誓いの首飾り
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バウ・ロマン[1]『誓いの首飾り』(ちかいのくびかざり)は、宝塚歌劇団星組[1]により上演された作品。1989年5月28日から6月12日に宝塚バウホール[2]で、1991年2月6日から2月9日に東京ゆうぽうと簡易保険ホール[3]で上演された。原作はツルゲーネフの「春の水」[1]。
作・演出は大関弘政[1]。19世紀のフランクフルトとサンクトペテルブルクを舞台[2]に、青年の若き日の儚い恋を描いた作品。
宝塚バウホール公演の千秋楽で、年齢を重ねたサーニンとジェンマが再会して見つめ合うというラストシーンが追加された。
主な配役
[編集]宝塚バウホール
[編集]※役柄は出典にしていない(2017年1月現在)
- ドゥミトリー・パーロイッチ・サーニン:紫苑ゆう[2](ロシアの青年貴族)
- ジェンマ:青山雪菜[2](イタリア人の少女)
- マーリャ・ニコラーイヴナ:洲悠花[2](ポゾロフ公爵夫人)
- レオノラ夫人:千雅てる子[2](ジェンマの母。ロゼルリ未亡人)
- パンタレオーネ:立ともみ[2]
- エミーリオ:絵麻緒ゆう[2](ジェンマの弟)
- ポゾロフ公爵:夏美よう[2]
- ルージン:千秋慎[2]
- カール・クリューベル:鞠村奈緒[2](ジェンマの婚約者)
- イリーナ:羽衣蘭[2]
- フォン・デーンホフ男爵:千珠暁[2]
- アーストロフ:稔幸[2]
ゆうぽうと簡易保険ホール
[編集]- サーニン:紫苑ゆう[3]
- ジェンマ:神矢夕紀[3](青山退団のため、配役変更)
- マーリャ:洲悠花[3]
- ポゾロフ公爵:夏美よう[3]
- デーンホフ:英真なおき[3]
- レノオラ夫人:千雅てる子[3]
- エミーリオ:絵麻緒ゆう[3]
- パンタレオーネ:立ともみ[3]
- カール・クリューベ:鞠村奈緒[3]
- イリーナ:羽衣蘭[3]
スタッフ(宝塚バウホールのデータ)
[編集]- 作・演出:大関弘政[2]
- 作曲・編曲:中元清純[2]
- 編曲[2]:小高根凡平・鞍富真一
- 振付:尚すみれ[2]
- 装置:石濱日出雄[2]
- 衣装:静間潮太郎[2]
- 照明:今井直次[2]
- 演出助手:中村一徳[2]
- 製作:細川勝幸[2]
- 制作:橋本雅夫[2]
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 企画・構成・執筆:橋本雅夫 著、編集統括:北川方英 編『夢を描いて華やかに―宝塚歌劇80年史―』宝塚歌劇団、1994年9月9日。ISBN 4-924333-11-5。