谷地八幡宮
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(谷地どんが祭りから転送)
谷地八幡宮 | |
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拝殿 | |
所在地 | 山形県西村山郡河北町谷地乙224 |
位置 | 北緯38度25分33.7秒 東経140度18分47秒 / 北緯38.426028度 東経140.31306度座標: 北緯38度25分33.7秒 東経140度18分47秒 / 北緯38.426028度 東経140.31306度 |
主祭神 | 応神天皇 |
社格等 |
旧県社 別表神社 |
創建 | 寛治5年(1091年) |
例祭 | 9月14日・15日 |
主な神事 | 林家舞楽 |
地図 |
谷地八幡宮(やちはちまんぐう)は、山形県西村山郡河北町にある神社である。旧社格は県社で、現在は神社本庁の別表神社。
歴史
[編集]寛治5年(1091年)、鎮守府将軍・源義家が、神恩に感謝して石清水から白鳥村(現 村山市白鳥近辺)に八幡神を勧請して祭祀を行ったのに始まると伝えられる。天正年間(1573年 - 1592年)頃、谷地城主・白鳥長久が白鳥村から現在地に遷し、鎮守とした。寒河江八幡宮・溝延八幡宮とともに「寒河江荘三八幡」と称され、武家の崇敬を受けた。
かつては八幡神社と称していたが、神社本庁の別表神社に加列される際に谷地八幡宮に改称した。
祭事
[編集]9月の例祭で奉納される「谷地の舞楽」は、大阪・四天王寺の楽人の流れをくむ神職・林家が一子相伝で伝承しているもので、「林家舞楽」とも呼ばれ重要無形民俗文化財に指定されている。林家舞楽は宮中舞楽・四天王寺舞楽・南都楽所舞楽と並ぶ日本四大舞楽の一つとされる。
- 歳旦祭
- 1月1日。午前零時に一番太鼓が打たれ、初詣が始る。神殿では、歳旦祭の祝詞が朗々と奏上され、神前に舞楽が奉奏される。
- おさいとう
- 1月14日。17:30に点火し、正月に飾った注連飾りや古神札、古お守りを炊き上げる。
- 産業祭
- 1月中旬。社業の繁栄・操業の安全を祈願する。
- 紀元祭
- 2月11日。皇室国家の弥栄、氏子崇敬者の平安を祈願する。
- 祈年祭
- 3月下旬。皇室の弥栄と国の隆昌、氏子崇敬者の家内安全、そして当地方の五穀豊穣、産業振興を祈願する。
- 昭和祭
- 4月29日。昭和天皇の聖徳大業を景仰し、皇室の弥栄と国家国民の繁栄を祈願する。
- 夏越の大祓
- 7月海の日。茅の輪神事を行い厄を払う。
- きゅうり天王祭
- 7月海の日。境内末社八坂神社の例祭。きゅうりを供え、厄病退散を祈願する。
- 風日祈祭(かざひのみさい)・宮参り
- 八月最終土曜日。秋の収穫まで風雨の災いがないように祈る風祭り、五穀の豊穣を祈る宮参り。
- 二百十日祭・神幸の儀
- 八月最終日曜日。五穀豊穣・国家繁栄・家内安全の祈願のため、神輿が谷地地区内を渡御する。
- 例大祭
- 2014年9月12日 20:00~ 楽揃式・奴祓式、9月13日 例大祭1日目 13:30~ 例祭祓式 、14:20~ 舞楽奉奏(7曲)など、9月14日 例大祭2日目 12:00~ 神幸所発輿祭 、14:00~ 舞楽奉奏(10曲)など、9月15日 例大祭3日目 13:30~ 大黒舞など。
- 神嘗祭奉祝祭
- 10月20日。伊勢神宮の神嘗祭に合わせて行われる。
- 明治祭
- 11月3日。明治天皇の聖徳大業を景仰し、皇室の弥栄と国家国民の繁栄を祈願する。
- 新嘗祭・神宮大麻頒布始祭
- 11月23日。神前に新穀を供え、五穀豊穣を感謝する。
- 天長祭
- 12月23日(天皇御誕生日)。天皇の誕生を氏子崇敬者と共に祝い、皇室の弥栄を祈念する。
- 師走の大祓
- 12月31日。新年を迎えるに当たり厄を払う。