コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

誰も知らない (伊東ゆかりの曲)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
「誰も知らない」
伊東ゆかりシングル
初出アルバム『旅』
A面 誰も知らない
B面 よせばいいのに
リリース
ジャンル 歌謡曲
時間
レーベル DENON
作詞・作曲 岩谷時子(作詞)
筒美京平(作曲)
チャート最高順位
  • 週間9位(オリコン
  • 1972年度年間52位(オリコン)
伊東ゆかり シングル 年表
グリーン・ジンジャー・フライング
(1971年)
誰も知らない
(1971年)

(1972年)
テンプレートを表示

誰も知らない」(だれもしらない)は、1971年10月25日に発売された伊東ゆかりのシングル。

解説

[編集]
  • 1960年代に“スパーク3人娘”のひとりとして一世を風靡した伊東は、1970年渡辺プロダクションから独立、レコード会社も日本コロムビアに移籍して心機一転を図っていたが、セールスは苦戦を強いられていた[1]。元・ベース奏者でマネージャーをつとめていた父親の伊東謙吉は、日音村上司に「ぜひとも筒美京平作品を歌わせてほしい。」と依頼[1]。同社が原盤を制作することになる。
  • 当初伊東は「リズムを強調したアップテンポの曲は、自分に合わないのでは…。」と難色を示していたが、村上は「マイナーなメロディーをアップビートに乗せた曲をロングドレスで歌うのがイメージの一新につながる。」と説得し、伊東も納得[1]。赤坂ミュージック・スタジオで行われたレコーディングは、歌入れをテイク1で終え完成させる[1]
  • 本作はオリコンチャート週間最高9位と、『知らなかったの』(1969年)以来、約2年ぶりにTOP10入りするヒットを記録[2]。さらに1971年大晦日第22回NHK紅白歌合戦にも、本作にて9回目の出場を果たした。

収録曲

[編集]
  1. 誰も知らない [02:34]
  2. よせばいいのに [03:09]

収録アルバム

[編集]
  • 旅 (#1)
  • ふたたび愛を〜伊東ゆかり・筒美京平 Love Sounds (#1、#2)

カバー

[編集]

脚注

[編集]
  1. ^ a b c d CD-BOX『筒美京平 Hitstory Ultimate Collection 1967〜1997 2013Edition』 ソニー・ミュージックダイレクト(2013年12月25日)ブックレット、59頁。
  2. ^ 『オリコンチャート・ブック アーティスト編』オリジナルコンフィデンス、1988年、50頁頁。ISBN 4-87-131021-3 

関連項目

[編集]