藤森神社 (摂津市)
表示
藤森神社 | |
---|---|
所在地 | 大阪府摂津市鳥飼西2丁目1-1 |
位置 | 北緯34度46分19.6秒 東経135度34分56.4秒 / 北緯34.772111度 東経135.582333度 |
主祭神 | 舎人親王・菅原道真 |
社格等 | 郷社 |
例祭 | 10月18日 |
藤森神社(ふじもりじんじゃ)は、大阪府摂津市に鎮座する神社。
祭神
[編集]歴史
[編集]『摂津名所図会』に「鳥飼西邑にあり。此の地五ヶ村の産土神なり。例祭九月九日。山州藤杜崇道神敬天皇を勧請せり」とあり、舎人親王を京都藤森神社より勧請した。社域が淀川に近く、古来より水害を蒙り、ある年神輿が流れて吹田に至ったことから、御旅所を高浜神社の境内に置いたという。今の社殿は天正5年(1577年)の建築[1]。天坊幸彦は、この地がもと鳥養部の居住地で『日本書紀』『新撰姓氏録』にその名があり、その部民が祖先天湯河桁命を祀っていたものが、神社の名が京都の藤森と同じことから祭神を舎人親王とした[2]としている。
- 明治5年(1872年)郷社に列す。
- 明治40年(1907年)1月、神饌幣帛料供進社に指定される。
- 明治41年(1908年)1月15日に鳥飼西の三本松天神社、鳥飼中の道祖神社、鳥飼上の若宮神社を合祀。
- 明治43年(1910年)3月、新在家の村社八幡宮を合祀。新在家八幡宮は別府・一津屋・新在家と3か所の分祀されたうちの1社。
- 明治43年(1910年)1月、鳥飼八町の稲荷神社、鳥飼野々の稲荷神社を末社の稲荷神社に合祀す。
境内社
[編集]周辺情報
[編集]- 三本松天神社の旧跡
- 太宰府に左遷された菅原道真が赴任の途中、鳥飼の地に船を着け、食後自ら楊枝松を植え、「もし若葉を生ぜばこれ帰洛の兆なり」と言われた。後に生育して3本の幹に分かれ、里人がここに社殿を造営して菅公を祀った。明治に藤森神社に合祀される。
- 鳥養牧跡
- 鳥養の渡し跡