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豊田自動織機シャイニングベガ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
豊田自動織機シャイニングベガ
基本情報
正式名 豊田自動織機女子ソフトボール部
愛称 シャイニングベガ
運営母体 豊田自動織機
創設年 1952年
所属リーグ
リーグ JDリーグ西地区
本拠地
本拠地 日本の旗 愛知県刈谷市
組織
部長 奥村和雅
監督 永吉慎一
成績
2024 西地区4位
リーグ優勝 8回 (1994年・1996年・1998年・1999年・2001年・2004年・2006年・2007年)
獲得タイトル
皇后盃全日本総合選手権優勝 (4回)
1993年・1995年・2000年・2015年
国民スポーツ大会優勝 (1回)
2016年[注 1]
外部リンク
公式サイト

豊田自動織機シャイニングベガ(とよたじどうしょっきシャイニングベガ、: Toyota Industries Shining Vega)は、愛知県刈谷市を拠点とする女子ソフトボールチーム。JDリーグ所属。

概要

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チームバス外観 (2023年)

1952年に創部[1]。当初はトヨタグループのスポーツ大会である全豊田総合競技大会のために活動していたが、1961年に愛知県ソフトボール協会に登録して活動を本格化[2]。1988年に日本リーグ1部に昇格[3]。2022年からJDリーグ西地区所属。獲得タイトルは、日本リーグ8回・全日本総合4回・国体1回[注 2]

シャイニングベガとは、織機から織姫を連想し、光り輝く織姫を表現したもの。ベガは、こと座で最も明るい恒星で、七夕のおりひめ星(織女星)として知られている[1][2]

歴史

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  • 1952年 - 豊田自動織機製作所女子ソフトボール部として創部[1]
  • 1984年 - 日本リーグ2部昇格[3]
  • 1988年 - 日本リーグ1部昇格[3]
  • 1993年 - 全日本総合選手権初優勝[3]
  • 1994年 - 日本リーグ初優勝[3]
  • 2016年 - 日本リーグ1部の所属チームのセカンドネーム登録に伴い豊田自動織機シャイニングベガとなる
  • 2022年 - JDリーグ創設に伴い、同リーグ西地区に所属

成績

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日本リーグ戦績

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日本リーグ1部に決勝トーナメント方式が導入された1994年から、JDリーグ創設前の最終シーズンとなった2021年までの戦績。

年度 所属リーグ 総合順位 試合 リーグ順位 全日本総合 備考
1994 日本リーグ1部 優勝 16 14 2 0 1位[注 3] ベスト8
1995 日本リーグ1部 3位 16 12 4 0 2位[注 3] 優勝
1996 日本リーグ1部 優勝 16 11 5 0 2位[注 3] 準優勝
1997 日本リーグ1部 準優勝 16 10 6 0 2位[注 3] ベスト4
1998 日本リーグ1部 優勝 16 10 6 0 1位[注 3] 準優勝
1999 日本リーグ1部 優勝 22 18 4 0 2位 ベスト8
2000 日本リーグ1部 3位 22 20 2 0 1位 優勝
2001 日本リーグ1部 優勝 22 19 3 0 1位 ベスト4
2002 日本リーグ1部 3位 22 17 5 0 1位 2回戦
2003 日本リーグ1部 3位 22 16 6 0 2位 ベスト8
2004 日本リーグ1部 優勝 22 17 5 0 1位 ベスト8
2005 日本リーグ1部 準優勝 22 18 4 0 2位 準優勝
2006 日本リーグ1部 優勝 22 19 3 0 1位 ベスト4
2007 日本リーグ1部 優勝 22 18 4 0 3位 ベスト4
2008 日本リーグ1部 準優勝 22 14 8 0 4位 ベスト4
2009 日本リーグ1部 4位 22 17 5 0 3位 ベスト8
2010 日本リーグ1部 4位 22 17 5 0 3位 ベスト4
2011 日本リーグ1部 3位 22 15 7 0 4位 ベスト4
2012 日本リーグ1部 3位 22 13 9 0 4位 ベスト4
2013 日本リーグ1部 3位 22 15 7 0 4位 ベスト4
2014 日本リーグ1部 3位 22 15 7 0 4位 2回戦
2015 日本リーグ1部 3位 22 16 6 0 3位 優勝
2016 日本リーグ1部 7位 22 10 12 0 7位 準優勝 豊田自動織機シャイニングベガ
2017 日本リーグ1部 4位 22 13 9 0 4位 準優勝
2018 日本リーグ1部 4位 22 13 9 0 3位 ベスト4
2019 日本リーグ1部 4位 22 15 7 0 3位 ベスト4
2020 日本リーグ1部[注 4] 4位 11 7 4 0 4位 開催中止[注 5]
2021 日本リーグ1部 5位 22 13 9 0 4位 準優勝
  • 決勝トーナメント方式が導入された1994年以降、「総合順位」の1-4位はリーグ上位4チームによる決勝トーナメントの結果で決定。5位以下は「リーグ順位」に同じ[注 6]
  • 「リーグ順位」は、決勝トーナメント方式が導入された1994年以降の、リーグ戦における順位。上位4チームは決勝トーナメントに進出[注 6]

