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西日本鉄道博多自動車営業所

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
博多自動車営業所

博多自動車営業所(はかたじどうしゃえいぎょうしょ)は、福岡県福岡市博多区博多駅前1丁目20番26号に所在する西日本鉄道のバス営業所。営業所表記は○博

福岡発の夜行高速バスと一部の昼行高速バス、そして市内線を運行している。かつては福岡空港と市中心部を結ぶ空港連絡バスを数多く運行していた。

所在地

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福岡県福岡市博多区博多駅前一丁目20番26号

  • 最寄りバス停:博多バスターミナル

沿革

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1951年(昭和26年)8月27日福岡市(博多区)比恵にて開設。

1966年(昭和41年)9月18日現在地に移転。

運行路線

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  • 2024年4月1日現在の路線(太字は終点・始発停留所)

高速バス

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夜行高速バス「どんたく号」

かつては多数の高速バス路線を担当していたが、2000年までに本州方面への夜行高速バスを除き、いったん西鉄高速バスに管理委託あるいは譲渡された。2011年5月に福岡 - 北九州線の一部が移管されたのをきっかけに、管理委託されていた路線の一部が再び当営業所へと移管されている。

夜行高速バス

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昼行中・長距離高速バス(福岡県・佐賀県外発着)

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道の駅センザキッチンに停車中の「おとずれ号」
  • おとずれ号(福岡 - 美祢 - 長門)2022年7月1日運行開始[1][2][3]。1日1往復。単独運行。
運行経路・停車停留所
太字は停車停留所。クローズドドアシステムを採用しており、博多バスターミナル - 小倉南インター間のみ、または長門湯本温泉 - センザキッチン間の区間のみの利用はできない。
博多バスターミナル - 西鉄天神高速バスターミナル - 天神北出入口 - (福岡都市高速環状線1号線4号線) - 福岡IC - (九州自動車道) - 小倉南インター - (関門橋中国自動車道) - 美祢IC - 美祢駅 - (国道435号316号) - 長門湯本温泉 - 長門市役所前 - センザキッチン
  • 座席は全席指定制(1ケ月前から受付)
  • 上り便(長門行)はめかりPA・下り便(福岡行)は壇ノ浦PAでそれぞれ10分間の途中乗客開放休憩あり。
  • 2024年4月1日から「小倉南インター」と「美祢駅」が停車地に追加された[4]。美祢駅は当路線で初めて両方向で乗降どちらも扱う停車地である。
  • 原則的に専用車が用意されているが、車両運用の都合上他路線で使用している車両にて運行される事もある。本路線は当初基本的に4列シート仕様のトイレ付き車両での運行であったが、時としてトイレ無しの車両で運行される場合もあった。2024年11月1日運行分より、夜行仕様の3列独立シート車による運行となった。これに伴い、これまで使用可能だったnimocaグランドパス65を含む)他全国10社交通系ICカードによる乗車が出来なくなる。また、休憩箇所もこれまでの上り便・下り便ともに吉志PAでの10分間休憩から、上記の2箇所においてそれぞれ10分間の休憩に変更された。

昼行近距離高速バス(福岡県・佐賀県内発着)

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博多駅〜西新線

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博多駅~西新線(6-1番)

6番と6-1番はいずれも博多駅 - 福岡タワーをキャナルシティ・天神経由で結ぶ系統。

  • 6
    • 博多駅(→テレQ前→/←駅前三丁目←)キャナルシティ博多前(櫛田神社前駅) - 天神 - 六本松 - 城南区役所北口 - 鳥飼 - 西新四丁目 - 西南学院大学前 - 博物館南口 - 福岡タワー南口
  • 6-1
    • 博多駅(→テレQ前→/←駅前三丁目←)キャナルシティ博多前(櫛田神社前駅) - 天神 - 大濠公園南 - 鳥飼 - 今川西町公園前 - 九州医療センター - 福岡タワー(TNC放送会館)

桧原(小笹)博多駅線

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1983年、筑肥線一部廃止に伴う代替バスとして運行開始。

  • 69
    • 博多駅 - 駅東三丁目 - 駅南三丁目 - 百年橋 - 那の川 - 西鉄平尾駅 - 山荘通 - 小笹 - 下長尾 - 長丘五丁目 - 上長尾 - 桜町 - 桧原三ツ角 - 桧原営業所
  • 69-1
    • 博多駅 - 駅東三丁目 - 駅南三丁目 - 百年橋 - 那の川 - 西鉄平尾駅 - 山荘通 - 小笹 - 笹丘一丁目 - 梅光園一丁目 - 城南区役所前 - 中村高校前 - 昭代一丁目 - 弥生二丁目 - 藤崎

