西明寺 (栃木県益子町)
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本堂(県指定文化財) | |
所在地 | 栃木県芳賀郡益子町益子4469 |
位置 | 北緯36度27分10秒 東経140度7分2.5秒 / 北緯36.45278度 東経140.117361度座標: 北緯36度27分10秒 東経140度7分2.5秒 / 北緯36.45278度 東経140.117361度 |
山号 | 独鈷山 |
宗派 | 真言宗豊山派 |
本尊 | 十一面観世音菩薩 |
創建年 | 737年(天平9年) |
開基 | 行基菩薩 |
別称 | 笑い閻魔の寺 |
札所等 |
坂東三十三観音第20番 下野七福神(布袋尊) |
文化財 | 楼門、三重塔、本堂内厨子(重要文化財)ほか |
法人番号 | 1060005002984 |
西明寺(さいみょうじ)は、栃木県芳賀郡益子町にある真言宗豊山派の寺院である。山号は独鈷山。院号は善門院。本尊は十一面観世音菩薩であり、坂東三十三観音第20番札所である。現在の住職は、元国立がんセンター研究員の田中雅博[注釈 1]の妻、田中貞雅。
本尊真言:おん まか きゃろにきゃ そわか
ご詠歌:西明寺ちかひをここに尋ぬれば ついのすみかは西とこそきけ
歴史
[編集]天平年間(729年~749年)行基の開山、紀有麻呂の開基によって創建されたと伝えられる。その後、兵火などによりたびたび焼失したが、宇都宮氏・益子氏の援助によりそのつど再建された。江戸時代には江戸幕府から朱印状が与えられた。
文化財
[編集]重要文化財
[編集]- 楼門 - 入母屋造茅葺きの楼門。明応元年(1492年)の建立。
- 三重塔 - 天文7年(1538年)建立。屋根を銅板葺きとするのが珍しい。
- 本堂内厨子 - 本堂より古い室町時代の作。
栃木県指定有形文化財
[編集]- 本堂[1]
- 鐘楼
- 木造閻魔大王坐像(笑い閻魔)・両脇侍像[注釈 2]
- 木造千手観音菩薩立像 附:木札6枚
- 木造千手観音菩薩坐像
- 西明寺本堂厨子内仏像群(十一面観音立像、聖観音立像、馬頭観音立像、如意輪観音坐像、准胝観音立像、延命観音立像、勢至菩薩立像、毘沙門天立像)[注釈 3]
- 梵鐘
栃木県指定史跡
[編集]- 西明寺境内
栃木県指定天然記念物
[編集]- 西明寺の椎林叢
- こうやまき
境内
[編集]境内には、普門院診療所を運営し、介護老人保健施設やグループホームも運営している。
前後の札所
[編集]- 坂東三十三観音
- 19 大谷寺 (宇都宮市) -- 20 西明寺 -- 21 日輪寺 (茨城県大子町)