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費孝通

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
費 孝通
プロフィール
出生: 1910年11月2日
死去: 2005年4月24日
出身地: 清の旗 江蘇省蘇州府呉江県
各種表記
繁体字 費孝通
簡体字 费孝通
拼音 Fēi Xiàotōng
和名表記: ひ こうつう
発音転記: フェイ シャオトン
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費 孝通(ひ こうつう、1910年11月2日 - 2005年4月24日)は、中国社会学者人類学者民族学者。中国における社会学人類学の基礎を築いた。第七、八回全国人民代表大会常務委員会副委員長、中国人民政治協商会議第六回全国委員会副主席などを歴任した。

略歴

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著書

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著書は多数あり、特に『郷土中国』と『江村経済』は、中国経済社会及び文化を研究する上で必読の書である。他の主要な著作は『費孝通文集』に収録。

  • 『Peasant Life in China』(1939年、訳題江村経済)
  • 『禄村農田』(1943年
  • 『Earthbound China』 1945年
  • 『中国紳士』(1945年
  • 『内地農村』(1946年
  • 『生育制度』(1947年
  • 『郷土中国』(1948年
  • 『郷土重建』(1948年
  • 『Toward a Peoples Anthropology』(1981年
  • 『Chinese Village Close-up』(1983年
  • 『従事社会学五十年』(1983年
  • 『小城鎮四記』(1985年
  • 『費孝通社会学論文集』(1985年
  • 『費孝通社会学文集』(1985年
  • 『Small Towns in China』(1986年
  • 『記小城鎮及其他』(1986年
  • 『辺区開発与社会調査』(1987年
  • 『費孝通民族研究文集』(1988年
  • 『行行重行行』(1989年
  • 『費孝通文集』(1999年
日本語訳は以下
  • 『生育制度 中国の家族と社会』横山広子訳、東京大学出版会、1985年
  • 『中国農村の細密画 ある村の記録』小島晋治ほか訳、研文出版・研文選書、1985年
  • 『江南農村の工業化 “小城鎮”建設の記録』大里浩秋・並木頼寿訳、研文出版・研文選書、1988年
  • 『郷土中国』西澤治彦訳、風響社あじあブックス、2019年
  • 『郷土中国・郷土再建』諸葛蔚東訳、東京大学出版会、2021年
  • 『費孝通学術論集 述懐と再考』梁海燕・蒋青・陳雪・張哲訳、京都大学学術出版会、2021年
  • 『支那の農民生活 : 揚子江流域に於ける田園生活の実態調査』仙波泰雄, 塩谷安夫 訳 生活社 昭14 (『Peasant Life in China』の全訳 このほかに『支那の農民生活』市木亮 訳 教材社 1939)

中華民族多元一体構造

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1988年、「中華民族多元一体構造(中华民族多元一体格局)」を発表した。これは、中国に住む諸民族は、数千年の歴史を経て形成された一体性を有するとしており[1]、現在の中国の民族政策の基本路線を成すとされる[2]

外部リンク

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脚注

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