豊平町 (北海道)
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とよひらちょう 豊平町 | |
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廃止日 | 1961年5月1日 |
廃止理由 |
編入合併 豊平町 → 札幌市 |
現在の自治体 | 札幌市 |
廃止時点のデータ | |
国 | 日本 |
地方 | 北海道地方 |
都道府県 | 北海道 石狩支庁 |
郡 | 札幌郡 |
市町村コード | なし(導入前に廃止) |
面積 | 724.52 km2 |
総人口 |
77,312人 (国勢調査、1960年) |
隣接自治体 |
石狩支庁: 札幌市、千歳市、 札幌郡:広島村、手稲町 後志支庁: 小樽市、 虻田郡:喜茂別町、京極町 余市郡:赤井川村 胆振支庁: 有珠郡:大滝村 |
豊平町役場 | |
所在地 | 北海道札幌郡豊平町字月寒 |
座標 | 北緯43度01分53秒 東経141度22分48秒 / 北緯43.03136度 東経141.37997度座標: 北緯43度01分53秒 東経141度22分48秒 / 北緯43.03136度 東経141.37997度 |
ウィキプロジェクト |
豊平町(とよひらちょう)は、北海道札幌郡にあった町。現在の札幌市豊平区・清田区・南区の大部分の地域に該当。
地理
[編集]山
[編集]- 山岳: 余市岳 (1488.1 m)、無意根山 (1464 m)、中岳 (1388 m)、漁岳 (1318 m)、白井岳 (1301.6 m)、札幌岳 (1293 m)、狭薄山 (1296 m)、空沼岳 (1251 m)、長尾山 (1211 m)、烏帽子岳 (1109.7 m)、天狗山 (1144.9 m)、迷沢山 (1005.7 m)、砥石山 (826.7 m)、藻岩山 (531 m)、観音岩山 (498 m)、硬石山 (371 m)、
河川
[編集]歴史
[編集]- 1857年 - 札幌越新道の開削が始まる。このころ、豊平川河畔に通行屋が整備され、志村鐵一が定住[1]。
- 1871年 - 岩手県人が月寒・平岸・福住に入植し、月寒村・平岸村開村[2][3]。
- 1874年 - 豊平村開村[1]。
- 1883年 - 阿部仁太郎により札幌豊平郵便局を現在の豊平4条1丁目に開設。1962年に豊平郵便局が月寒より移転開設すると豊平橋郵便局に改称。
- 1902年4月1日 - 二級町村制の施行により豊平・月寒・平岸の3村が合併し豊平村となる。従来の村名は大字として残す[1]。
- 1907年4月1日 - 一級町村制施行。
- 1908年6月12日 - 町制施行により豊平町と改称[1]。
- 1910年 - 大字豊平村の大部分(現在の豊平・旭町・水車町)が札幌区に編入され、札幌区字豊平町となる[1]。豊平町役場が豊平(現在の豊平4-6)から月寒(現在の月寒西1-6)に移転[4]。
- 1918年 - 定山渓鉄道線開業。
- 1920年 - 第1回国勢調査実施。2,190戸、11,430人。
- 1944年 - それまでの3大字を廃止、以下の行政字に再編[1]。
- 1947年 - 八紘が東月寒と字名変更[1]。
- 1956年 - 町役場を現在の月寒中央通7丁目に移転。
- 1961年3月14日 - 旧豊平町議会が札幌市との合併を決議。
- 1961年5月1日 - 札幌市に編入[1]。同日豊平町廃止。
関連人物
[編集]脚注
[編集]参考文献
[編集]- 『豊平町史』豊平町役場、1959年
- 角川日本地名大辞典 1 北海道