華麗なる千拍子'99
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『華麗なる千拍子'99』(かれいなるせんびょうし きゅうじゅうきゅう)は宝塚歌劇団の舞台作品。雪組[1]公演。副題は「高木史朗作品より[2]」。形式名は「グランド・レビュー[2]」。22場[2]。
監修は酒井澄夫[2]、構成・演出は中村一徳[2]。併演作品は『バッカスと呼ばれた男[1]』。
解説
[編集]※『宝塚歌劇100年史(舞台編)』の宝塚大劇場公演[3]参考。
1960年初演で、東京公演が芸術祭賞を受けた作品『華麗なる千拍子』の再演。世界巡りの構成になっており、宝塚の舞台の特徴を生かした伝統的なショースタイルを展開。タイトルに「'99」と付けたのは初演のエスプリはそのままに、1999年当時の時代に合致したリズム(千拍子)をテーマに、リメイクして再構成。
公演期間と公演場所
[編集]スタッフ
[編集]- 作曲・編曲[2]:西村耕次/甲斐正人/鞍富真一
- 音楽指揮[2]:佐々田愛一郎
- 振付[2]:名倉加代子/家城比呂志/藍エリナ/大谷盛雄
- 装置[2]:関谷敏昭
- 衣装[2]:任田幾英
- 照明[2]:勝柴次朗
- 音響[2]:加門清邦
- 小道具[2]:万波一重
- 効果[2]:木多美生
- 演出助手[2]:鈴木圭
- 装置補[2]:広森守
- 衣装補[2]:河底美由紀
- 舞台進行[2]:表原渉
- 舞台美術製作[2]:株式会社宝塚舞台
- 演奏[2]:宝塚管弦楽団
- 制作[2]:村上信夫
オリジナルスタッフ
[編集]- 作・演出[2]:高木史朗
- 振付[2]:康本晋史/渡辺武雄/岡正躬/佐々木和男/県洋二
- 音楽[2]:中井光晴/入江薫/中元清純/河崎恒夫/高井良純/寺田瀧雄/南安雄
- 装置[2]:石濱日出雄
- 衣装[2]:静間潮太郎
- 照明[2]:今井直次
主な配役
[編集]- 歌う紳士S、千拍子の歌手、マタドールS、パイナップルの女王、リオの男S、ニューヨークの男S、デュエットの男S、パレードの紳士S - 轟悠[2]
- 淑女S、恋人、リオの女S、踊る女S、ニューヨークの女S、デュエットの女S、パレードの淑女S - 月影瞳[2]
- 紳士A、スタンリー、リオの男A、踊る男A、ニューオリンズの男A、ニューヨークの男A、花の紳士、パレードの歌手A - 香寿たつき[2]
- 紳士A、黒い影S、リオの男A、踊る男A、ギャルソン、パレードの歌手A - 汐風幸[2]
- 紳士・トリオ、マタドール、リオの男・歌手、リオの男A、モンマントルの歌手、パレードの歌手 - 安蘭けい[2]
- 紳士・トリオ、ジェイソン、踊る男A、リオの男A、踊る紳士、パレードの歌手 - 成瀬こうき[2]
- 紳士・トリオ、マタドール、踊る男A、リオの男A、アフリカの男、パレードの歌手 - 朝海ひかる[2]
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 編集:森照実・春馬誉貴子・相井美由紀・山本久美子、執筆:國眼隆一『宝塚歌劇90年史 すみれの花歳月を重ねて』宝塚歌劇団、2004年4月20日。ISBN 4-484-04601-6。
- 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(舞台編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14600-3。