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藤垣裕子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

藤垣裕子(ふじがき ゆうこ、1962年4月19日- )は、日本の科学論・科学技術社会論研究者、東京大学教授。

来歴

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東京都生まれ。旧姓・林[1]桜蔭高等学校を経て、1985年東京大学教養学部基礎科学科卒業、90年同大学院総合文化研究科広域科学専攻博士課程修了、「情報処理技術者における作業関連ストレスとワークロード」で学術博士。90年東大教養学部助手、1996年10月科学技術庁科学技術政策研究所主任研究官、2000年東京大学総合文化研究科広域システム科学系助教授、2007年准教授、2010年教授。

著書

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  • 『ソフトウェア技術者の職業性ストレス』労働科学研究所出版部 労働科学叢書 1992
  • 『専門知と公共性 科学技術社会論の構築へ向けて』東京大学出版会 2003
  • 『科学者の社会的責任』 岩波書店 2018

共編著

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  • 『研究評価・科学論のための科学計量学入門』調麻佐志平川秀幸富沢宏之共著 丸善 2004
  • 『科学技術社会論の技法』編 東京大学出版会 2005
  • 『社会技術概論』小林信一,小林傳司共編著 放送大学教育振興会 2007
  • 『科学コミュニケーション論』廣野喜幸共編 東京大学出版会 2008
  • 『社会人のための東大科学講座 科学技術インタープリター養成プログラム』石浦章一,黒田玲子,長谷川寿一,松井孝典,村上陽一郎共著 講談社 2008
  • 『Lessons from Fukushima: Japanese Case Studies on Science and Technology Studies』編 Springer, 2015
  • 『大人になるためのリベラルアーツ 思考演習12題』石井洋二郎共著 東京大学出版会 2017
  • 『東大教授が考えるあたらしい教養』柳川範之共著 幻冬舎 2019
  • 『科学技術社会論の挑戦1 科学技術社会論とは何か』小林傳司,塚原修一,平田光司,中島秀人共著 東京大学出版会 2020
  • 『科学技術社会論の挑戦2 具体的課題群』小林傳司,塚原修一,平田光司,中島秀人共著 東京大学出版会 2020

翻訳

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  • セオドア・M・ポーター『数値と客観性 科学と社会における信頼の獲得』みすず書房 2013
  • ルート・ライデスドルフ『科学計量学の挑戦 コミュニケーションの自己組織化』富沢宏之共訳 玉川大学出版部 2001

参考

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脚注

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  1. ^ 『週刊朝日』1981年4月3日「東大合格者全氏名」