谷浜駅
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谷浜駅 | |
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駅舎(2013年8月) | |
たにはま Tanihama | |
◄有間川 (3.4 km) (6.6 km) 直江津► | |
所在地 | 新潟県上越市大字長浜字家の下112[2] |
所属事業者 | えちごトキめき鉄道[1] |
所属路線 | ■日本海ひすいライン[1] |
キロ程 |
52.7 km(市振起点) 泊から62.1 km 米原から347.2 km |
電報略号 | タニ[1] |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面3線[1] |
乗車人員 -統計年度- |
13人/日(降車客含まず) -2023年- |
開業年月日 | 1911年(明治44年)7月1日[1][3] |
備考 | 無人駅[1] |
谷浜駅(たにはまえき)は、新潟県上越市大字長浜字家の下にある、えちごトキめき鉄道日本海ひすいラインの駅である[1]。
歴史
[編集]年表
[編集]- 1911年(明治44年)7月1日:信越線の支線として直江津駅 - 名立駅間の開業に伴い営業を開始する[1][3][4](一般駅)[5]。
- 1913年(大正2年)4月1日:線路名称が改定される。信越線の直江津駅 - 糸魚川駅間が北陸本線に編入され、当駅もその所属となる[4]。
- 1965年ころ:当駅を終着とする海水浴臨時列車「かもめ号」「さざなみ号」(のちの「かもめビーチ号」「さざなみビーチ号」)が運行を開始する。
- 1969年(昭和44年)10月1日:貨物の取扱を廃止し、旅客駅となる[5]。
- 1984年(昭和59年)
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道の駅となる[7]。
- 2015年(平成27年)3月14日:北陸新幹線・長野駅 - 金沢駅間延伸開業に伴いえちごトキめき鉄道へ移管[1]。
JR西日本時代
[編集]- 糸魚川地域鉄道部が管理する無人駅であった。一時期自動券売機が設置されていたが、運賃改定に伴い撤去されている。
- 2015年3月のえちごトキめき鉄道移管前までは、JR西日本が管理する自社管理駅では当駅が最東端に位置していた。これはJR西日本線最東端の直江津駅が会社境界を接するJR東日本の管理であったためである。特別企画乗車券「北陸おでかけパス」は、2015年度いっぱいまでJR時代と同じく西隣の当駅が最東端の駅となっていたが、2016年4月2日利用分より谷浜駅 - 直江津駅間も周遊区間に追加された。
- 移管後はJR西日本線の最東端は北陸新幹線上越妙高駅(会社境界を接するJR東日本の管理)、JR西日本自社管理の最東端は大糸線中土駅となった[8]。
駅構造
[編集]地上駅となっており、ホームは駅舎に接して単式1面1線、その奥に島式1面2線の計2面3線を有する[9]。なお、両ホームは跨線橋で連絡している。
この他、構内には側線が数本設けられている。1番のりば西側(糸魚川方)には、かつて貨物発着用ホームとして使用していた側線と車庫がある[1]。
えちごトキめき鉄道への移管後も引き続き無人駅である[10]。駅舎は開業時からの木造平屋建てで、内部には待合室などがあるほか、待合所にはかつて使われていた出札口が残されている[1]。トイレは男女別汲み取り式。
のりば
[編集]のりばは駅舎側から以下の通り。
のりば | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | ■日本海ひすいライン | 上り | 糸魚川・泊方面 |
2 | (使用停止中) | ||
3 | 下り | 直江津方面 |
- 列車運転指令においては、1番のりばが「上り本線」、2番のりばが「中線」、3番のりばが「下り本線」となっている。
- 2番のりばについては、場内・出発信号機は稼動しているものの架線が撤去されている。
- 列車接近表示器から流れるメロディーは、1番のりばが「さくらさくら」、3番のりばが「草競馬」である。
- また、過去に使用されていた接近メロディとして「メリーさんの羊」がある(1番線)。
-
改札口
-
構内(3番のりば)
-
3番のりばに記されている「かもめ号」乗車位置案内
-
駅前から反対側の海水浴場へアクセスするための跨線橋
-
直江津方より長浜地区を望む
利用状況
[編集]2023年(令和5年)度の1日平均乗車人員は13人である[11]。
各年度の1日平均乗車人員は以下の通りである[12]。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
---|---|
2003年 | 36 |
2004年 | 39 |
2005年 | 42 |
2006年 | 33 |
2007年 | 32 |
2008年 | 32 |
2009年 | 28 |
2010年 | 26 |
