コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

貴志謙介

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

貴志 謙介(きし けんすけ、1957年 - )は、NHKの元ディレクタープロデューサー現代アート作家・著作家である。兵庫県出身。

人物

[編集]

映像作品

[編集]
  • 1983年 - NHK総合テレビ土曜リポート「浪速のインド商人」(ディレクター)
  • 1984年 - NHK特集「ニッポン中古品~大阪・アジアルート」(ディレクター)
  • 1984年 - NHK特集「山口組~知られざる組織の内幕~」(ディレクター)
  • 1985年 - NHK特集「浪花・笑いの仕掛け人」(ディレクター)
  • 1986年 - NHK特集「課長はこうして選ばれる」(ディレクター)
  • 1987年 - NHK特集「世界の中の日本 土地はだれのものか」(ディレクター)
  • 1988年 - NHK特集「よみがえったネズミ講」(ディレクター)
  • 1991年 - NHKスペシャルアインシュタインロマン」4 時空 悪魔の方程式(ディレクター)、イタリア賞ノミネート作品、年間ベスト・シナリオ選出
  • 1992年 - BS特集「VISION2020 知られざる王国マレーシア」(ディレクター)
  • 1992年 - NHK総合テレビ放送記念日特集「テレビはどこへいくのか」(ディレクター)
  • 1992年 - NHK総合テレビオリンピック特集「オリンピックの20世紀 アポロンの歌・映像が語る百年の光と影」(ディレクター)、第30回ギャラクシー賞テレビ部門奨励賞
  • 1993年 - BS特集「素晴らしき地球の旅 イタリアふれあいの旅 愛の四家族 ブリケッラ農園の春」(ディレクター)、世界テレビ映像祭優秀賞
  • 1993年 - BS特集「素晴らしき地球の旅 イタリアふれあいの旅 父と息子のチーズ旅 サルディニア島」(ディレクター)
  • 1995年 - BS特集「虹のかなたのH2O 精霊の巻」(ディレクター)
  • 1996年 - ビデオ・アート作品「音のかそけき」、ハイビジョン国際映画祭ユネスコ賞受賞
  • 1998年 - NHKスペシャル「海 知られざる世界」1 魔の海からの旅立ち(ディレクター)
  • 1999年 - NHK総合テレビ「地球に乾杯! 春だ羊よ、乳を出せ ルーマニア・マラムレシュ」(ディレクター)
  • 2001年 - NHKスペシャル宇宙 未知への大紀行」2 地球外生命を探せ、7 宇宙に終わりはあるのか(プロデューサー)
  • 2002年 - NHK-BSハイビジョンスペシャル「ハイビジョン進化論」 第一夜 森羅万象を見つめたい、第二夜 未来の夢を映したい(ディレクター)
  • 2003年 - NHK-BSハイビジョンスペシャル「天才画家の肖像 ピカソ~女たちが語る素顔」(ディレクター)
  • 2003年 - NHK-BSハイビジョンスペシャル「天才画家 vs ミュージシャン」(ディレクター)
  • 2003年 - NHK-BSプライムタイム「私が出会ったサラムたち~脱北者・10年の記録~」(制作統括)
  • 2004年 - NHKアニメワールド「火の鳥 HINOTORI」#1から#13(制作統括)
  • 2004年 - NHK-BSハイビジョン特集「一本桜の物語~花と過ごす春の一日」(制作統括)
  • 2005年 - NHK-BSハイビジョン特集「そして僕は日本で生まれ育った〜在日コリアン・家族の100年〜」(制作統括)
  • 2005年 - NHK-BSハイビジョン特集「史上空前の論文捏(ねつ)造」(制作統括)、第46回科学技術映像祭<文部科学大臣賞>、第26回バンフ・テレビ祭<科学・自然番組部門ロッキー賞>、第2回アルジャジーラ国際テレビ制作フェスティバル<調査レポート部門銅賞>、
  • 2006年 - NHK総合テレビプレミアム10「渥美清の肖像〜知られざる役者人生〜」(ディレクター)
  • 2006年 - NHK-BSハイビジョン特集「偉大なる旅人 鄭和」(制作統括)
  • 2007年 - NHK-BSハイビジョン特集「夢の旅 にっぽん絶景百選」(ディレクター)
  • 2008年 - NHK教育テレビ「知るを楽しむ歴史に好奇心 野望の”錬金術” 百年の興亡」(ディレクター)
  • 2008年 - NHK教育テレビ「知るを楽しむ 歴史に好奇心 映画王国・京都 カツドウ屋の100年 中島貞夫」(ディレクター)
  • 2008年 - NHK教育テレビETV特集「マキノ雅弘 あるカツドウ屋の生涯」(ディレクター)
  • 2009年 - NHK教育テレビ「知るを楽しむ 歴史は眠らない〜暗い時代こそ笑いとばせ!」#1から#4(ディレクター)
  • 2010年 - NHK総合テレビ「幻の甲子園~戦時下の球児たち~」(ディレクター)
  • 2011年 - NHK-BSハイビジョン特集「笑う沖縄!百年の物語」(企画・脚本・演出)
  • 2012年 - BS特集「革命のサウンドトラック-エジプト・闘う若者たちの歌-」(ディレクター)
  • 2013年 - NHK総合テレビ「SANAA 建築の冒険」(ディレクター)
  • 2014年 - NHK総合テレビ「1914 幻の東京〜よみがえるモダン都市〜」(ディレクター)
  • 2015年 - NHKスペシャル新・映像の世紀」第1集 第一次世界大戦 百年の悲劇はここから始まった(ディレクター)、NHK放送開始90周年・終戦70周年記念特番、国際テレビアーカイブ機構(FIAT/IFTA) 2016年世界会議入賞作品、第15回放送人グランプリ優秀賞、2016年度グッドデザイン賞
  • 2016年 - NHKスペシャル新・映像の世紀」第4集 冷戦・世界は秘密と嘘に覆われた(ディレクター)、NHK放送開始90周年・終戦70周年記念特番、国際テレビアーカイブ機構(FIAT/IFTA) 2016年世界会議入賞作品、第15回放送人グランプリ優秀賞、2016年度グッドデザイン賞
  • 2017年 - NHKスペシャル 「戦後ゼロ年 東京ブラックホール1945-1946」(ディレクター)、平成29年度文化庁芸術祭参加作品、ギャラクシー賞2017年8月度月間賞・第55回テレビ部門奨励賞、ATP賞テレビグランプリ2016ドキュメンタリー部門優秀賞、イタリア賞出品作品、伊藤喜作賞協会賞、JPPA(日本ポストプロダクション協会)ゴールド賞(テレビVFX部門)、第71回 日本映画テレビ技術協会 映像技術賞[VFX]、第21回 経済産業大臣賞(日本映画テレビ技術大賞)、ワールド・メディア・フェスティバル2019インターメディア・グローブ金賞(カテゴリー1位)
  • 2019年 - BS4K特集 NHKスペシャル「東京ブラックホールⅡ 破壊と創造の1964年」(ドラマ脚本・演出)、ギャラクシー賞テレビ部門10月度月間賞、2020年度ギャラクシー賞奨励賞、JPPA AWARDS 2020 映像技術部門優秀賞
  • 2023年 - NHK教育テレビETV特集「ソフィヤ 百年の記憶」(歴史リサーチ、映像演出)

