西光寺 (福岡市)
表示
西光寺 | |
---|---|
所在地 | 福岡県福岡市早良区内野2-7-13 |
位置 | 北緯33度29分56.9秒 東経130度20分17.8秒 / 北緯33.499139度 東経130.338278度座標: 北緯33度29分56.9秒 東経130度20分17.8秒 / 北緯33.499139度 東経130.338278度 |
山号 | 狐峯山 |
宗派 | 浄土真宗本願寺派 |
本尊 | 阿弥陀如来 |
創建年 | 文明元年(1469年) |
開基 | 天海 |
文化財 | 梵鐘(国宝) |
法人番号 | 8290005000736 |
西光寺(さいこうじ)は、福岡県福岡市早良区にある浄土真宗本願寺派の寺院。山号は狐峯山。梵鐘は国宝に指定されている。
文化財
[編集]国宝
[編集]- 梵鐘
- 総高136.3cm、口径77.5cm。鐘身に陽鋳された銘文により承和6年(839年)の作と判明する。銘文から製作年代が分かる日本の梵鐘のうち5番目に古いものである[1]。銘によれば伯耆国鴨部郷(鳥取県西伯郡南部町鴨部)の金石寺の梵鐘として造られた。江戸時代の承応(1653年前後)頃は出雲大社に、その後明治22年(1889年)までは島根県神門郡(現出雲市)の多福寺・松林寺にあり、明治30年(1897年)西光寺に納められた。上帯と下帯(鐘身最上部と最下部の水平帯)に唐草文様を鋳出する。竜頭(最上部の吊り手部分)は、蓮弁を伏せて重ねた上に斜め上向きの竜を配したもので、他の鐘にみられない独自の意匠である。[2][3]
交通
[編集]脚注
[編集]参考文献
[編集]- 坪井良平『新訂 梵鐘と古文化』、ビジネス教育出版社、1993
- 『週刊朝日百科 日本の国宝』23、朝日新聞社、1998