脇山線

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  • 3
    • 博多駅 - 祇園町 - 呉服町 - 川端町・博多座前 - 天神 - 赤坂門 - 大濠公園 - 地行 - 西新パレス前 - 脇山口 - 荒江四角 - 飯倉二丁目 - 星の原団地

野方(都市高速)博多駅線

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  • 急行K
    • 博多駅 - 渡辺通一丁目 - 天神 - 都市高速 - 通町 - つつじ丘団地 - 宮の前団地 - 生の松原団地南 - 下青木 - 産学連携交流センター - 九大総合グラウンド
  • エコルライナーK
    • 博多駅 - 渡辺通一丁目 - 天神 - 都市高速 - 福岡前原有料道路 - 産学連携交流センター - 九大総合グラウンド

過去の路線

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本州方面夜行バス・九州島内長距離バス

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キャナルシティライン線

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キャナルシティライン線

博多駅からキャナルシティ・福岡市役所前・天神経由で循環する路線。2018年3月17日のダイヤ改正で従来運行されていた「100円循環バス」に代わって新設された。福岡市地下鉄七隈線延伸開業の影響により、2023年3月25日ダイヤ改正で廃止された[7]

沿革

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従来の「100円循環バス」時代の経緯も含めて述べる。

  • 1999年7月1日—「100円循環バス」試行運行開始。当初は博多営業所単独で、中型車での運行だった。
  • 2000年4月1日—正式運行開始。
  • 2004年11月1日—外国語案内の強化開始[8]。各停留所に停留所番号が割り振られる。
  • 2004年12月4日—CNGノンステップバスの運用開始[8]
  • 2006年4月—大型ワンステップ車の運用開始。
  • 2007年3月—中型ロングノンステップ車の運用開始。
  • 2007年3月26日—この日のダイヤ改正で、一部の運用が吉塚・桧原・那珂川・宇美・千代・金武・壱岐・早良の各営業所に移管される。
  • 2008年3月—早良営業所の運用が脇山営業所に移管される。
  • 2010年6月26日—組織の再編により、脇山営業所の運用が早良営業所に、千代営業所の運用が博多営業所に移管される。
  • 2011年3月2日—事実上の内回り優等系統にあたる「天神ライナー」を新設。
  • 2013年3月16日—天神ライナーの平日運行を廃止、外回り経路の運行を新設。
  • 2015年3月21日—天神ライナーを「100円ライナー」に改称。
  • 2018年3月17日—乗務員不足の対策として、運行系統を再編[9]。100円循環バスの呼称を取り止め、新たに「キャナルシティライン」の路線名称を設定。明治通り・大博通りの部分を廃止し、需要の高いキャナルシティ方面の運行に特化した経路に変更。合わせ、快速系統の平日運行を再開。
  • 2020年3月21日—乗務員不足の影響により、快速便が廃止。全体の運行本数がおおよそ半数にまで削減される。これにより、土日祝のみ運行していた吉塚営業所の担当がなくなった。
  • 2021年3月13日―新たに福岡高速営業所が担当に加わる。
  • 2023年3月25日―路線廃止。

運行経路

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2023年3月25日廃止時点。

  • 博多駅前A → 駅前四丁目 → テレQ前 → キャナルシティ博多前 → 中洲・南新地春吉天神・福岡市役所前 → 天神ソラリアステージ前 → 天神大丸前 → 春吉 → 中洲・南新地 → キャナルイーストビル前 → テレQ前 → 駅前四丁目 → 博多駅センタービル前
  • 急行K(平日の朝ラッシュのみ)
    • 博多駅 - 渡辺通一丁目 - 天神 - (天神北RP - 都市高速 - 石丸/福重RP) - 宮の前団地 - 九大伊都キャンパス(総合グラウンド)
  • エコルライナーK(平日の朝ラッシュのみ)
    • 博多駅→渡辺通一丁目→天神→(天神北RP → 都市高速 → 西九州道 → 今宿IC)→西警察署前→九大伊都キャンパス(総合グラウンド)
  • ■ 58(平日の夕ラッシュのみ)
    • 博多駅→住吉→渡辺通一丁目→薬院駅前→浄水通り→動物園前→上智福岡中高前
    • 薬院大通り→薬院駅前→渡辺通一丁目→住吉→博多駅

都心循環線

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都心循環線

福岡市の中心部に設定された福岡都心100円エリア内を、博多駅からキャナルシティ・国体道路・天神・明治通り・大博通り経由(順序は外回り基準)で循環する路線である。1999年7月1日、福岡市中心部の運賃を100円に値下げするのと同時に試行運行を開始し2000年4月1日から正式運行を開始、2018年3月16日まで運行された。

