藤原誠 (文部官僚)
表示
藤原 誠 ふじわら まこと | |
---|---|
2022年11月7日、東京国立博物館 創立150年記念式典にて | |
生年月日 | 1957年7月23日(67歳)[1] |
出生地 | 東京都 |
出身校 | 東京大学法学部 |
前職 | 文部科学事務次官 |
現職 | 東京国立博物館館長 |
在任期間 | 2022年6月 - 現職 |
在任期間 | 2018年10月16日 - 2021年9月21日 |
文部科学省初等中等教育局長 | |
在任期間 | 2016年6月21日 - 2017年7月 |
在任期間 |
2015年8月4日 - 2016年6月21日 2017年7月11日 - 2018年10月 |
藤原 誠(ふじわら まこと、1957年7月23日 - )は、日本の文部・文科官僚。東京国立博物館長。文部科学事務次官、文部科学省初等中等教育局長、文部科学省大臣官房長などを歴任した。
人物・経歴
[編集]東京都出身[2]。1976年3月、東京学芸大学附属高等学校卒業[3]。一浪し、東京大学へ入学。1982年 東京大学法学部卒業、文部省入省(文化庁著作権課[4])。文部科学省大臣官房会計課長、文部科学省大臣官房審議官(初等中等教育局担当)、文部科学省高等教育局私学部長、文部科学省大臣官房長などを歴任。
2017年3月30日、松野博一文部科学大臣は、文部科学省天下り問題をめぐる省内での調査結果の最終報告を発表した。藤原は減給10分の2(4カ月)の懲戒処分を受けた[6]。同年7月4日、文科省は、藤原を初等中等教育局長から降格し、7月11日付で大臣官房長に戻す人事を発表した[7][8]。
2018年、文部科学事務次官に昇進[9][10]。「面従腹背やめよう」と、政策転換を呼び掛けた[11]。
2021年、官房長時代に学校法人理事長と会食を複数回行っていたことが判明し、文部科学省で調査が行われた[12]。同年9月、退官[13]。同年12月、リバティヒルズコンサルティング代表社員[14]。
2022年6月、東京国立博物館長に就任。
2023年3月、日本いけばな芸術協会会長に就任[15]。
脚注
[編集]- ^ 『政官要覧 平成29年春号』政官要覧社、2017年2月発行、888頁
- ^ “藤原誠-文部科学事務次官の略歴書”. 弁護士山中理司のブログ. 2023年5月29日閲覧。
- ^ 附属だより 第113号 令和元年7月8日
- ^ 『文部科学省名鑑 2020年版』時評社、2020年1月31日、3頁
- ^ “文部科学審議官小松氏が就任 初中局長に藤原氏”. 日本教育新聞 (2016年6月20日). 2023年5月30日閲覧。
- ^ 「追加処分者一覧」毎日新聞2017年3月30日 21時28分(最終更新 3月30日 22時27分)
- ^ “文科局長:2度目の官房長に 「天下り」処分で異例人事”. 毎日新聞 (2017年7月4日). 2023年5月29日閲覧。
- ^ 文科事務次官に「官邸直系」の藤原誠官房長 FACTA online 2018年10月号
- ^ 文科事務次官に藤原誠氏 引責辞任の戸谷一夫氏の後任産経新聞2018.10.16 11:29
- ^ 「不適切接待で次官辞任の文科省 後任に藤原官房長」朝日新聞デジタル2018年10月16日
- ^ 藤原誠・新次官「面従腹背やめよう」文科省日本テレビ
- ^ 文科次官、補助金受給の学校法人と元副大臣の会食に同席朝日新聞デジタル2021年3月23日 11時36分
- ^ “文科次官に義本氏”. 日本経済新聞 (2021年9月11日). 2021年9月10日閲覧。
- ^ 国家公務員法第106条の25第1項等の規定に基づく国家公務員の再就職状況の報告(令和3年10月1日~同年12月31日分)令和4年3月 2 5 日 内 閣 官 房 内 閣 人 事 局
- ^ 新会長就任のお知らせ 公益財団法人日本いけばな芸術協会 2023年3月8日
官職 | ||
---|---|---|
先代 事務代理 |
文部科学事務次官 2018年 - 2021年 |
次代 義本博司 |
先代 戸谷一夫 |
文部科学事務次官事務代理 2018年 |
次代 事務次官就任 |
先代 戸谷一夫 佐野太 |
文部科学省大臣官房長 2015年 - 2016年 2017年 - 2018年 |
次代 佐野太 生川浩史 |
先代 小松親次郎 |
文部科学省初等中等教育局長 2016年 - 2017年 |
次代 高橋道和 |