西條キロク
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西條キロク(さいじょう きろく、1938年4月28日 - 2012年1月7日)は、日本の作曲家。別名義に浜松雄踏がある。
人物
[編集]静岡県浜名郡雄踏町(現在の浜松市中央区)出身[1]。本名は坂下喜六。
地元の河合楽器製作所に就職、ピアノ調律師を務めていた。河合楽器退職後に千葉県船橋市に居を構えて自らの事務所(さかした音工)を設立。作曲家に転身した。
森進一、天童よしみ、三沢あけみらの作品を手掛ける一方で、故郷浜松を舞台とした作品も発表。また、静岡放送ラジオで『西條キロクの部屋』という番組を1978年に始め、2010年8月まで続けていた。
2006年には静岡県浜松市の観光大使(浜松やらまいか大使)に就任、亡くなるまで務めた[2]。
2012年2月4日、浜松市にて「お別れの会」が営まれた[4]。
主な提供作品
[編集]- 青江三奈
- 「ぼやき」「男と女の港町」(1986年)
- 五木ひろし
- 「男の帰り道」(1990年)
- 金田たつえ
- 「ソーラン挽歌」(2002年)
- 香田晋
- 「北国」(1997年)
- 天童よしみ
- 「黒髪」(1995年)
- 「夜明け」(2000年)
- 「汐騒」(2001年)
- 「燃える恋」(2006年)
- 長保有紀
- 「私の彼はおいも屋さん」(2006年)
- 中村美律子
- 「女のしあわせきっと来る」(2009年)
- 西尾夕紀
- 「ヤンザラエ」(1995年)
- 「じょんから恋唄」(1999年)
- 「恋に拍手を」(2000年)
- 「おんな霧笛町」(2007年)
- 「津軽・花いちもんめ」「湯島恋もよう」(2008年)
- 森進一
- 「終列車」「泣いていいでしょう」(2000年)
- 「雨の空港」「ひとり旅」(2001年)
脚注
[編集]- ^ “浜松市トップ > 情報のひろば > はままつ市長の部屋 > 私の行動計画・記録”. 浜松市 (2008年2月20日). 2010年5月28日閲覧。
- ^ 西條キロクさんからのメッセージ 静岡県浜松市オフィシャルサイト
- ^ 西條キロクさん73歳=作曲家 毎日新聞 2012年1月9日閲覧
- ^ 西條キロクさんの死を悼む お別れ会に350人参列 静岡新聞アットエス 2012年2月5日閲覧