「100円ライナー」は、新設当初は「天神ライナー」の名称で運行された。2015年3月21日のダイヤ改正で改称。

  • 100円循環(外回り)
  • 100円循環(内回り)
    • (18)博多バスターミナル(3番のりば)→(17)駅前一丁目→(16)祇園町→(15)奥の堂→(14)呉服町→(13)土居町→(12)川端町・博多座前→(11)東中洲→(10)アクロス福岡・水鏡天満宮前→(9)天神コア前→(8)天神大丸前→(6)春吉→(5)南新地→(4)キャナルイーストビル前→(3)TVQ前→(2)駅前四丁目→(1)博多駅シティ銀行前
  • 100円ライナー(外回り)
    • (1)博多駅前A→(4)キャナルシティ博多前→(8)天神高速バスターミナル前→(9)天神大和証券前→(12)川端町・博多座前→(14)呉服町→(18)博多駅(三井ビル降車場)
  • 100円ライナー(内回り)
    • (18)博多バスターミナル(3番のりば)→(14)呉服町→(12)川端町・博多座前→(9)天神コア前→(8)天神大丸前→(4)キャナルイーストビル前→(1)博多駅シティ銀行前

博多駅〜西新線

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    • 博多駅→テレQ前→キャナルシティ博多前→天神→六本松→城南区役所北口→鳥飼→西新四丁目→西南学院大学前→博物館南口→福岡タワー南口(土曜1本のみ)
2023年3月25日改正で、土曜の朝に1本のみ、キャナルシティ博多前経由の便が新設された。キャナルシティ博多前は、同改正で廃止されたキャナルシティラインバスが使用していたワシントンホテル前の停留所に停車する[10]

2023年10月ダイヤ改正で廃止。

西新(城南)九大線

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15
  • 博多駅 - 祇園町 - 福高前 - 千代町 - 千鳥橋 - 馬出三丁目 - 東浜 - ゆめタウン博多

美野島線

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美野島線

2007年3月26日改正までは路線名が「南部循環線」だった。

2010年3月27日改正による移管直前の系統
  • 63(博多ふ頭行きは天神から90番として運行)
    • 博多ふ頭 - 対馬小路 - 市民会館前 - 天神 - 渡辺通一丁目 - 住吉 - 住吉四丁目 - パナソニック前 - 美野島南公園前 - 塩原橋 - 西鉄大橋駅
  • 63 快速(快速区間 住吉四丁目→天神)
    • 天神←渡辺通一丁目←住吉四丁目←パナソニック前←美野島南公園前←塩原橋←西鉄大橋駅
  • 48
    • 博多駅 - 住吉四丁目 - パナソニック前 - 美野島南公園前 - 塩原橋 - 西鉄大橋駅

福岡シティループバス

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福岡シティループバス「ぐりーん」

2011年2月26日改正によりこれまで一部便の乗務のみを担当していた百道浜営業所へ全て移管。

福岡都心ライナー(臨時)

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福岡都心ライナーの行先案内。

2010年4月1日から同年6月30日までの平日に期間限定で運行された[11]。運行情報や時刻はにしてつバスナビおよび公式時刻表に表示されなかった。

  • 特別快速急行(博多駅→明治通→大手門は特別快速、城内美術館東口(現:福岡市美術館東口)→国体道路→博多駅は急行)
    • 博多駅交通センター(現:博多バスターミナル)→呉服町→天神福ビル前→天神新天町入口→赤坂門→城内美術館東口(現:福岡市美術館東口)→警固町→天神警固神社・三越前→天神一丁目→キャナルシティ博多前(現:キャナルイーストビル前)→博多駅交通センター(現:博多バスターミナル)

福岡空港連絡バス

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空港連絡バス
  • 福岡空港→博多駅(バスターミナル)→西鉄福岡駅(天神バスセンター)→呉服町→博多駅→福岡空港

福岡空港国際線ターミナル〜博多駅線

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  • 無番
    • 福岡空港(国際線ターミナル) - 筑紫口 - 駅前三丁目 - 博多駅バスターミナル - 福岡空港(国際線ターミナル)
2012年5月25日、博多バスターミナル〜福岡空港国際線ターミナルを乗り換えなしで結ぶ路線として開設。高速バス用車両を用いて上下計25便を運行した。[12]
2013年3月16日のダイヤ改正による天神北までの延長および一般車両へ変更[13]