2011年 | 25 |
2012年 | 28 |
2013年 | 31 |
2014年 | 24 |
2015年 | 26[13] |
2016年 | 28[14] |
2017年 | 21[15] |
2018年 | 20[16] |
2019年 | 17[17] |
2020年 | 14[18] |
2021年 | 15[19] |
2022年 | 13[20] |
2023年 | 13[21] |
駅周辺
[編集]駅北側は海水浴場に近く、夏季は当駅も海水浴客で賑わう[1]。駅東側には北陸線と国道8号を跨ぐ歩道橋が設けられており、海岸へ出ることができる[1]。
駅前には民家のほか民宿や商店がある。
バス路線
[編集]- 30系統(桑取線)
- くわどり湯ったり村 / 労災病院前
- 31系統(名立線)
- コミュニティプラザ前 / 労災病院前
- 32系統(能生線)
- 能生案内所 / 労災病院前
隣の駅
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p 鉄道友の会新潟支部『新潟県鉄道全駅 増補改訂版』新潟日報事業社、2015年6月30日、243頁。ISBN 9784861326066。
- ^ “沿線ガイド|日本海ひすいライン”. えちごトキめき鉄道. 2018年8月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年8月2日閲覧。
- ^ a b 「鐵道院告示第48号」『官報』1911年6月28日(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ a b 『歴史でめぐる鉄道全路線』 21頁
- ^ a b c 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』 II(初版)、JTB、1998年10月1日、143頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ “「通報」●北陸本線近江塩津駅ほか6駅の駅員無配置について(旅客局)”. 鉄道公報 (日本国有鉄道総裁室文書課): p. 2. (1984年3月9日)
- ^ 『歴史でめぐる鉄道全路線』 23頁
- ^ なんでもランキング - 西日本旅客鉄道(2015年3月16日閲覧)
- ^ 『週刊 JR全駅・全車両基地』 43号 富山駅・高岡駅・和倉温泉駅ほか68駅、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年6月16日、19頁。
- ^ えちごトキめき鉄道営業案内 - えちごトキめき鉄道(2015年3月16日閲覧)
- ^ えちごトキめき鉄道ご利用状況
- ^ 上越市統計要覧。
- ^ “平成27年度の乗車状況”. えちごトキめき鉄道. 2016年7月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年7月17日閲覧。
- ^ “平成28年度の乗車状況”. えちごトキめき鉄道. 2017年11月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年7月17日閲覧。
- ^ “平成29年度の乗車状況”. えちごトキめき鉄道. 2019年3月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年7月17日閲覧。
- ^ “2018年度の乗車状況”. えちごトキめき鉄道. 2019年7月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年7月17日閲覧。
- ^ “2019年度の乗車状況”. えちごトキめき鉄道. 2020年7月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年7月17日閲覧。
- ^ “2020年度の乗車状況”. えちごトキめき鉄道. 2021年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年7月3日閲覧。
- ^ “2021年度の乗車状況”. えちごトキめき鉄道. 2022年8月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年8月8日閲覧。
- ^ “2022年度の乗車状況”. えちごトキめき鉄道. 2024年1月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年4月28日閲覧。
- ^ “2023年度の乗車状況”. えちごトキめき鉄道. 2024年7月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年7月28日閲覧。
参考文献
[編集]関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 谷浜駅 - えちごトキめき鉄道