谷池重紬子
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谷池 重紬子 (たにいけ えつこ) | |
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出身地 | 日本 |
学歴 | 武蔵野音楽大学 |
ジャンル | クラシック音楽 |
職業 |
ピアニスト 伴奏ピアニスト 音楽教育者 |
担当楽器 | ピアノ |
谷池 重紬子(たにいけ えつこ)は、日本のピアニスト、音楽教育者。二期会所属。
経歴
[編集]武蔵野音楽大学音楽学部器楽学科[1]を卒業後、二期会のピアニストとなる。伴奏者として有名になり、朝日新聞に掲載のコラム「天声人語」にも紹介された。
第一線で活躍している歌手のリサイタル、オペラ、合唱伴奏及びその録音、放送等を数多く手がけている。また、静岡国際オペラコンクール等、国際コンクールのオフィシャルピアニストも務めている[2]。
1994年8月、1995年8月、1996年8月、夏のイタリアにおけるガブリエラ・トゥッチ、ジャンニ・ライモンディ、ジュゼッペ・タッデイ等のマスタークラスでの声楽セミナーにピアノ伴奏及びオペラ公演伴奏者として参加[3]。1997年 - 1998年、2000年、2003年には、文化庁在外特別派遣研究員として渡伊。ミラノにて[1]指揮者アルジェント[3]、コレペティートルのもとで研鑽を積む[2]。
新国立劇場オペラ研修所、二期会オペラ研修所[2]、東京音楽大学音楽学部専任講師 [4]。伴奏者兼コレペティートルとして明日の日本音楽会を担う若手音楽家達を支えている[2]。また水戸芸術館では、「オペラの花束をあなたへ」シリーズやリサイタルなどの出演活動も行っている。
参加作品等
[編集]以下の他、Researchmap Works(作品等)には、95件もの芸術活動が記録されている[5]。
- にほんのうた90年の系譜 文化庁芸術祭サントリーホールライブ録音[6](2008年5月20日)
- アランゴーナの舟歌 プッチーニ、サデーロ歌曲集 東敦子、谷池重紬子(1993年12月10日)フォンテック[7]
- なつかしき愛の歌 東敦子、谷池重紬子(1995年9月25日)メディアリング[8]
- 東敦子の日本歌曲2 高田三郎・山田耕筰歌曲集 東敦子、谷池重紬子(1996年10月25日)フォンテック[7]
- コールユーブンゲン(移動ド唱)稲垣俊也、杉野麻美、大間知覚、平松英子、谷池重紬子(1998年6月25日)フォンテック[8]
- イタリア歌曲集 松本美和子、志村年子、永田峰雄、谷池重紬子(1997年5月25日)フォンテック[8]
- イタリア歌曲集2 松本美和子、小山由美、佐野成宏、谷池重紬子(2007年10月21日)フォンテック[7]
- 日本合唱曲全集『幼年連祷』新実徳英作品集1 慶應義塾ワグネル・ソサィエティー男声合唱団、谷池重紬子ほか(2005年10月21日)日本伝統文化振興財団
- J.ブラームス ジプシーの歌/愛の歌 指揮:畑中良輔、ソプラノ:大島洋子・平松英子、アルト:菅有実子・永富啓子、テノール:藤川泰彰・星洋二、バス:志村文彦・堀野浩史、ピアノ:久邇之宜・谷池重紬子(2002年12月18日)ビクターエンタテインメント
- 君を愛す-名歌集 福井敬、谷池重紬子(2006年12月19日)Disc Classica[7]
- にほんのうた 澤畑恵美、谷池重紬子 SACD(2008年05月20日)フォンテック[7]
- にほんのうた2 澤畑恵美、谷池重紬子(2010年12月21日)フォンテック[7]
- 悲しくなったときは - 福井敬、 日本を歌う 福井敬、谷池重紬子(2011年02月09日)Disc Classica[7]
- この道 - 福井敬、故郷を歌う 福井敬、谷池重紬子(2014年11月12日)Disc Classica[7]
- カルーソ 岡田尚之、谷池重紬子(2016年04月20日)Disc Classica[7]
- 六騎 - こころを歌う- 福井敬、谷池重紬子(2017年11月22日)Disc Classica[7]
脚注・出典
[編集]- ^ a b “谷池重紬子”. 滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール. 2020年2月24日閲覧。
- ^ a b c d J.ブラームス ジプシーの歌/愛の歌(2002年12月18日)ビクターエンタテインメント ライナーノーツ
- ^ a b “谷池重紬子 その他”. Researchmap. 2020年2月24日閲覧。
- ^ “谷池重紬子 マイポータル”. Researchmap. 2020年2月24日閲覧。
- ^ “谷池重紬子”. Researchmap Works(作品等). 2020年2月24日閲覧。
- ^ “谷池重紬子”. Researchmap 書籍等出版物. 2020年2月24日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j “谷池重紬子”. TOWER RECORD. 2020年2月24日閲覧。
- ^ a b c “谷池重紬子”. Amazon. 2020年2月24日閲覧。