藤田晋吾
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藤田 晋吾(ふじた しんご)は、日本の哲学者。筑波大学名誉教授で、専門は科学哲学。研究成果には、量子論を哲学的に解釈した論文や、経済学の転形問題論争史に関する論文等がある(関連リンク参照)。
経歴
[編集]- 1941年 石川県生まれ。
- 石川県立羽咋高等学校卒業[1]。
- 1964年 金沢大学法文学部哲学科卒業。
- 1965年 金沢大学助手。
- 1969年 石川工業高等専門学校講師。
- 1979年 秋田大学講師。
- 1987年 筑波大学助教授。
- 1990年 「相補性の哲学的考察」で筑波大学文学博士。
- 1991年 筑波大学教授。
- 2000年 「転形問題論争史論」で東北大学経済学博士。
- 2004年 筑波大定年退官、名誉教授、流通経済大学教授
著書
[編集]- 1984年 なぜ科学批判なのか(勁草書房)
- 1984年 意味と実在―論理学への問い(勁草書房)
- 1986年 真理という謎 (共著)(勁草書房)
- 1990年 言語・科学・人間―実在論をめぐって(共著)(朝倉書店)
- 1991年 相補性の哲学的考察(多賀出版)
- 2002年 スラッファの沈黙―転形問題論争史論( 東海大学出版会)