菊池温泉
菊池温泉 | |
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温泉情報 | |
所在地 | 熊本県菊池市 |
座標 | 北緯32度59分2秒 東経130度48分57秒 / 北緯32.98389度 東経130.81583度座標: 北緯32度59分2秒 東経130度48分57秒 / 北緯32.98389度 東経130.81583度 |
交通 | 鹿児島本線熊本駅より熊本電鉄バスで約70分または豊肥本線肥後大津駅より熊本電鉄バス・産交バスで約40分 |
泉質 | 単純温泉 |
泉温(摂氏) | 45 °C |
液性の分類 | アルカリ性 |
外部リンク | 菊池温泉観光旅館協同組合 |
菊池温泉(きくちおんせん)は、熊本県菊池市の中心部、隈府一帯にある温泉。泉質は弱アルカリ性で肌によいため「化粧の湯」と呼ばれる。湯量が豊富。
泉質
[編集]柔らかくヌルヌルすべすべとした肌触り。良質で肌に吸いつくような濃厚な湯で、美肌効果があると言われる。そのことから「乙女の肌」ともいわれる。
温泉街
[編集]約40軒の旅館が存在する。
温泉街では「周湯券」という湯巡手形を発行しており、1000円で3カ所の温泉を楽しむことができる。
歓楽街的要素が強いことで知られ、従来は男性客、団体客がコンパニオンを呼ぶ宴会型の温泉地であった。そのため最近の女性客、個人・家族客中心の保養型志向の流れの中で伸び悩み、宿泊客数は平成元年の約44万人をピークに減少を続けている。
そこで地元では、女将が中心となって「おしどり夫婦の里」づくりを進め、「わいふ(隈府、ワイフ=妻)の湯」「美肌の湯」をうち出すなど方向転換とイメージアップをはかっている。
また歴史的街並みを保存しようと住民が景観形成協定を結び、景観整備に取り組んでいる。隈府の町中を流れている築地井手を一部復元した水辺空間や、しゃれた店舗等も少しずつ整備されてきている。街路灯にも菊池一族の並び鷹の羽の紋章や菊池千本槍をイメージした斬新なデザインのものが設置されるなど、歴史的町並みづくりへの取組みも進められている。
歴史
[編集]隣の山鹿温泉が古くから知られているのと比べると歴史は浅く、開湯は1954年(昭和29年)である。熊本市の奥座敷として栄えた。
2006(平成18)年11月には、菊池川流域の玉名温泉、山鹿温泉、植木温泉の3温泉地とともに「菊池川温泉郷づくり協議会」を発足させ、「菊池川温泉郷」ブランド化を目指して共通商品や広域観光ルートの開発などに取り組んでいくことになった。
アクセス
[編集]- 熊本桜町バスターミナルより熊本電鉄バス菊池温泉ゆきに乗車し終点「菊池温泉・市民広場前」下車。
- JR九州豊肥本線肥後大津駅より九州産交バス山鹿温泉ゆきに乗車し「菊池温泉・市民広場前」下車。
- 九州自動車道植木インターチェンジより14㎞。