豊田自動織機シャイニングベガ
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(豊田自動織機女子ソフトボール部から転送)
豊田自動織機シャイニングベガ | |
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基本情報 | |
正式名 | 豊田自動織機女子ソフトボール部 |
愛称 | シャイニングベガ |
運営母体 | 豊田自動織機 |
創設年 | 1952年 |
所属リーグ | |
リーグ | JDリーグ西地区 |
本拠地 | |
本拠地 | 愛知県刈谷市 |
組織 | |
部長 | 奥村和雅 |
監督 | 永吉慎一 |
成績 | |
2024 | 西地区4位 |
リーグ優勝 | 8回 (1994年・1996年・1998年・1999年・2001年・2004年・2006年・2007年) |
獲得タイトル | |
皇后盃全日本総合選手権優勝 (4回) 1993年・1995年・2000年・2015年 | |
国民スポーツ大会優勝 (1回) 2016年[注 1] | |
外部リンク | |
公式サイト |
豊田自動織機シャイニングベガ(とよたじどうしょっきシャイニングベガ、英: Toyota Industries Shining Vega)は、愛知県刈谷市を拠点とする女子ソフトボールチーム。JDリーグ所属。
概要
[編集]1952年に創部[1]。当初はトヨタグループのスポーツ大会である全豊田総合競技大会のために活動していたが、1961年に愛知県ソフトボール協会に登録して活動を本格化[2]。1988年に日本リーグ1部に昇格[3]。2022年からJDリーグ西地区所属。獲得タイトルは、日本リーグ8回・全日本総合4回・国体1回[注 2]。
シャイニングベガとは、織機から織姫を連想し、光り輝く織姫を表現したもの。ベガは、こと座で最も明るい恒星で、七夕のおりひめ星(織女星)として知られている[1][2]。
歴史
[編集]- 1952年 - 豊田自動織機製作所女子ソフトボール部として創部[1]
- 1984年 - 日本リーグ2部昇格[3]
- 1988年 - 日本リーグ1部昇格[3]
- 1993年 - 全日本総合選手権初優勝[3]
- 1994年 - 日本リーグ初優勝[3]
- 2016年 - 日本リーグ1部の所属チームのセカンドネーム登録に伴い豊田自動織機シャイニングベガとなる
- 2022年 - JDリーグ創設に伴い、同リーグ西地区に所属
成績
[編集]日本リーグ戦績
[編集]日本リーグ1部に決勝トーナメント方式が導入された1994年から、JDリーグ創設前の最終シーズンとなった2021年までの戦績。
年度 | 所属リーグ | 総合順位 | 試合 | 勝 | 敗 | 分 | リーグ順位 | 全日本総合 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1994 | 日本リーグ1部 | 優勝 | 16 | 14 | 2 | 0 | 1位[注 3] | ベスト8 | |
1995 | 日本リーグ1部 | 3位 | 16 | 12 | 4 | 0 | 2位[注 3] | 優勝 | |
1996 | 日本リーグ1部 | 優勝 | 16 | 11 | 5 | 0 | 2位[注 3] | 準優勝 | |
1997 | 日本リーグ1部 | 準優勝 | 16 | 10 | 6 | 0 | 2位[注 3] | ベスト4 | |
1998 | 日本リーグ1部 | 優勝 | 16 | 10 | 6 | 0 | 1位[注 3] | 準優勝 | |
1999 | 日本リーグ1部 | 優勝 | 22 | 18 | 4 | 0 | 2位 | ベスト8 | |
2000 | 日本リーグ1部 | 3位 | 22 | 20 | 2 | 0 | 1位 | 優勝 | |
2001 | 日本リーグ1部 | 優勝 | 22 | 19 | 3 | 0 | 1位 | ベスト4 | |
2002 | 日本リーグ1部 | 3位 | 22 | 17 | 5 | 0 | 1位 | 2回戦 | |
2003 | 日本リーグ1部 | 3位 | 22 | 16 | 6 | 0 | 2位 | ベスト8 | |
