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華山1914文化創意産業園区

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
華山1914文化創意産業園区
華山1914文化創意產業園區
地図
概要
所在地 台湾台北市中正区八徳路一段1号
座標 北緯25度02分40秒 東経121度31分46秒 / 北緯25.04444度 東経121.52944度 / 25.04444; 121.52944座標: 北緯25度02分40秒 東経121度31分46秒 / 北緯25.04444度 東経121.52944度 / 25.04444; 121.52944
面積 19,800 m2[1]
開業 2005年
ウェブサイト
公式ウェブサイト
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華山1914文化創意産業園区(かざん1914ぶんかそういさんぎょうえんく、繁体字: 華山1914文化創意產業園區; 簡体字: 华山1914文化创意产业园区; 繁体字: 華山1914文化創意產業園區; 拼音: Huàshān 1914 Wénhuà Chuàngyì Chǎnyè Yuánqū英語: Huashan 1914 Creative Park)は、台湾台北市中正区にある商業・文化施設。華山1914文創園区華山1914とも呼ばれる。運営は台湾文創発展基金会[2]

前身は日本統治時代の台湾に建てられた酒造工場で、1987年に操業停止してから廃墟状態となっていたが、2003年文化省が管理を始め、2005年に華山1914文化創意産業園区としてオープンした[3]

沿革

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酒造工場としての営業

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1914年、日本統治時代の台湾に「芳醸株式会社酒造廠」という酒造工場が建築された[4]。8年後の1922年には台湾で酒やタバコの専売制が施行され、「台灣總督府專賣局台北酒工場」という施設名に改称され、官営化した[4][5]太平洋戦争後の1946年には中華民国政府に接収され、「台灣省專賣局台北酒工廠」に[5]、1947年には「台灣省菸酒公賣局第一酒廠」と改称した[6]

その後は多種の醸造酒果実酒などを製造していたが[5]、1987年に工場が林口区に移ったことを期に操業停止し、10年以上に亘って放置されて落書きなどの無法状態が続いた[3]

文化施設としての営業

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操業停止から10年以上放置されていたが、2003年に行政院文化建設委員会(文化部の前身)が管理を始め[7]、2005年に華山1914文化創意産業園区としてオープンした[3]

施設名の「華山」は初代台湾総督樺山資紀の名前に[4]、「1914」は酒造工場の建築年に由来している[8]

2019年現在、週末になると沢山のイベントが開催され、カフェ雑貨屋、ライブ会場、映画館公園などがある[9]

主なテナント

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未来市 - 2018年にできた雑貨屋で、アート作品や生活用品、食品インテリア化粧品などが33のブースでそれぞれ販売されている[9]

華山Laugh&Peace Factory(吉本興業) - 吉本興業の台湾拠点で、日本の文化や情報を発信し、台湾の文化と融合をはかる事業をしている[10][11]

FabCafe Taipei(ロフトワーク) - ロフトワークが運営しているカフェ[12]

アクセス

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脚注

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  1. ^ 100年前の酒造工場をリノベーション! 台北のカルチャースポット「華山1914」”. 現代ビジネス. 講談社 (2014年11月6日). 2021年11月13日閲覧。
  2. ^ 「日本は後進国、台湾は先進国」―近代化遺産の「懐旧」的活用術を台湾に学ぶ”. nippon.com. p. 3 (2019年4月21日). 2021年11月12日閲覧。
  3. ^ a b c アートと歴史が混在する場所!台北「華山1914文創園区」”. トラベルjp. ベンチャーリパブリック (2018年9月18日). 2021年11月12日閲覧。
  4. ^ a b c 華山1914文化創意産業園区 役目を終えた「廃虚」がアートを楽しむおしゃれなパークに”. みんなの台湾修学旅行ナビ. SNET台湾. 2021年11月12日閲覧。
  5. ^ a b c 元は酒工場。いい意味で”汚く”建造物を残せた台北のリノベ施設”. TRIP'S(トリップス). Orange (2017年8月22日). 2021年11月12日閲覧。
  6. ^ 華山1914文創園区 Huashan1914・Creative Park 華山1914文化創意產業園區”. 台北ナビ. 台湾ナビ(台湾那比達科股份有限公司). 2021年11月12日閲覧。
  7. ^ a b c 華山1914文創園区:台北のフォトジェニックスポットはノスタルジーなリノベーション空間【インスタ映え】”. タズネル. ギズ (2018年10月12日). 2021年11月12日閲覧。
  8. ^ 台湾? ●「華山1914文創園区」”. 産経 こどもニュース. 産経デジタル (2016年6月16日). 2021年11月13日閲覧。
  9. ^ a b 【台湾】緑とアートがあふれる台北のお洒落スポット「華山1914文創園区」”. TABIZINE. オンエア (2019年1月18日). 2021年11月13日閲覧。
  10. ^ 吉本、台北に日本文化の発信拠点 台湾文化との融合も模索 (Paid subscription required要購読契約)”. 日本経済新聞 (2017年5月27日). 2021年11月13日閲覧。
  11. ^ 吉本興業、台北に「華山Laugh&Peace Factory」 さまざまなコンテンツ発信”. 産経ニュース. 産経デジタル (2017年7月11日). 2021年11月13日閲覧。
  12. ^ 台湾で人気を集める、ものづくり空間やスマホアプリ”. ハフポスト. BuzzFeed Japan (2014年9月16日). 2021年11月13日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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