福岡〜赤間線

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  • 26:天神 - 中洲 - 蔵本 - 貝塚 - 名島 - 香椎 - 女子大前 - 和白 - 新宮・緑ケ浜 - 古賀 - 花見 - 福間駅前 - 東郷橋 - 赤間駅前 - 赤間営業所
  • 26A:天神 - 中洲 - 蔵本 - (呉服町ランプ - 都市高速 - 香椎ランプ) - 女子大前 - 和白 - 新宮・緑ケ浜 - 古賀 - 花見 - 福間駅前 - 東郷橋 - 赤間駅前 - 赤間営業所

金武線

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博多駅・天神とシーサイドももち地区を都市高速経由で結ぶ路線。

  • ■305 (福岡タワー(TNC放送会館前)・藤崎行きは渡辺通一丁目からW1として・博多駅行きは那の津口から5番として運行。)
    • 藤崎福岡タワー南口←医師会館・ソフトリサーチパーク前←ヒルトン福岡シーホーク前←九州医療センターヤフオクドーム前←中央市民プール←(西公園都市高速天神北)←那の津口(ボートレース福岡入口)←天神地区(天神北←西鉄天神高速バスターミナル前←天神南)←渡辺通一丁目←住吉←博多駅
    • 福岡タワー(TNC放送会館前) - 医師会館・ソフトリサーチパーク前 -(→ヒルトン福岡シーホーク→/←ヒルトン福岡シーホーク前←)- 九州医療センター - ヤフオクドーム前 - 中央市民プール -(西公園)都市高速(天神北)- 那の津口(ボートレース福岡入口) - 天神地区(天神北 - (→天神コア前→/←西鉄天神高速バスターミナル前←) - 天神南) - 渡辺通一丁目 - 住吉 - 博多駅地区博多駅
  • ■ 306
    • 藤崎 - 福岡タワー南口 - 医師会館・ソフトリサーチパーク前 -(→ヒルトン福岡シーホーク→/←ヒルトン福岡シーホーク前←)- 九州医療センター - ヤフオクドーム前 - 中央市民プール -(西公園)都市高速(呉服町)- 呉服町 - 祇園町 - 博多駅地区(→博多駅三井ビル/←博多バスターミナル
    • 福岡タワー(TNC放送会館前) - 医師会館・ソフトリサーチパーク前 -(→ヒルトン福岡シーホーク→/←ヒルトン福岡シーホーク前←)- 九州医療センター - ヤフオクドーム前 - 中央市民プール -(西公園)都市高速(呉服町)- 呉服町 - 祇園町 - 博多駅地区(→博多駅三井ビル/←博多バスターミナル
  • 307(福岡タワー(TNC放送会館前)・藤崎行き)■ 302(博多駅行き) (福岡タワー(TNC放送会館前)・藤崎行きは渡辺通一丁目からW2として、博多駅行きは那の津口から5番として運行。)
    • 福岡タワー(TNC放送会館前) - 医師会館・ソフトリサーチパーク前 - (百道)都市高速(天神北) - 那の津口(ボートレース福岡入口) - 天神地区(天神北 - (→天神コア前→/←西鉄天神高速バスターミナル前←) - 天神南) - 渡辺通一丁目 - 住吉 - 博多駅地区博多駅
    • 藤崎←福岡タワー南口←医師会館・ソフトリサーチパーク前←(百道)都市高速(天神北)←那の津口(ボートレース福岡入口)←天神地区(天神北←西鉄天神高速バスターミナル前←天神南)←渡辺通一丁目←住吉←博多駅地区博多駅

シーサイドタワー線と同様、博多駅とシーサイドももち地区を都市高速経由で結ぶ路線。2013年11月2日のダイヤ改正で博多営業所担当便は大幅に減らされた。2014年11月1日よりシーサイドタワー線から金武線へと変更された。

  • 直行
    • 藤崎←福岡タワー南口←医師会館・ソフトリサーチパーク前←(百道)都市高速(呉服町)←博多駅地区博多バスターミナル
医師会館・ソフトリサーチパーク前以降は無番として運行される。金武、吉塚、百道浜、壱岐、早良営業所と共同運行している。

