赤尾由美
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あかお ゆみ 赤尾 由美 | |
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生誕 |
1965年5月7日(59歳) 日本 東京都豊島区 |
国籍 | 日本 |
出身校 | 明治大学文学部 |
職業 |
アカオアルミ株式会社取締役[1] 元行政書士講師 |
団体 |
元参政党共同代表 元新しい歴史教科書をつくる会理事[2] |
赤尾 由美(あかお ゆみ、1965年〈昭和40年〉5月7日[3] - )は、日本の実業家[4]、政治言論人。元参政党共同代表で、その躍進に貢献した「ゴレンジャー」と呼ばれる5人のコアメンバーの1人だった[5][6]。大日本愛国党創設者の赤尾敏の姪[7][8]。
来歴
[編集]東京都豊島区生まれ[9]。父・四郎は日本で唯一[10]一円硬貨の円形素材を製造しているアルミ圧延メーカーのアカオアルミグループを創業した[4]。
1988年、明治大学文学部卒業後[9]、行政書士の講師やジャズダンスのインストラクターなどを務めた[11][12]。
1996年、父・四郎の死去に伴いアカオアルミグループの代表に就任、経営を担う[10][11]。同グループは現在、東京都練馬区と栃木県、群馬県に計4つの工場と3つの事業部でアルミの圧延、鍋などの製品、不動産業、自社製品の開発などを展開している。
2014年、河添恵子らと共に「国防女子が行く」を執筆・出版[13][12]。言論活動を開始する[14]。
2017年第48回衆議院議員総選挙に比例代表東京ブロックから日本のこころ公認で立候補[15]するも落選[9]。
経営の傍ら[4]、講演活動[11]や対談[16]、執筆活動を続けている[17][18]。
2021年12月より松田学、吉野敏明と共に参政党共同代表に就任[19]。2022年7月10日に執行された第26回参議院議員通常選挙に参政党公認で比例区から出馬したが、落選した[20][21]。落選後、党共同代表を退任したがボードメンバー(党執行部)には留まった。
2023年4月26日付で参政党のボードメンバーを退任。今後は党のアドバイザーを務めるという[22]。 同年7月26日、参政党は第50回衆議院議員総選挙の比例代表東京ブロック単独候補(名簿2位)に赤尾を充てることを発表[23]。しかし、8月30日には党のボード会議で赤尾のアドバイザー退任及び衆院選の公認取り消しが了承された[24]。11月23日には、参政党を離党した[25]。
政策
[編集]- 男系による皇位存続を支持[26]。日本会議の友好団体「皇統(父系男系)を守る国民連合の会」の呼びかけ人の1人である[26]。
- 反グローバル化を支持[6][27]。既存政党は多国籍企業によるグローバリスト利権の一部であるとする[6][27]。2022年の参院選の政見放送では、日本の既存政党が利権団体や中国、アメリカ、グローバル企業に日本人の生命や健康を売り渡していると主張した[27]。
- COVID-19は、計画されたパンデミック(プランデミック)であり、目的は国民を恐怖でコントロールし、経済を崩壊させ、薬物を摂取させることであるとし、国民を食い物にするために、次のウイルスのシナリオが用意されているとする[6]。
人物
[編集]- 2023年3月4日、参政党の第3回の政治資金パーティー「春のBAN政り」が開催され、赤尾はバレエを披露した[28][29]。
- ユダヤ系のアルゲマイナー紙は、「参政党の役員には、神田外語大学のジェフリー・ホール教授が『戦後日本史上最も悪名高いウルトラナショナリストの一人』と評した赤尾敏(大日本愛国党創設者[7])の姪、赤尾由美がいる」と書いている[8]。
スピリチュアル