2004 | 日本リーグ1部 | 優勝 | 22 | 17 | 5 | 0 | 1位 | ベスト8 | |
2005 | 日本リーグ1部 | 準優勝 | 22 | 18 | 4 | 0 | 2位 | 準優勝 | |
2006 | 日本リーグ1部 | 優勝 | 22 | 19 | 3 | 0 | 1位 | ベスト4 | |
2007 | 日本リーグ1部 | 優勝 | 22 | 18 | 4 | 0 | 3位 | ベスト4 | |
2008 | 日本リーグ1部 | 準優勝 | 22 | 14 | 8 | 0 | 4位 | ベスト4 | |
2009 | 日本リーグ1部 | 4位 | 22 | 17 | 5 | 0 | 3位 | ベスト8 | |
2010 | 日本リーグ1部 | 4位 | 22 | 17 | 5 | 0 | 3位 | ベスト4 | |
2011 | 日本リーグ1部 | 3位 | 22 | 15 | 7 | 0 | 4位 | ベスト4 | |
2012 | 日本リーグ1部 | 3位 | 22 | 13 | 9 | 0 | 4位 | ベスト4 | |
2013 | 日本リーグ1部 | 3位 | 22 | 15 | 7 | 0 | 4位 | ベスト4 | |
2014 | 日本リーグ1部 | 3位 | 22 | 15 | 7 | 0 | 4位 | 2回戦 | |
2015 | 日本リーグ1部 | 3位 | 22 | 16 | 6 | 0 | 3位 | 優勝 | |
2016 | 日本リーグ1部 | 7位 | 22 | 10 | 12 | 0 | 7位 | 準優勝 | 豊田自動織機シャイニングベガ |
2017 | 日本リーグ1部 | 4位 | 22 | 13 | 9 | 0 | 4位 | 準優勝 | |
2018 | 日本リーグ1部 | 4位 | 22 | 13 | 9 | 0 | 3位 | ベスト4 | |
2019 | 日本リーグ1部 | 4位 | 22 | 15 | 7 | 0 | 3位 | ベスト4 | |
2020 | 日本リーグ1部[注 4] | 4位 | 11 | 7 | 4 | 0 | 4位 | 開催中止[注 5] | |
2021 | 日本リーグ1部 | 5位 | 22 | 13 | 9 | 0 | 4位 | 準優勝 |
- 決勝トーナメント方式が導入された1994年以降、「総合順位」の1-4位はリーグ上位4チームによる決勝トーナメントの結果で決定。5位以下は「リーグ順位」に同じ[注 6]
- 「リーグ順位」は、決勝トーナメント方式が導入された1994年以降の、リーグ戦における順位。上位4チームは決勝トーナメントに進出[注 6]
JDリーグ戦績
[編集]年度 | 所属リーグ | 総合順位 | 試合 | 勝 | 敗 | 分 | リーグ順位 | 皇后盃 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2022 | JDリーグ | 準優勝 | 29 | 19 | 10 | 0 | 西2位[注 7] | ベスト4 | |
2023 | JDリーグ | ベスト4 | 29 | 22 | 7 | 0 | 西2位[注 8] | ベスト8 | |
2024 | JDリーグ | - | 29 | 15 | 14 | 0 | 西4位 | 2回戦 |
選手・スタッフ
[編集]- 2024年4月現在[4]
ポジション | # | 名前 | 年齢 | 身長 | 投打 | 出身校 | 備考 |
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選手 | |||||||
投手 | 12 | 山下千世 | 22歳 | 164cm | 左·左 | 浜松市立高→金沢学院短大 | 前所属:BC高崎[注 9] |
17 | 浅井茉琳 | 25歳 | 160cm | 右·左 | 聖霊高→日本体育大 | 前所属:大垣ミナモ | |
18 | 森本なるか | 23歳 | 165cm | 右·左 | 高知丸の内高→園田学園女子大 | ||
28 | 堀脇千晴 | 19歳 | 176cm | 左·左 | 神村学園高 | 新人 | |
34 | 井上あやめ | 23歳 | 161cm | 左·左 | 花咲徳栄高→富士大 | ||
