豊平神社
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豊平神社 | |
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拝殿 | |
所在地 | 北海道札幌市豊平区豊平4条13丁目1番18号 |
位置 | 北緯43度2分39.9秒 東経141度22分50.7秒 / 北緯43.044417度 東経141.380750度座標: 北緯43度2分39.9秒 東経141度22分50.7秒 / 北緯43.044417度 東経141.380750度 |
主祭神 | 上毛野田道命・大山祇神・倉稲魂命 |
社格等 | 旧郷社 |
創建 | 1871年(明治4年) |
本殿の様式 | 神明造 |
例祭 | 7月15日 |
地図 |
豊平神社(とよひらじんじゃ)は、北海道札幌市豊平区豊平4条13丁目1番18号にある神社である。旧社格は郷社。
祭神
[編集]- 上毛野田道命(かみつけのたみちのみこと)
- 主祭神。阿部仁太郎が故郷・青森の猿賀神社の神を入植先の当地でも祭ったもの[1]。
- 大山祇神(おおやまつみのかみ)
- 山の神。入植当時は一帯が森林で、毎年多くの木材を切り出していたことから祭られた[1]。
- 倉稲魂命(うがのみたまのみこと)
- 実りの神。田畑を開墾するにあたって祭られた[1]。
歴史
[編集]- 1871年(明治4年) – 阿部仁太郎が上毛野田道命の祠を建てる[1]。
- 1884年(明治17年) – 社殿を新築[1]。
- 1889年(明治22年) – 公認神社となる[1]。
- 1919年(大正8年)1月 – 村社となる[1]。
- 1943年(昭和18年) – 郷社となる[1]。
石碑
[編集]- 阿部仁太郎之碑
- 1899年(明治32年)7月3日建立。豊平区に現存する最古の碑といわれる[2]。
- 満州戦没記念碑
- 1906年(明治39年)建立。日露戦争で犠牲となった豊平村出身者の慰霊のための碑[3]。
- 連合用水「穿渠有功者姓名」碑
- 1914年(大正5年)9月1日建立。社務所の中庭に所在。豊平・平岸村・上白石村・白石村の四カ村連合用水の開設功労者を顕彰する碑[4]。
- 「聯合用水開渠四十周年記念国富在農」碑
- 1933年(昭和8年)9月1日建立。社務所の中庭に所在。題書は当時の札幌市長・橋本正治[5]。
- 「札幌市豊平聯合用水組合創立五十年記念」碑
- 1943年(昭和18年)9月1日建立[6]。
- 針供養の歌碑
- 1951年(昭和26年)12月建立[1]。
- 連合用水組合「六十周年記念功労者」碑
- 1953年(昭和28年)9月1日建立。社務所の中庭に所在[7]。
ギャラリー
[編集]-
阿部仁太郎之碑
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満州戦没記念碑
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「札幌市豊平聯合用水組合創立五十年記念」碑
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針供養の歌碑
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交通安全祈念塔
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 札幌市教育委員会文化資料室「第2章 神社の形成と歩み - 豊平区」『札幌の寺社』北海道新聞社〈さっぽろ文庫 39〉、1986年12月。全国書誌番号:88001399。
- 中村美彦「豊平区の碑」『札幌の碑』北海道新聞社〈さっぽろ文庫 45〉、1988年6月。全国書誌番号:88040461。