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貫成人

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
貫 成人
人物情報
生誕 (1956-07-05) 1956年7月5日(68歳)
日本の旗 日本神奈川県鎌倉市
出身校 東京大学
学問
研究分野 哲学、舞踊・身体表現
研究機関 専修大学
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貫 成人(ぬき しげと、1956年7月5日[1] - )は、日本の哲学者、現象学者、ダンス評論家。 専修大学教授。

藝術学関連学会連合 副会長、舞踊学会 副会長を務める[1]

経歴

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神奈川県鎌倉市生まれ。父は宇野哲人の三男で日本史学者の貫達人清泉小学校栄光学園を経て、1980年東京大学文学部哲学科卒。1985年同大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学

1988年より埼玉大学教養学部の専任講師をつとめ、1990年より助教授。2000年より専修大学文学部教授。1986年から1987年、1996年から1997年にはヴッパタール大学へ滞在。2003年「経験の構造:フッサール現象学の速度性モデル」で東北大学より博士(文学)号を取得[2]。舞踊学会常務理事、日本現象学会編集委員を務める。

研究分野

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現象学、舞踊美学、歴史理論 / 身体論、歴史と世界システムの理論を研究対象としている。コンテンポラリー・ダンスを中心に、舞踊批評も行う。ピナバウシュ研究の第一人者でもある。

著書

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単著

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  • 図解雑学 哲学』(ナツメ社) 2001年
  • 『経験の構造 - フッサール現象学の新しい全体像』(勁草書房) 2003年
  • 『哲学マップ』(筑摩書房、ちくま新書) 2004年
  • カント わたしはなにを望みうるのか:批判哲学』(青灯社、入門・哲学者シリーズ) 2007年
  • 『哲学ワンダーランド 〈わかる〉ための道具箱』(PHP研究所) 2007年
  • ニーチェ すべてを思い切るために:力への意志』(青灯社、入門・哲学者シリーズ) 2007年
  • ハイデガー すべてのものに贈られること:存在論』(青灯社、入門・哲学者シリーズ) 2007年
  • フーコー 主体という夢:生の権力』(青灯社、入門・哲学者シリーズ) 2007年
  • 『図説・標準哲学史』(新書館) 2008年
  • 『真理の哲学』(筑摩書房、ちくま新書) 2008年
  • 『歴史の哲学』(勁草書房、双書エニグマ) 2010年
  • 『哲学で何をするのか 文化と私の「現実」から』(筑摩書房、筑摩選書) 2012年 
  • 『大学4年間の哲学が10時間でざっと学べる』(KADOKAWA) 2016年

共著

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翻訳

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参考

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脚注・出典

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  1. ^ 『人事興信録』1995年、貫達人の項。
  2. ^ NAID 500000279404

外部リンク

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