貞固親王
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貞固親王(さだかたしんのう、生年不詳 - 延長8年5月15日(930年6月14日))は、平安時代前期から中期にかけての皇族。清和天皇の皇子。官位は三品・大宰帥。
経歴
[編集]清和朝の貞観15年(873年)清和天皇の諸皇子とともに親王宣下。元慶8年(884年)光孝天皇の即位に伴って四品に叙せられ、まもなく常陸太守に任ぜられる。光孝朝末の仁和3年(887年)弾正尹に遷り、のち三品・大宰帥に叙任された。
官歴
[編集]注記のないものは『日本三代実録』による。
- 貞観15年(873年)4月21日:親王宣下
- 元慶8年(884年)2月23日:四品。3月9日:常陸太守
- 仁和3年(887年)5月11日:弾正尹
- 時期不詳:三品。大宰帥[1]
- 延長8年(930年)5月15日:薨去[2]
系譜
[編集]『尊卑分脈』による。