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赤川正和

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

赤川 正和(あかがわ まさかず、1940年または1941年 - 2021年8月6日[1])は、日本地方公務員東京都水道局長、日本水道協会専務理事を歴任。瑞宝中綬章受章。

経歴

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1960年昭和35年)、東京都庁に入庁し、水道局営業部業務課に配属。第1次オイルショックの影響を受け、1975年には2.5倍という大幅な水道料金値上げを経験した[2]1980年、三筋町営業所長に就任[1] 。後に公営企業管理者水道局長となり、自己資本比率、流動比率、料金収入に占める元利償還比率の3つを重要視し、経営分析手法とした[2]2001年平成13年)6月、飯嶋宣雄を後任として水道局長を退任[3]。同年10月、日本水道協会会長表彰功労賞受賞[4]

2002年10月、神戸市で開催された同協会総会で川北和徳の後任として同協会専務理事[5]厚生労働省が策定した水道ビジョンの全面的バックアップ、水道事業ガイドラインの規格制定や水道GLP認定業務開始に貢献。2007年11月、横浜市総会で退任[6]

2011年11月、秋の叙勲で瑞宝中綬章受章[7]

2021年(令和3年)8月6日死去。従五位[8]

その他の役職

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  • 水道ビジョン検討会委員[9]
  • 水を語る会副会長[2]
  • 東京都水道事業経営問題研究会委員[10]

著書

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  • 時代の伝承 東京水道の軌跡

脚注

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  1. ^ a b 赤川正和氏死去 元日水協専務理事、元東京都水道局長”. 日本水道新聞 (2021年8月9日). 2022年1月6日閲覧。
  2. ^ a b c 会 報 第 27 号”. 水を語る会 (2015年11月7日). 2022年1月6日閲覧。
  3. ^ 赤川氏から飯嶋へ/東京都水道局”. 水道産業新聞 (2001年7月5日). 2022年1月6日閲覧。
  4. ^ 第70回日水協総会受賞者決まる/功労賞10名、特別賞は124名ー”. 水道産業新聞 (2001年9月17日). 2022年1月6日閲覧。
  5. ^ 新旧専務が引継ぎ/日水協”. 水道産業新聞 (2002年10月28日). 2022年1月6日閲覧。
  6. ^ 赤川専務理事が辞意を表明/日水協”. 水道産業新聞 (2007年10月22日). 2022年1月6日閲覧。
  7. ^ 秋の叙勲で三浦元佐久市長が旭日中綬章、赤川元日水協専務理事が瑞宝中綬章を受章”. 水道産業新聞 (2011年11月7日). 2022年1月6日閲覧。
  8. ^ 令和3年本紙第575号 12頁
  9. ^ 水道ビジョン検討会委員”. 厚生労働省 (2003年7月23日). 2022年1月6日閲覧。
  10. ^ 東京都水道事業経営問題研究会の概要”. 東京都水道局 (2016年3月22日). 2022年1月6日閲覧。
先代
川北和徳
東京都水道局長
1998年 - 2001年
次代
飯嶋宣雄