コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

超然

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

超然(ちょうねん、寛政4年12月23日1793年2月3日)- 慶応4年2月29日1868年3月22日))は、江戸時代後期の浄土真宗。父は近江国円照寺の僧大涛。号は虞淵。諡は高尚院。

1808年文化5年)本寺にあたる西本願寺得度1821年文政4年)本願寺学林の義諦雲幢との対論を調停し、また三業惑乱後の宗論の混乱を収束させた。嘉永年間(1848年-1854年)には本願寺広如の命により、「真宗法要典拠」を著している。幕末期には尊王論を主張し、頼三樹三郎周防国妙円寺の月性らと交流した。1917年大正6年)勧学が追贈されている。