西光院 (茨城県大洗町)
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西光院 | |
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所在地 | 茨城県東茨城郡大洗町大貫町清水802ー1 |
山号 | 大内山 |
院号 | 西光院 |
宗派 | 高野山真言宗 |
本尊 | 阿弥陀如来 |
創建年 | 応永年間(1394年 - 1428年) |
開山 | 宥祖 |
文化財 | 絹本著色金剛界大日如来画像、木造阿弥陀如来立像、お葉付イチョウ(以上、茨城県指定文化財) |
法人番号 | 1050005002374 |
西光院(さいこういん)は、茨城県東茨城郡大洗町にある高野山真言宗の寺院。
歴史
[編集]応永年間(1394年 - 1428年)、宥祖によって開山された[1]。
当院には、「お葉付イチョウ」と呼ばれるイチョウの木で知られている。樹齢約400年が経過しており、葉の縁に胞子嚢が付く珍しい木として、茨城県の天然記念物に指定されている[1]。
他にも大日如来画像や阿弥陀如来立像などの寺宝を有している[2]。
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参道の入口
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仁王門(楼門)
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本堂
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鐘楼
文化財
[編集]- 絹本著色金剛界大日如来画像(茨城県指定文化財 昭和44年3月20日指定)[3]
- 木造阿弥陀如来立像(茨城県指定文化財 昭和44年3月20日指定)[4]
- お葉付イチョウ(茨城県指定文化財天然記念物 昭和37年2月26日指定)[5]
- 西光院が管理する幹径1.5メートル、樹高25メートルのイチョウ。1398年(応永五年)開山した宥祖は、地方教化衆僧修行の地として安穏発展を祈念するとともに、海難者の霊をこのイチョウの樹に招き、慰霊と冥福を祈ったと伝えられる[6]。
交通アクセス
[編集]- 大洗駅より徒歩21分。
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 茨城県地域史研究会 編『茨城県の歴史散歩(歴史散歩8)』山川出版社、2006年