス部 |
活動期間 | 1983年4月 - 現在 |
公式サイト | 菊池幸見アナウンサーの日記 |
担当番組・活動 | |
出演中 | 朝からRADIO |
出演経歴 | 幸見の週刊おじさん白書 |
菊池 幸見(きくち ゆきみ、1960年〈昭和35年〉6月25日[1] - )は、IBC岩手放送のアナウンサー、作家。1983年にIBC岩手放送に入社。「爆発ワイドラジオ新鮮組」(以下「新鮮組」)「IBC TOP40」など数多くの人気番組を担当した。現在、岩手県盛岡市在住。
略歴
[編集]- 中学・高校時代はいわゆるハガキ職人で、特に『あのねのねのオールナイトニッポン』では「黄金バット」というペンネームで常連投稿者として知られていた[2]。一方でBCLも趣味で、特に『アンデスの声』の日本語放送担当だった尾崎夫妻とは長く文通を続けた仲[2]。
- 法政大学在学中は落語研究会に所属しており、研究会仲間に元読売テレビの森武史がいた。また、文化放送でみのもんたの番組のアルバイトを経験していて、彼にずいぶん鍛えられたという[1]。
- ニッポン放送の入社試験も受験しており、そのときの試験官は、のちに同社社長となる亀渕昭信であった[1]。
- フリートークでの朴訥さ漂う語りが特徴。また得意とする「方言」も菊池の武器であり、「南部弁が堪能なアナウンサー」として、県内放送局でも数少ない存在となっている。
- 1985年頃、同じラジオ番組を担当していた村井博子アナウンサーと「たけのこのこ合唱団」としてレコード「素敵にきらめいて」をリリース、夏の高校野球岩手県大会の開会式にも使われた[1]。
- 1980年代には、自分の弟子軍団「ゆきみ軍団」、そのまた弟子の軍団「ゆきみ軍団セピア」が存在しており、一部の団員は「新鮮組」に出演していた[1]。
- 伊奈かっぺいとの交流が深く、「にぎりっぺい」の名を賜ったこともある。岩手ならではの話を収録した「岩手でござい!」という本も著しており、伊奈かっぺい本人は、これに影響され1991年に「青森でござい!」を出版したなお、1994年には、あゆかわのぼるの「秋田でごさい!」も出版されている。
- 趣味は釣りとプロレス観戦。特にプロレス好きの側面は「新鮮組」時代によく現れており、番組内に「山本大鉄(山本小鉄のもじり)」なるキャラクターが登場したこともあった。ザ・グレート・サスケがみちのくプロレスを旗揚げすると、IBCで放送された団体初のテレビ中継において大仁田厚対サスケの電流爆破デスマッチを実況した。
- 1997年には「夕方ワイド番組」ブームに乗ってテレビの帯番組企画が立ち上がり、冠番組「幸見の夕刊テレビ」の司会に就任。しかし同時期に始まった裏番組「5きげんテレビ(テレビ岩手)」の優勢を崩せず1年半で終了。以後はふたたびラジオ番組担当が主となる。
- 2010年、司会を勇退した大塚富夫から譲られる形で「IBCラジオ・チャリティー・ミュージックソン」司会となり、2023年現在も継続中である。
- 2013年、照井健の後任として「じゃじゃじゃTV」の司会に就任(2023年まで)。
- 2003年に「泳げ、唐獅子牡丹」を上梓し、作家デビュー。岩手県を舞台に、放送局に勤務する自身の経験・知識を生かした小説を数年に一作のペースで発表している。なおこれにより、盛岡文士劇では通常、アナウンサーは現代劇パートに出演するのだが作家がキャストの中心となる時代劇パートに出演している。
- 2020年に定年を迎えた。嘱託社員として引き続き在籍している。
現在の担当番組
[編集]テレビ
- 岩手日報IBCニュース
- わが町バンザイ(毎週水曜 19:00 - 19:57)
- いわてホットライン(毎年1月1日)
ラジオ
- 朝からRADIO(月曜、火曜担当[3])
- JAホット通信(土 17:20 - 17:30)
- 新みちのく物語(日8:05 - 8:15)
- IBCラジオ・チャリティー・ミュージックソン(毎年12月24日-25日、2010年 -)2024年は喉の調子が悪いため欠席し、代役で奥村奈穂美(IBCアナウンサー)とアシスタントに井丸貴拡(IBCアナウンサー)が出演。
- 晋照☆法玲のわくわくラジオ(月曜 17:45 - 18:00) オープニングとエンディングのナレーション
