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證菩提寺

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
 證菩提寺しょうぼだいじ
本堂
所在地 〒247-0013 神奈川県横浜市栄区上郷町1864
位置  北緯35度21分46.7秒 東経139度34分12.6秒 / 北緯35.362972度 東経139.570167度 / 35.362972; 139.570167
山号 五峯山
宗派 高野山真言宗
本尊 阿弥陀如来
創建年 1189年(文治5年)→1197年(建久8年)完成。
開基  源頼朝
中興年 1235年(嘉禎元年)
中興 小菅ケ谷殿(北条泰時の娘という)
正式名  
札所等  
文化財 木造阿弥陀如来及両脇侍像(国指定重要文化財)・ 木造阿弥陀如来坐像(神奈川県指定重要文化財)・證菩提寺文書・成巻文書11通(横浜市指定文化財)
法人番号 7020005001200 ウィキデータを編集
證菩提寺の位置(横浜市内)
證菩提寺
證菩提寺
證菩提寺 (横浜市)
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山門

證菩提寺(しょうぼだいじ)は、神奈川県横浜市栄区上郷町にある寺院真言宗源頼朝が建立したと伝わり、文化財に指定された所蔵品も多数。

概要

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平安時代の末、1189年(文治5年)の石橋山の戦い源頼朝に協力し、頼朝の身代わりとなって戦死した佐奈田(佐那田)与一義忠岡崎義実の息子)の菩提を弔うため、頼朝によって建てられたといわれている[1]。「證菩提」は岡崎義実の法名という。1189年(文治5年)に建設が始まり、1197年(建久8年)に完成した。鎌倉時代源氏衰退とともに荒廃したが、北条泰時の娘といわれる小菅ケ谷殿によって1235年(嘉禎元年)に新阿弥陀堂が建てられて存続した[2]

鎌倉幕府の庇護を受け、かつてその境内は広大で、東は現在の上郷市民の森から西は㹨川親水公園稲荷森水辺広場付近まで、北は山手学院中学校・高等学校南側付近から南は横浜市立上郷小学校付近までの、約1平方キロメートルの広さがあった[3]

文化財

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以下の仏像や文書が文化財指定されている[4]

  • 木造阿弥陀如来及両脇侍像(国指定重要文化財
  • 木造阿弥陀如来坐像(神奈川県指定重要文化財)
  • 證菩提寺文書・成巻文書11通(横浜市指定文化財)

参考資料

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  • 栄の歴史編集委員会『栄の歴史』栄区地域振興課 2013年(平成25年)3月
  • 栄区地域振興課『栄区郷土史ハンドブック(第5刷)』横浜市 2015年(平成27年)3月

関連項目

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脚注

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  1. ^ 栄の歴史編集委員会(2013年)30-33ページ
  2. ^ わが町自慢”. 横浜市栄区 (2019年1月25日). 2021年2月20日閲覧。
  3. ^ 栄区地域振興課(2015年)56ページ
  4. ^ 国・神奈川県および横浜市指定・登録文化財目録”. 横浜市教育委員会事務局生涯学習文化財課 (2019年11月5日). 2021年2月20日閲覧。