西尾成子
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西尾 成子(にしお しげこ、1935年12月6日[1] - )は、日本の科学史家、日本大学名誉教授。専門は物理学史。
東京生まれ。お茶の水女子大学理学部物理学科卒業。1974年「1916年のSommerfeldの量子論の形成」で名古屋大学理学博士。日本科学技術情報センター所員、日本大学理工学部教授、2006年定年、名誉教授。2012年『科学ジャーナリズムの先駆者 評伝石原純』で第15回桑原武夫学芸賞受賞。 2015年11月瑞宝中綬章受章[2]。
著書
[編集]- 『現代物理学の父ニールス・ボーア 開かれた研究所から開かれた世界へ』中公新書 1993
- 『こうして始まった20世紀の物理学』裳華房 1997
- 『科学ジャーナリズムの先駆者 評伝石原純』岩波書店 2011
編著
[編集]翻訳
[編集]- 『熱輻射論』 プランク 東海大学出版会、1975.物理科学の古典
- 『歴史をつくった科学者たち 1-2』 Spencer R.Weart, Melba Phillips 編 今野宏之共訳 丸善 1989.6
- 『ニールス・ボーアの時代 物理学・哲学・国家 1-2』 アブラハム・パイス 今野宏之、山口雄仁共訳 みすず書房 2007-12
参考
[編集]- 科学ジャーナリズムの先駆者―評伝 石原純 - 紀伊國屋書店
脚注
[編集]- ^ 『現代日本人名録』2002年
- ^ “平成27年秋の叙勲 瑞宝中綬章受章者” (PDF). 内閣府. p. 13 (2015年11月3日). 2023年3月10日閲覧。