西小国村
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西小国村 | |
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廃止日 | 1954年9月1日 |
廃止理由 |
新設合併 東小国村、西小国村 → 最上町 |
現在の自治体 | 最上町 |
廃止時点のデータ | |
国 | 日本 |
地方 | 東北地方 |
都道府県 | 山形県 |
郡 | 最上郡 |
市町村コード | なし(導入前に廃止) |
隣接自治体 |
東小国村、萩野村、舟形村、新庄市 北村山郡福原村・尾花沢町・宮沢村 秋田県 |
西小国村役場 | |
所在地 | 山形県最上郡西小国村 |
座標 | 北緯38度45分53秒 東経140度28分36秒 / 北緯38.76475度 東経140.47667度座標: 北緯38度45分53秒 東経140度28分36秒 / 北緯38.76475度 東経140.47667度 |
ウィキプロジェクト |
西小国村(にしおぐにむら)は、かつて山形県最上郡にあった村。
歴史
[編集]明治年間初頭、地租改正にあたり、村民の多くは課税を免れることを期待して、先祖伝来の田畑の面積をできるだけ小さく申告した。このため村の大半が国有地(国有林)化されてしまい、薪一本取るにも苦労を強いられることとなった。結果的に1926年(大正15年)に国有財産法の下に行われた荒廃地払い下げの際に、自ら耕してきた田畑の多くを国から買わざる得なくなり村民の窮乏を招いた。直後の昭和年間初頭に凶作が続く(昭和農業恐慌)と村の適齢期の娘467人のうち半数以上が芸娼伎として村を離れることとなった[1]。
沿革
[編集]- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制施行に伴い最上郡大堀村、法田村、志茂村、月楯村、若宮村が合併し、西小国村が発足。
- 1946年(昭和21年)11月1日 - 最上郡東小国村の一部を編入。
- 1953年(昭和28年)8月1日 - 東小国村の一部を編入。
- 1954年(昭和29年)9月1日 - 最上郡東小国村と合併し、町制施行して最上町となり消滅。
脚注
[編集]- ^ 娘売る山形の寒村を行く『東京朝日新聞』昭和6年11月12日(『昭和ニュース事典第3巻 昭和6年-昭和7年』本編p465 昭和ニュース事典編纂委員会 毎日コミュニケーションズ刊 1994年)
参考文献
[編集]- 『市町村名変遷辞典』東京堂出版、1990年。