[編集]- 2022年の参院選の選挙演説では、「国民運動を神様が応援してくれている」と話し、また「友人の霊能力者、並木良和の言葉をきっかけに気づいた」「我々は何かを見せられ、イリュージョンを見せられている。それに気づかなければ羊のように誘導されるだけ」「戦後の唯物史観教育により死んだら終わりと思わされている」と発言している[6]。
- パワーストーンショップのYouTubeチャンネルに頻繁に登場し[30]、その店が主催した「祈りを捧げた」エネルギー大豆を増やす会に目玉ゲストとして登場している[5][6][31]。また、木村拓哉の母親と[32]パワーストーンショップの動画で何度も共演している[30][33]。
著作
[編集]単著
[編集]- 『諸法令6科目 (行政書士・合格シリーズ)』早稲田経営出版、1995年。ISBN 978-4898234891。
- 『過去問パーフェクト―法令3法・諸法令6科目 (行政書士・合格シリーズ)』早稲田経営出版、1995年。ISBN 978-4898233672。
- 『民進党(笑)。 - さようなら、日本を守る気がない反日政党』ワニブックス、2016年。ISBN 978-4847065767。
- 『愛の右翼 赤尾 敏 (91歳の生涯で3万回以上の辻説法を行った「伝説の右翼」)』マキノ出版、2018年。ISBN 978-4837672722。
- 『赤尾由美の辻説法』青林堂 2020年。ISBN 978-4792606800。霊能力者の並木良和との対談を収録[34]。
共著
[編集]- 清宮寿朗、赤尾由美『法令3法 (行政書士・合格シリーズ)』早稲田経営出版、1995年12月10日。ISBN 978-4898233993。
- 河添恵子、葛城奈海、赤尾由美、兼次映利加『国防女子が行く なでしこが国を思うて何が悪い』ビジネス社、2014年12月10日。ISBN 978-4828417875。
- 吉野敏明、赤尾由美『参政党の吉野と赤尾が語るブレない生き方』青林堂、2022年3月。ISBN 9784792607227。
寄稿・対談
[編集]- 「赤尾敏先生ならトランプ現象を、どう見ただろう 高須克弥/赤尾由美 」『正論 2016年5月号』(日本工業新聞社、2016年4月1日、ASIN B01BVS0DEC)
- 「赤尾敏先生に比べればSEALDsなんて 高須克弥/赤尾由美」『正論 2016年6月号』(日本工業新聞社、2016年5月1日、ASIN B01EG98T94)
- 「赤尾敏流〝外交〟なら、ロシアは樺太も返す? 高須克弥/赤尾由美」『正論 2016年7月号』(日本工業新聞社、2016年6月1日、ASIN B01EG98T94)
- 「日露新時代の幕開け 国防女子が往く! 安倍さん、プーチンって大丈夫なの? 河添恵子・赤尾由美」『月刊Will 2016年11月号』(ワック、2016年9月26日、ASIN B01IW56WGA)
- 「さぁ、トランプだ 覚悟せよ! 【国防女子座談会】 トランプ当選でホッとしたネ 河添恵子・赤尾由美・葛城奈海・兼次映利加」『月刊Will 2017年1月号』(ワック、2016年11月26日)
- 「国防女子座談会 日本ファースト 安倍さんもトランプを真似たら 河添恵子・赤尾由美・杉田水脈」『月刊Will 2017年3月号』(ワック、2017年1月26日)
- 「中小企業の現場から見た日本経済」『ジャパニズム 37』(青林堂、2017年6月10日、ISBN 978-4792605940)
- 「小池都政の崩壊…小池さんって、権力LOVEの政治屋よネ 河添恵子・赤尾由美・池内ひろ美」『月刊Will 2017年8月号』(ワック、2017年6月26日)
- 「働き方改革の弊害」『ジャパニズム 38』(青林堂、2017年8月10日、ISBN 978-4792605988)
