設楽博
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設楽 博(しだら ひろし、1936年9月11日 - )は、日本の男性アニメーション演出家、アニメーション監督である。山形県村山市出身。日本大学芸術学部卒業。
来歴
[編集]大学を卒業した1960年春、東映に入社。2年ほど京都撮影所に勤務した後、東映動画に移籍した。1965年、『宇宙パトロールホッパ』にてテレビアニメの演出家としてデビュー。その後、『魔法使いサリー(第1作)』『ゲゲゲの鬼太郎(第1作)』『タイガーマスク』『デビルマン』『ミクロイドS』など数多くのテレビアニメで演出を担当した。
演出家・設楽博の名を一躍有名にしたのは、1976年、初めてチーフディレクター(=監督)の大役を任されたテレビアニメ『キャンディ・キャンディ』である。この作品の大ヒット以降、設楽は『花の子ルンルン』や『魔法少女ララベル』『ハロー!サンディベル』など、「東映動画少女アニメ路線」のチーフディレクター(後、シリーズディレクター)を歴任する事となる。
50歳を超えてからも、『スーパービックリマン』『GS美神』などで演出を担当し、演出家としての健在ぶりを見せていた(現在は、演出業から身を退いている)。
参加作品
[編集]- 宇宙パトロールホッパ(演出)
- 魔法使いサリー(第1作)(演出)
- ゲゲゲの鬼太郎(第1作)(演出)
- タイガーマスク(演出)
- デビルマン(演出)
- ミクロイドS(演出[1])
- キューティーハニー(演出[2])
- 魔女っ子メグちゃん(演出)
- 世界名作童話 まんがシリーズ(演出[3])
- 北風と太陽
- UFOロボ グレンダイザー(演出)
- キャンディ・キャンディ(チーフディレクター[4]・演出)
- 花の子ルンルン(チーフディレクター)
- 魔法少女ララベル(チーフディレクター・演出)
- ハロー!サンディベル(チーフディレクター・演出)
- パタリロ!(ぼくパタリロ!)(演出)
- とんがり帽子のメモル(演出)
- はーいステップジュン(シリーズディレクター[5]・演出)
- メイプルタウン物語(演出[6])
- 新メイプルタウン物語 パームタウン編(シリーズディレクター[7]・演出)
- レディレディ!!(シリーズディレクター[8]・演出)
- ハロー!レディリン(シリーズディレクター[9]・演出)
- 魔法使いサリー(第2作)(演出)
- スーパービックリマン(演出)
- GS美神(演出)
- ママレード・ボーイ(演出)
- アニメ世界の童話(シリーズディレクター)
- ご近所物語(演出)
脚注
[編集]- ^ “ミクロイドS”. 東映アニメーション. 2016年6月8日閲覧。
- ^ “キューティーハニー”. 東映アニメーション. 2016年5月23日閲覧。
- ^ “「世界名作童話 まんがシリーズ」リスト - 知られぬアニメーション:楽天ブログ”. 楽天ブログ. 2023年3月18日閲覧。[信頼性要検証]
- ^ 今沢哲男と共同
- ^ “はーいステップジュン”. 東映アニメーション. 2016年8月3日閲覧。
- ^ “メイプルタウン物語”. 東映アニメーション. 2018年1月12日閲覧。
- ^ “新メイプルタウン物語 パームタウン編”. 東映アニメーション. 2017年11月1日閲覧。
- ^ “レディレディ!!”. 東映アニメーション. 2016年7月25日閲覧。
- ^ “ハロー!レディリン”. 東映アニメーション. 2016年7月12日閲覧。