虫明洋一
表示
むしあき よういち 虫明 洋一 | |
---|---|
生誕 |
1962年3月15日(62歳) 日本 広島県三原市 |
出身校 | 東京大学経済学部経営学科 |
職業 | 実業家 |
虫明 洋一(むしあき よういち、1962年3月15日[1] - )は、日本の実業家。毎日放送代表取締役社長、MBSメディアホールディングス代表取締役。
経歴・人物
[編集]広島県三原市の出身で、東京大学経済学部経営学科を卒業した1985年に毎日放送へ入社[1][2]。入社後は、報道局・スポーツ局・営業局での勤務を経て、ラジオ局長、事業局長、常務、MBSメディアホールディングス取締役を歴任した[2]。2021年から毎日放送代表取締役社長を務めているほか[2]、2022年からMBSメディアホールディングスの代表取締役、TBSテレビの取締役を兼務。
スポーツ局への在籍中はオリックス・ブルーウェーブ(日本プロ野球のパシフィック・リーグに加盟していた球団)の最盛期で、1995年のリーグ初優勝と翌1996年の日本シリーズ初制覇をプロデューサーとして見届けた。その一方で、37歳だった1999年に白血病と診断。一時は勤務がままならずに治療を優先していたが、「出世するより生きている方が良い」という境地へ至ったことで死の危機を乗り切ったという。実際には出世を重ねた末に社長へ就任したが、就任後は「白血病サバイバー」「AYA世代」の立場から自身の病歴を「ちゃやまちキャンサーフォーラム」(毎日放送が医療関係者や著名な「がんサバイバー」などを招いて年に1回開催している公開イベント)などで明かしている[3]。
脚注
[編集]- ^ a b 【新放送人に向けて2023①虫明洋一・毎日放送代表取締役社長】作り手としての「こころ」は忘れずに 民放online 2023年3月15日
- ^ a b c “人事 MBSメディアホールディングス/毎日放送”. 毎日新聞 (2021年3月26日). 2022年5月25日閲覧。
- ^ “AYA世代で白血病 克服し社長に 治療と仕事、職場の支え MBS・虫明洋一さん”. 毎日新聞 (2022年1月11日). 2022年5月25日閲覧。