- 「幼稚な正義感を振りかざすな!」『ジャパニズム 40』(青林堂、2017年12月9日、ISBN 978-4792606107)
- 「「人づくり革命」で人が幸せになれるのか?」『ジャパニズム 41』(青林堂、2018年2月10日、ISBN 978-4792606145)
出演
[編集]テレビ
[編集]- テレビ朝日『朝まで生テレビ!』激論!女性が変える?!ニッポン(2016年4月29日)
- J:COMチャンネル『練馬人物図鑑』(2017年2月13日)
脚注
[編集]出典
[編集]- ^ 会社概要 閲覧:2023年6月20日
- ^ “<令和2年度定時社員総会>を開催!”. 新しい歴史教科書をつくる会 (2020年7月18日). 2020年7月29日閲覧。
- ^ “衆院選2017 候補者 赤尾由美”. 時事通信. (2017-10-) 2018年3月28日閲覧。
- ^ a b c “【中堅アルミ圧延メーカー「アカオアルミ」が創業70周年】〈赤尾由美社長に聞く〉〝選択と集中〟で収益向上 「100年企業」へ、品質向上と人材育成”. 日刊鉄鋼新聞. (2017年5月18日) 2018年3月28日閲覧。
- ^ a b 左巻健男、鈴木エイト、藤倉善郎(編)『カルト・オカルト 忍びよるトンデモの正体』あけび書房、2022年12月9日、77-82「第9章:参政党とオカルト・疑似科学(雨宮純)」、168-179「第6章:オカルト的な医療(桑満おさむ)」頁。ISBN 978-4871542241。
- ^ a b c d e f 横山茂雄、竹下節子、清義明、堀江宗正、栗田英彦、辻隆太朗、雨宮純『コンスピリチュアリティ入門: スピリチュアルな人は陰謀論を信じやすいか』創元社、2023年3月27日、11、108-122「神真都Qと陰謀論団体とコンスピリチュアリティ(雨宮純)」、193「宗教と陰謀のブリコラージュ(清義明)」、236−238「巻末対談 コンスピリチュアリティは『新しい』のか? - 陰謀論の現在(横山茂雄×栗田英彦)」頁。ISBN 978-4422701271。
- ^ a b “高須克弥×赤尾由美 赤尾敏が存命ならば「トランプ大統領」をどう見ただろうか?”. 産経新聞 (2016年6月11日). 2023年7月30日閲覧。
- ^ a b “Populist Japanese Politician Who Railed Against ‘Jewish Capital’ Wins Parliamentary Seat”. Algemeiner Journal (2022年7月11日). 2023年7月31日閲覧。
- ^ a b c “衆院選2017 候補者 赤尾由美”. 読売新聞. (2017年10月10日) 2018年3月28日閲覧。
- ^ a b アカオアルミ 株式会社 中小企業しごと魅力発信プロジェクト-東京都産業労働局
- ^ a b c 赤尾由美先生講演会「一円玉を作る会社を継いで」 告知文
- ^ a b “注目の女性保守言論ユニット「国防女子会」が世間を滅多切り! 『国防女子が行く-なでしこが国を思うて何が悪い』書籍刊行記念トークショー開催”. Dream News. (2015年2月2日) 2018年4月3日閲覧。
- ^ “美女が条件!「国防女子」が新たな話題”. 東京スポーツ. (2015年2月23日) 2018年4月3日閲覧。
- ^ “女性の力で日本を元気に! 「なでしこオピニオンの会」発足”. 夕刊フジ. (2017年5月24日) 2018年4月3日閲覧。
- ^ “比例東京に新人=こころ【17衆院選】”. 時事通信. (2017年10月4日) 2018年3月28日閲覧。
- ^ “高須克弥×赤尾由美 赤尾敏氏の思い出からシールズやトランプ旋風まで…3本の対談記事を振り返る”. 産経新聞. (2016年6月18日) 2018年3月28日閲覧。
