西濃鉄道DD102形ディーゼル機関車
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西濃鉄道DD102形ディーゼル機関車(せいのうてつどうDD102がたディーゼルきかんしゃ)は、かつて西濃鉄道市橋線・昼飯線で使用されていたディーゼル機関車である。
概要
[編集]元々は日本軽金属蒲原工場で運用されていた、1954年(昭和29年)三菱重工業製のセンターキャブのディーゼル機関車である。同型機に常総筑波鉄道DD501[1]がある。機関は225PS/1400rpmを2基。動力伝達方式は、機械式(ロッド)である。
西濃鉄道が無煙化のために、1966年(昭和41年)に購入。それに伴い蒸気機関車2100形(2109)が廃車となっている。
西濃鉄道では故障が多く、あまり多くは運用されなかったという。
1972年(昭和47年)DD40形 403の導入により廃車となる。
主要諸元
[編集]- 全長:10,850mm
- 全幅:2,740mm
- 全高:3,881mm
- 自重:38.0t
- 機関:三菱DE25L形ディーゼル機関(225PS/1400rpm)2基
- 軸配置:B-B
- 動力伝達方式:機械式(ロッド)
参考文献
[編集]- 清水武『西濃鉄道』ネコ・パブリッシング〈RM LIBRARY 99〉、2007年。ISBN 978-4-7770-5222-6。