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谷浜駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
谷浜駅
駅舎(2013年8月)
たにはま
Tanihama
有間川 (3.4 km)
(6.6 km) 直江津
地図
所在地 新潟県上越市大字長浜字家の下112[2]
北緯37度9分44.59秒 東経138度10分26.31秒 / 北緯37.1623861度 東経138.1739750度 / 37.1623861; 138.1739750座標: 北緯37度9分44.59秒 東経138度10分26.31秒 / 北緯37.1623861度 東経138.1739750度 / 37.1623861; 138.1739750
所属事業者 えちごトキめき鉄道[1]
所属路線 日本海ひすいライン[1]
キロ程 52.7 km(市振起点)
から62.1 km
米原から347.2 km
電報略号 タニ[1]
駅構造 地上駅
ホーム 2面3線[1]
乗車人員
-統計年度-
13人/日(降車客含まず)
-2023年-
開業年月日 1911年明治44年)7月1日[1][3]
備考 無人駅[1]
テンプレートを表示

谷浜駅(たにはまえき)は、新潟県上越市大字長浜字家の下にある、えちごトキめき鉄道日本海ひすいラインである[1]

歴史

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年表

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JR西日本時代

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  • 糸魚川地域鉄道部が管理する無人駅であった。一時期自動券売機が設置されていたが、運賃改定に伴い撤去されている。
  • 2015年3月のえちごトキめき鉄道移管前までは、JR西日本が管理する自社管理駅では当駅が最東端に位置していた。これはJR西日本線最東端の直江津駅が会社境界を接するJR東日本の管理であったためである。特別企画乗車券北陸おでかけパス」は、2015年度いっぱいまでJR時代と同じく西隣の当駅が最東端の駅となっていたが、2016年4月2日利用分より谷浜駅 - 直江津駅間も周遊区間に追加された。
  • 移管後はJR西日本線の最東端は北陸新幹線上越妙高駅(会社境界を接するJR東日本の管理)、JR西日本自社管理の最東端は大糸線中土駅となった[8]

駅構造

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地上駅となっており、ホームは駅舎に接して単式1面1線、その奥に島式1面2線の計2面3線を有する[9]。なお、両ホームは跨線橋で連絡している。

この他、構内には側線が数本設けられている。1番のりば西側(糸魚川方)には、かつて貨物発着用ホームとして使用していた側線と車庫がある[1]

えちごトキめき鉄道への移管後も引き続き無人駅である[10]。駅舎は開業時からの木造平屋建てで、内部には待合室などがあるほか、待合所にはかつて使われていた出札口が残されている[1]トイレは男女別汲み取り式。

のりば

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のりばは駅舎側から以下の通り。

のりば 路線 方向 行先
1 日本海ひすいライン 上り 糸魚川方面
2 (使用停止中)
3 下り 直江津方面
  • 列車運転指令においては、1番のりばが「上り本線」、2番のりばが「中線」、3番のりばが「下り本線」となっている。
  • 2番のりばについては、場内・出発信号機は稼動しているものの架線が撤去されている。
  • 列車接近表示器から流れるメロディーは、1番のりばが「さくらさくら」、3番のりばが「草競馬」である。
  • また、過去に使用されていた接近メロディとして「メリーさんの羊」がある(1番線)。

利用状況

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2023年(令和5年)度の1日平均乗車人員13人である[11]

各年度の1日平均乗車人員は以下の通りである[12]

年度 1日平均
乗車人員
2003年 36
2004年 39
2005年 42
2006年 33
2007年 32
2008年 32
2009年 28
2010年 26
2011年 25
2012年 28
2013年 31
2014年 24
2015年 26[13]
2016年 28[14]
2017年 21[15]
2018年 20[16]
2019年 17[17]
2020年 14[18]
2021年 15[19]
2022年 13[20]
2023年 13[21]

駅周辺

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駅北側は海水浴場に近く、夏季は当駅も海水浴客で賑わう[1]。駅東側には北陸線と国道8号を跨ぐ歩道橋が設けられており、海岸へ出ることができる[1]

駅前には民家のほか民宿や商店がある。

バス路線

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「谷浜駅前」停留所にて、頸城自動車の路線バスが発着する。

  • 30系統(桑取線)
    • くわどり湯ったり村 / 労災病院前
  • 31系統(名立線)
    • コミュニティプラザ前 / 労災病院前
  • 32系統(能生線)
    • 能生案内所 / 労災病院前

隣の駅

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えちごトキめき鉄道
日本海ひすいライン
有間川駅 - 谷浜駅 - 直江津駅
※当駅開業時の1911年から1969年まで直江津駅との間に郷津駅があった[1]

脚注

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  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p 鉄道友の会新潟支部『新潟県鉄道全駅 増補改訂版』新潟日報事業社、2015年6月30日、243頁。ISBN 9784861326066 
  2. ^ 沿線ガイド|日本海ひすいライン”. えちごトキめき鉄道. 2018年8月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年8月2日閲覧。
  3. ^ a b 「鐵道院告示第48号」『官報』1911年6月28日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  4. ^ a b 『歴史でめぐる鉄道全路線』 21頁
  5. ^ a b c 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』 II(初版)、JTB、1998年10月1日、143頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  6. ^ “「通報」●北陸本線近江塩津駅ほか6駅の駅員無配置について(旅客局)”. 鉄道公報 (日本国有鉄道総裁室文書課): p. 2. (1984年3月9日) 
  7. ^ 『歴史でめぐる鉄道全路線』 23頁
  8. ^ なんでもランキング - 西日本旅客鉄道(2015年3月16日閲覧)
  9. ^ 『週刊 JR全駅・全車両基地』 43号 富山駅・高岡駅・和倉温泉駅ほか68駅、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年6月16日、19頁。 
  10. ^ えちごトキめき鉄道営業案内 - えちごトキめき鉄道(2015年3月16日閲覧)
  11. ^ えちごトキめき鉄道ご利用状況
  12. ^ 上越市統計要覧。
  13. ^ 平成27年度の乗車状況”. えちごトキめき鉄道. 2016年7月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年7月17日閲覧。
  14. ^ 平成28年度の乗車状況”. えちごトキめき鉄道. 2017年11月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年7月17日閲覧。
  15. ^ 平成29年度の乗車状況”. えちごトキめき鉄道. 2019年3月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年7月17日閲覧。
  16. ^ 2018年度の乗車状況”. えちごトキめき鉄道. 2019年7月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年7月17日閲覧。
  17. ^ 2019年度の乗車状況”. えちごトキめき鉄道. 2020年7月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年7月17日閲覧。
  18. ^ 2020年度の乗車状況”. えちごトキめき鉄道. 2021年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年7月3日閲覧。
  19. ^ 2021年度の乗車状況”. えちごトキめき鉄道. 2022年8月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年8月8日閲覧。
  20. ^ 2022年度の乗車状況”. えちごトキめき鉄道. 2024年1月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年4月28日閲覧。
  21. ^ 2023年度の乗車状況”. えちごトキめき鉄道. 2024年7月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年7月28日閲覧。

参考文献

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  • 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 13号 北陸本線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2009年10月11日。 

関連項目

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外部リンク

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