JDリーグ戦績

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年度 所属リーグ 総合順位 試合 リーグ順位 皇后盃 備考
2022 JDリーグ 準優勝 29 19 10 0 西2位[注 7] ベスト4
2023 JDリーグ ベスト4 29 22 7 0 西2位[注 8] ベスト8
2024 JDリーグ - 29 15 14 0 西4位 2回戦

選手・スタッフ

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2024年4月現在[4]
ポジション # 名前 年齢 身長 投打 出身校 備考
選手
投手 12 山下千世 22歳 164cm 左·左 浜松市立高金沢学院短大 前所属:BC高崎[注 9]
17 浅井茉琳 25歳 160cm 右·左 聖霊高日本体育大 前所属:大垣ミナモ
18 森本なるか 23歳 165cm 右·左 高知丸の内高園田学園女子大
28 堀脇千晴 19歳 176cm 左·左 神村学園高 新人
34 井上あやめ 23歳 161cm 左·左 花咲徳栄高富士大
44 ダラス・エスコベド 32歳 183cm 右·右 アリゾナ州立大
捕手 8 池上桃花 20歳 165cm 右·左 神村学園高伊賀
15 小寺若菜 23歳 164cm 右·左 奈良文化高神戸親和大 新人
21 マケナ・スミス 24歳 170cm 右·右 UCバークレー
25 松尾愛里 19歳 156cm 右·右 長崎商業高
内野手 1 須藤志歩 25歳 165cm 右·左 弘前学院聖愛高
4 宮本怜実 25歳 160cm 右·左 埼玉栄高日本体育大
6 竹中真海 27歳 159cm 右·左 東海学園高日本体育大
10 田井亜加音 キャプテン 30歳 178cm 右·右 東海学園高園田学園女子大
14 大平あい 29歳 157cm 右·左 白鷗大足利高東京女子体育大
27 梶原沙希 20歳 163cm 右·左 神村学園高
外野手 2 渡辺翠 24歳 160cm 右·右 弘前学院聖愛高富士大
3 野上あすか 24歳 157cm 右·右 星野高日本体育大
9 伊礼真歩 22歳 150cm 右·左 コザ高日本文理大 新人
11 佐藤友香 26歳 167cm 右·右 津東高中京大
13 福重さくら 24歳 163cm 右·左 多治見西高
スタッフ
監督 30 永吉慎一 53歳 - - 樟南高
コーチ 31 山崎泰稔 47歳 - - 伊野商業高
32 デビー・シュナイダー 58歳 - - カリフォルニア州立大フラートン

歴代所属選手

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投手
捕手
内野手
外野手

脚注

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注釈

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  1. ^ トヨタ自動車豊田自動織機デンソーの連合チーム
  2. ^ 2016年の国体でトヨタ自動車豊田自動織機デンソーの連合チームで優勝。愛知県の優勝は他に6回(1958年・1961年・1973年・1988年・1992年・2008年)記録されているが、2008年はデンソー主体のチームで、それ以外は詳細不明。
  3. ^ a b c d e 1994-1998年は1部リーグを2グループに分けて開催されたため、所属グループにおける順位
  4. ^ 新型コロナウイルスの影響により全11試合での開催
  5. ^ 新型コロナウイルスの影響により開催中止
  6. ^ a b 2020年、2021年は、上位5チームによる決勝トーナメントを実施
  7. ^ プレーオフ進出、ダイヤモンドシリーズ進出(準優勝)
  8. ^ プレーオフ進出、ダイヤモンドシリーズ進出(ベスト4)
  9. ^ ビックカメラ高崎ビークイーンで1年間プレーした後、2022年に金沢学院短期大学に進学し、2024年に豊田自動織機シャイニングベガに加入。

出典

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  1. ^ a b c チームコンセプト 公式ウェブサイト
  2. ^ a b チームプロフィール JD.LEAGUE
  3. ^ a b c d e 試合結果 1984-1998 公式ウェブサイト
  4. ^ 選手紹介 公式ウェブサイト

関連項目

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外部リンク

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