車両

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夜行用車両(純正エアロクィーン)
  • 路線車
    • 大型車は日産ディーゼルシャーシの西工B型の配置。加えて、2011年に日野ブルーリボンシティハイブリッドが1台配置された[14]。2018年1月には吉塚営業所よりいすゞエルガのノンステップ車が転入し、その後キャナルシティライン開設に伴い専用車として増備された。[15]
    • 2020年3月には博多営業所として初の日野ブルーリボンが配置された。
    • 中型車は日野レインボーⅡ・いすゞエルガミオのノンステップが配置されている。基本的に脇山線で使用されるが、平日は一部が博多駅~西新線に入ることがある。
    • 過去には福岡市内で唯一、CNG車のノンステップ中型バスが配置されていた。
  • かつて充当されていた、青特急色の日野・西工RV531P
    高速車
    • 夜行専用車は長らく三菱ふそうの西工SD-II及びSD-Iが配置されていたが、2006年より純正のエアロクィーンが継続的に投入されている影響で、西鉄高速バス福岡支社などへの転属が進んだ結果、現在は純正車のみの配置である。2009年には、はかた号専用車として純正のエアロキング(2階建てバス)、そして2014年に2代目の専用車として個室型プレミアムシートを備えたエアロクィーンが、2020年には3代目の専用車として同じく個室型プレミアムシートを備えたエアロクイーンが投入された。
    • ごかせ号・おとずれ号には夜行路線(どんたく号用)と共用のエアロクィーンが使用されている。なお、これらの夜行用車両は通常はかた号に使用される事はないが、はかた号専用車両の都合時や繫盛期における続行用としては用いられる事もある。
    • 昼行路線用として、島原号には日野・セレガSHD(元Lions Express専用車)が、させぼ号・昼行路線の予備・続行用として、日野・セレガHD、いすゞ・ガーラHD、三菱ふそう・エアロエースが配置されている。
    • フェニックス号を担当していた時期には、セレクトシート(前部3列、後部4列シート)搭載の日産ディーゼル・スペースアロー西工C-Ⅰ型が専属車として使用されていた。
    • 近距離高速用として、三菱ふそう・エアロエースいすゞ・ガーラが配置されている。
  •  
  • 貸切車
  •  過去には周辺の貸切用として、配置があったが現在専用車の配置はなし。 現在は貸切登録車として、一般路線で使用されている日産ディーゼルスペースランナーUA(車番5872)がいる。

その他

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  • 自動車事業本部の直轄営業所の中で唯一、営業所窓口でのnimoca・定期券の販売を行なっていない(西鉄が運行する座席指定制高速バスの乗車券発行は可能)。

脚注

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  1. ^ 西鉄高速バス 「福岡~長門湯本温泉線」を新設いたします! ~人気急上昇中の温泉地と協働し、観光需要喚起を図ります!~” (PDF). 西日本鉄道 (2022年4月20日). 2022年7月3日閲覧。
  2. ^ 暮らしの先に見つける新しい停留所 ~バスで行く長門湯本温泉への小さな旅~ (西鉄グループ)
  3. ^ 福岡へのアクセスが便利になりました 西鉄高速バス「福岡~長門湯本温泉線(おとずれ号)」7月1日から運行開始 長門市民もお得に乗車! (長門市公式ページ)
  4. ^ おとずれ号の新ダイヤがスタートしました! - おとずれ号 西鉄高速バス ...”. 西日本鉄道. 2024年7月3日閲覧。
  5. ^ 1往復のみ担当(他は福岡高速自動車営業所による運行)。2021年4月28日を以って当営業所担当分が廃止。
  6. ^ 1往復のみ担当(他は福岡高速自動車営業所による運行)。2023年9月30日を以って当営業所担当分が廃止。
  7. ^ 西鉄バス新ダイヤ 地下鉄七隈線延伸開業で5路線 減便・廃止” (HTML). NHK福岡NEWS WEB (2023年3月9日). 2023年4月2日閲覧。
  8. ^ a b 企業情報 : にしてつグループホームページ” (HTML). 西日本鉄道. 2010年5月23日閲覧。[リンク切れ]
  9. ^ 100円循環バスの見直し・最終バス運行時刻繰り上げを実施” (PDF). 西日本鉄道 (2018年2月26日). 2018年2月26日閲覧。
  10. ^ 2023年春ダイヤ改正についてのお知らせ” (PDF). 西日本鉄道. 2023年4月2日閲覧。
  11. ^ 『福岡都心ライナー』4月1日より運行中!” (PDF). 西日本鉄道 (2010年4月2日). 2010年4月13日閲覧。
  12. ^ 福岡空港国際線ターミナル〜博多駅線 5月25日から運行開始(2012年5月11日)
  13. ^ 福岡空港と福岡都市部とを結ぶ新たなバス路線誕生(2013年2月28日)
  14. ^ 2020年3月改正でキャナルシティラインバスの運用減により、桧原営業所へ転出。
  15. ^ 2020年3月改正・2023年3月路線廃止をうけ、2台を残し他営業所へ転出。

座標: 北緯33度35分38.5秒 東経130度25分10.8秒