- ワイドステーション(水、2023年4月 - )
- 福田こうへいのゆっくり行ぐべぇ〜(日、6:45 - 7:00、2023年7月16日 - ) 風見好栄(IBC岩手放送アナウンサー)の代役で出演、10月1日より正式に担当。
- 気になる土曜日(毎月第3土曜、7:10 - 7:25) 伊藤美幸(元IBCアナウンサー)との共演。
- 健康イキイキ!(日曜、7:15 - 7:30)
過去の担当番組
[編集]テレビ
- 幸見の夕刊テレビ(総合司会、1997年4月 - 1998年9月)
- じゃじゃじゃTV(2代目MC、2013年4月 - 2023年3月25日)
- じゃじゃじゃTV いわて希望の力スペシャル(不定期、水19:00~19:54)
ラジオ
- 菊池幸見のグーテンモルゲン(土 7:00 - 10:45)
- 幸見の週刊おじさん白書
- ワイドステーション(金曜担当)
- 我が町バンザイ[1]
- 解説 義経北行伝説(日 8:05 - 8:15、2008年9月28日終了)
- 方言詩の世界
- 爆発ワイドラジオ新鮮組 (1984年~1990年まで)[1]
- でんリクワイド新鮮組(1990年)
- ぽっぷん王国
- らんまんラジオ寄席(隔年、岩手県内公開収録時の司会進行)
CM
[編集]- テレビ
- ラジオ
- カイジョー株式会社(遠野市)
- ドローンピーク(滝沢市大釜)
- IBCラジオ特殊詐欺防止キャンペーン
- 農家の味方 岩手本店 - 神山浩樹(IBCアナウンサー)と共演
- ピーマンのあきちゃん農園
- みちのくクボタ
- 胆沢産直センターあじさい
- 岩手県産株式会社大感謝祭(2023年9月16日・17日、ツガワ未来館アピオで開催)
- 八幡平山賊まつり(2023年10月7日・8日・9日開催)
- 土日ジャンボ市 - 奥村奈穂美(IBCアナウンサー)と共演
- 土日ジャンボ市創業祭、じゃんまる - 川島有貴(IBCアナウンサー)と共演
- 繁田園 全商品値引き祭り
- 2023年10月21日まで開催
- 2023年11月13日から11月18日まで開催
- 材木町よ市(盛岡市、2023年11月最終土曜日まで開催)
- 信用生協
- メガネのおくやま - 奥村奈穂美(IBCアナウンサー)と共演
- 盛岡建設労働組合 - 井丸貴拡、水越かおる(共にIBCアナウンサー)と共演
- 佐藤園芸(奥州市)
- IBC開局70周年記念ラジオドラマ 計算の神様(2023年12月25日夜8時から放送)
- エヌティーコンサルタント(盛岡市)
- IBCラジオ・チャリティー・ミュージックソン(開催のお知らせ、募金の受付のお知らせなど)
- 特選ぎんどろ寄席(2024年12月開催)
- 春風亭小朝新春独演会(2025年1月開催)
- Chrisitmas Jazz Night in HANAMAKI(2024年12月開催)
他
著書
[編集]- 岩手でござい!(1994年)
- 『泳げ、唐獅子牡丹』(祥伝社、2003年・2008年文庫
- 『翔けろ、唐獅子牡丹』(2011年・文庫書下ろし 祥伝社文庫)
- 『走れ、健次郎』(祥伝社、2014年・2017年祥伝社文庫)
- 監修
- 『岩手共和国のオキテ100カ条 布団は「とる」べし、ゴミは「投げる」べし! 岩手県ってこんな県だったの?ここのオキテはけっこうすごい!』監修. メイツ出版, 2015.6
CD
[編集]- 岩手弁「方言詩の世界」
- 岩手弁かるた~方言詩の世界 CD付き(2009年11月21日)菊池幸見、奥村奈穂美
- 岩手弁かるた~方言詩の世界2011 CD付き(2010年11月20日)菊池幸見、奥村奈穂美
- じぇじぇ?!じゃじゃ?!これがホントの岩手弁(TKCA-74037) 2014年1月1日
関連サイト
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c d e f g 『DJ名鑑 1987』三才ブックス、1987年2月15日、207頁。
- ^ a b 『ラジオパラダイス』(三才ブックス)1990年4月号 p.45
- ^ 2009年3月までは木曜も担当。また2015年3月までは水曜も担当。
外部リンク
[編集]- 菊池幸見アナウンサーの日記 - IBC岩手放送