西江寺 (宇和島市)
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西江寺 | |
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所在地 | 愛媛県宇和島市丸穂甲1140 |
位置 | 北緯33度13分09.6秒 東経132度34分18.0秒 / 北緯33.219333度 東経132.571667度座標: 北緯33度13分09.6秒 東経132度34分18.0秒 / 北緯33.219333度 東経132.571667度 |
山号 | 佛日山 |
宗派 | 臨済宗妙心寺派 |
本尊 | 釈迦如来[1] |
創建年 | 1365年 |
開山 | 法孫悟庵 |
正式名 | 佛日山西江寺 |
札所等 | 宇和島七福神札所 |
文化財 |
庭園(愛媛県指定名勝) 前原巧山の墓(宇和島市指定史跡) |
法人番号 | 5500005006202 |
西江寺(せいごうじ)は、愛媛県宇和島市にある臨済宗妙心寺派の寺院である。山号は佛日山。うわじま新二十四景色[2]の一つで、西江禅寺と言う。
特徴
[編集]- 1365年に東福寺円爾弁円で聖一国師の法孫悟庵智徹[1]により龍光院の山下に開山、臨済宗東福寺派で、宇和島市の最古の寺院だった[3]。1625年に初代宇和島藩藩主になる伊達秀宗の入国の前に宇和島城の鬼門に当たる現在地の丸穂に移転された。臨済宗妙心寺派の大愚宗築の法嗣であることから妙心寺派に転籍[3]。
- 1945年に戦災で本堂・庫裏などを焼失、山門・鐘楼・閻魔堂が残った[4]。
- 宇和島地方では「えんま様」と呼ばれ、毎年旧暦1月16日にはえんま祭りが行われ[4]、本堂には同市出身の芸術家村上天心(1877年 - 1953年)[5]の彫刻と絵画の作品が公開されている。
文化財
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c 愛媛新聞社編 (1985). 愛媛県百科大事典 下 す〜わ. 愛媛新聞社. pp. 27-28
- ^ うわじま新二十四景(西江寺の庭園)
- ^ a b 越智通敏、1990年、「中世臨済宗の名刹」、『伊予の古刹・名刹 美とやすらぎの空間』、財団法人愛媛県文化振興財団 p. 150
- ^ a b 越智通敏、1990年、「中世臨済宗の名刹」、『伊予の古刹・名刹 美とやすらぎの空間』、財団法人愛媛県文化振興財団 p. 151
- ^ 村上天心居士