- ^ “民進党が生き残っているのは国民の責任 注目の新書著者・赤尾敏氏の姪に聞いた”. 夕刊フジ. (2016年9月23日) 2018年3月28日閲覧。
- ^ “『民進党(笑)。』赤尾由美著 「日本を守る気がない政党」に引導渡す”. 産経新聞. (2016年9月18日) 2018年3月28日閲覧。
- ^ “武田邦彦氏が参院選出馬へ”. 東スポweb. (2021年12月22日) 2023年6月7日閲覧。
- ^ “参院選2022 比例区の候補者一覧・開票結果”. 朝日新聞. 2022年5月27日閲覧。
- ^ 赤尾由美 参議院選挙・開票結果2022(比例代表) : 読売新聞オンライン
- ^ “参政党ゴレンジャーから「アカレンジャー」赤尾由美氏がボードメンバー退任”. 東京スポーツ. (2023年4月26日) 2023年4月30日閲覧。
- ^ “参政党 衆院選獲得目標を6→8議席に上方修正 東京ブロック女性候補者5人組「東京ファイブ」発表|よろず〜ニュース”. よろず〜ニュース (2023年7月26日). 2023年7月30日閲覧。
- ^ “参政党の松田学代表が辞任 神谷宗幣氏「私も辞任を視野に入れていた」”. 東スポweb. (2016年6月9日) 2023年8月30日閲覧。
- ^ “本日11/23に離党の申請をしました。”. 赤尾由美 - Twitter (2023年11月23日). 2023年12月4日閲覧。
- ^ a b “旧宮家の皇籍復帰訴え 女性有識者「皇統を守る会」”. 産経新聞 (2020年2月25日). 2023年7月31日閲覧。
- ^ a b c 藤倉善郎『『世界2022年12月号』「【特集1】カルト・宗教・政治」』岩波書店、2022年11月8日、90-99「参政党を取り巻く陰謀論ー自然派、反ワクチン、レイシズム……」頁。
- ^ “春のBAN政り”. 参政党. 2023年7月29日閲覧。
- ^ “【潜入ルポ】目覚めた中高年の春祭り!チェロやバレエから「参政党は世界の潮流」「我々が明治維新の志士」参政党政治資金パーティー2023①”. 黒猫ドラネコ【トンデモ観察記】 (2023年3月6日). 2023年8月9日閲覧。
- ^ a b “世界の闇あれこれ、ならば我々どう生きる?”. 株式会社Amour (2022年6月6日). 2023年7月29日閲覧。
- ^ “矢作直樹先生&赤尾由美先生とエネルギー大豆を増やす会”. 株式会社Amour (2022年4月16日). 2023年7月29日閲覧。
- ^ “Cocomi「祖母とのツーショット公開」で気になる「もうひとりの祖母」キムタクの母は孫たちと疎遠状態に”. FLASH (2023年11月22日). 2023年12月4日閲覧。
- ^ 雨宮純 (2023年2月20日). “サイゾー 2023年2・3月号(p66-67)「現代怪事廻説『陰謀論百鬼夜行』」ー「陰謀論とも急接近 『スピリチュアル商売』」”. サイゾー. 2023年7月31日閲覧。
- ^ “赤尾由美の辻説法”. 青林堂. 2023年12月16日閲覧。
関連項目
[編集]- 一円硬貨 - 代表取締役を務めるアカオアルミの主要製品の一つ
外部リンク
[編集]- 赤尾由美 (@akaoyumi1) - X(旧Twitter)
- アカオアルミ株式会社 ホームページ
- アカオアルミ株式会社 代表取締役 赤尾由美さん - 練馬区観光情報サイト
- 赤尾由美 アカオアルミ株式会社・社長(2017年02月13日) -練馬人物図鑑
- 中堅アルミ圧延メーカー「アカオアルミ」が創業70周年】〈赤尾由美社長に聞く〉〝選択と集中〟で収益向上 「100年企業」へ、品質向上と人材育成 -株式会社鉄鋼新聞社
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