著書

[編集]

個展・出展

[編集]
  • 1999年 個展「心の中の海を探検する」(会場:原宿・Harajuku Gallery(東京))
  • 2000年 出展「国際イムパクトアートフェスティバル」(会場:京都市美術館(京都))
  • 2002年 出展 <ARTEX LONDON特別賞受賞><ARTEX TOKYO特選>(会場:東京国際フォーラム(東京))
  • 2002年 出展 ベルギー「リニアート」出展(会場:LINEART, FLANDERS EXPO GENT BELGIUM(ベルギー))
  • 2002年 出展「日仏現代作家展」入選(場所:品川(東京))
  • 2004年 個展「貴志謙介展:Drowing in ZONE‐内なる衝動」(会場:元麻生ギャラリー(東京))
  • 2009年 個展「貴志謙介小品展」(会場:GALLERY&Cafe「World Times」(兵庫))
  • 2022年 出展「抽象展」(会場:BE= Lab & Gallery(大阪))

記事(雑誌・新聞・ウェブ)

[編集]
  • 新聞「心のなかの海を探検」『産経新聞』1999年1月28日
  • 新聞「にんげん図鑑―『心の中の海』を絵で表現」『朝日新聞』夕刊、1999年2月6日
  • 書籍「貴志謙介 Kishi, Kensuke」『現代美術の断面―日韓2000-2009前期の現況』京都国際芸術センター、2001年12月25日
  • 雑誌「KISHI KENSUKE 貴志謙介」(日本語版『Bien(美庵)』Vol.1、藝術出版社、2003年)
  • 雑誌「貴志謙介:Drowing in ZONE―内なる衝動」(日本語版『Bien(美庵)』Vol.25、藝術出版社、2004年3・4月)
  • 雑誌「1914年幻の東京 よみがえるモダン都市」『電波タイムズ』2014年12月8日号
  • 雑誌「悲劇を乗り越える「笑い」の力 : 歯科医ブーテンから始まる沖縄の笑いの系譜」(『月刊保団連』1253、全国保険医団体連合会、2018年1月、34-39頁)
  • 雑誌「終戦わずか2週間後「東京の慰安婦」は米軍のいけにえにされた」(『現代ビジネス』2018年8月15日)[1]
  • 雑誌「葬り去られる記憶・歪められる記憶~「1964年東京ブラックホール」をめぐって~貴志 謙介」聞き手 水野 哲夫(『季刊セクシュアリティ』No.97、2020年7月)
  • ウェブ「連載(全30回)|亡命ウクラニアン百年の物語 」(『ステラnet (NHK)』2022年6月17日~2024年3月12日)[2]
  • 雑誌「東京時間旅行 驚愕の現実を見る」(『建築ジャーナル』No.1355、2024年6月、32-33頁)