44 | ダラス・エスコベド | 32歳 | 183cm | 右·右 | アリゾナ州立大 | ||
捕手 | 8 | 池上桃花 | 20歳 | 165cm | 右·左 | 神村学園高伊賀 | |
15 | 小寺若菜 | 23歳 | 164cm | 右·左 | 奈良文化高→神戸親和大 | 新人 | |
21 | マケナ・スミス | 24歳 | 170cm | 右·右 | UCバークレー | ||
25 | 松尾愛里 | 19歳 | 156cm | 右·右 | 長崎商業高 | ||
内野手 | 1 | 須藤志歩 | 25歳 | 165cm | 右·左 | 弘前学院聖愛高 | |
4 | 宮本怜実 | 25歳 | 160cm | 右·左 | 埼玉栄高→日本体育大 | ||
6 | 竹中真海 | 27歳 | 159cm | 右·左 | 東海学園高→日本体育大 | ||
10 | 田井亜加音 | 30歳 | 178cm | 右·右 | 東海学園高→園田学園女子大 | ||
14 | 大平あい | 29歳 | 157cm | 右·左 | 白鷗大足利高→東京女子体育大 | ||
27 | 梶原沙希 | 20歳 | 163cm | 右·左 | 神村学園高 | ||
外野手 | 2 | 渡辺翠 | 24歳 | 160cm | 右·右 | 弘前学院聖愛高→富士大 | |
3 | 野上あすか | 24歳 | 157cm | 右·右 | 星野高→日本体育大 | ||
9 | 伊礼真歩 | 22歳 | 150cm | 右·左 | コザ高→日本文理大 | 新人 | |
11 | 佐藤友香 | 26歳 | 167cm | 右·右 | 津東高→中京大 | ||
13 | 福重さくら | 24歳 | 163cm | 右·左 | 多治見西高 | ||
スタッフ | |||||||
監督 | 30 | 永吉慎一 | 53歳 | - | - | 樟南高 | |
コーチ | 31 | 山崎泰稔 | 47歳 | - | - | 伊野商業高 | |
32 | デビー・シュナイダー | 58歳 | - | - | カリフォルニア州立大フラートン |
歴代所属選手
[編集]- 投手
- ミッシェル・スミス(1992 - 2008)- アトランタ・シドニーオリンピック代表
- 高山樹里(1999 - 2009)- アトランタ・シドニー・アテネオリンピック代表
- 江本奈穂(2005 - 2010)- 北京オリンピック代表
- キャット・オスターマン(2011)- アテネ・北京・東京オリンピック代表
- ダラス・エスコベド(2019 - )- 東京オリンピック代表
- 捕手
- 池上桃花(2022 - )
- 内野手
- 外野手
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ トヨタ自動車、豊田自動織機、デンソーの連合チーム
- ^ 2016年の国体でトヨタ自動車、豊田自動織機、デンソーの連合チームで優勝。愛知県の優勝は他に6回(1958年・1961年・1973年・1988年・1992年・2008年)記録されているが、2008年はデンソー主体のチームで、それ以外は詳細不明。
- ^ a b c d e 1994-1998年は1部リーグを2グループに分けて開催されたため、所属グループにおける順位
- ^ 新型コロナウイルスの影響により全11試合での開催
- ^ 新型コロナウイルスの影響により開催中止
- ^ a b 2020年、2021年は、上位5チームによる決勝トーナメントを実施
- ^ プレーオフ進出、ダイヤモンドシリーズ進出(準優勝)
- ^ プレーオフ進出、ダイヤモンドシリーズ進出(ベスト4)
- ^ ビックカメラ高崎ビークイーンで1年間プレーした後、2022年に金沢学院短期大学に進学し、2024年に豊田自動織機シャイニングベガに加入。
出典
[編集]関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 公式ウェブサイト
- 豊田自動織機 シャイニングベガ - JD.LEAGUE
- 豊田自動織機シャイニングベガ - Wow! Collection
- 豊田自動織機シャイニングベガ (@shokki_shiningvega) - Instagram