ビデオ・DVD

[編集]
  • 1990年 - VHS「ニッポン中古品」ポニーキャニオン
  • 1991年 - DVD「アインシュタインロマン」4 時空 悪魔の方程式 NHKエンタープライズ
  • 2001年 - DVD「NHKスペシャル 宇宙 未知への大紀行」第2集 地球外生命を探せ、第7集 宇宙に終わりはあるのか NHKエンタープライズ
  • 2005年 - DVD-BOX「火の鳥 HINOTORI」ハピネット・ピクチャーズ
  • 2006年 - DVD「偉大なる旅人 鄭和」NHKエンタープライズ
  • 2008年 - DVD「NHKスペシャル 海 知られざる世界」第1集 魔の海からの旅立ち NHKエンタープライズ
  • 2016年 - DVD「NHKスペシャル 新・映像の世紀」第1集 百年の悲劇はここから始まった NHKエンタープライズ
  • 2016年 - DVD「NHKスペシャル 新・映像の世紀」第4集 世界は秘密と嘘に覆われた NHKエンタープライズ

講演・トークイベント

[編集]
  • 1985年 - 講演「NHK特集「ニッポン中古品」アジア取材の舞台裏」、主宰: 長崎県
  • 2006年 6月 7日 - 講義「NHKチーフディレクター来る!!」、千葉大学文学部主宰講演、会場: 千葉大学法経第一会議室
  • 2007年10月 1日 - 講義「「山口組」から「アインシュタイン」まで」、大阪芸術大学「現代マスコミ論」特別講義(座間味教授担当)、会場: 大阪芸術大学
  • 2016年 6月29日 - 講演 「第一次世界大戦記録映像から私たちは何を読み取るか」主催: 第一次世界大戦100年展2018実行委員会、会場: 三軒茶屋キャロットタワー内生活工房5Fセミナールーム
  • 2016年11月18日 - トーク「NHKスペシャル「映像の世紀」続編ー「新・映像の世紀」を「映像の世紀」と比較しながら語る」かわさき市民アカデミー「懐かしの名作を語る―テレビ創生期秘話、映像の世紀、原子力」、会場: 川崎市生涯学習プラザ
  • 2017年 4月18日 - トーク「『新・映像の世紀大全』刊行記念トークイベント――新旧2つの「映像の世紀」の制作者が語る、巨大なドキュメンタリー「発信」の舞台裏 河本哲也 × 寺園慎一 × 貴志謙介」、会場: 紀伊國屋書店新宿本店8階イベントスペース
  • 2017年12月 5日 - 講義 NHKスペシャル「戦後ゼロ年 東京ブラックホール」について、早稲田大学社会科学総合学術院「環境表現論2」(佐藤洋一教授担当)、会場: 早稲田大学12号館401室
  • 2018年 9月 9日 - トーク『戦後ゼロ年 東京ブラックホール』(NHK出版)刊行記念トークイベント、主催・会場:Tokyo Little House(赤坂)
  • 2018年12月15日 - トーク「2018 Best of Input 世界公視大展精選「戦後ゼロ年 東京ブラックホール」上映後のディレクター・トーク」、会場:台湾・台中市政府集会堂
  • 2018年12月16日 - トーク「明治150年 現在・過去・未来」、NHKFM トーキング ウィズ 松尾堂
  • 2022年 4月23日 - 講義 NHKスペシャル「東京ブラックホール」トークイベント特別講義、会場:多摩美術大学(上野毛キャンパス)
  • 2023年11月17日 - 講演 Inter BEE 2023「 映像の力は社会に何を問いかけるか?そしてその可能性とは?〜映画「キャロル・オブ・ザ・ベル 家族の絆を奏でる詩(うた)」を制作して」、会場:国際会議場2F国際会議室
  • 2024年 3月15日 - トーク「ウクライナ・チャリティイベントでのトーク」、会場:旧グッゲンハイム邸

脚注

[編集]
  1. ^ 『東アジア流行歌アワー――越境する音 交錯する音楽人』(岩波現代全書15)(岩波書店、2013年10月、263頁)

関連項目

[編集]