越前開発駅
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越前開発駅* | |
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駅舎(2020年8月) | |
えちぜんかいほつ Echizen-Kaihotsu | |
◄E3 福井口 (0.9 km) (1.0 km) 越前新保 E5► | |
所在地 | 福井県福井市開発一丁目601 |
駅番号 | ○E4 |
所属事業者 | えちぜん鉄道 |
所属路線 | ■勝山永平寺線 |
キロ程 | 2.4 km(福井起点) |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線 |
乗降人員 -統計年度- |
488人/日 -2018年- |
開業年月日 | 1932年(昭和7年)8月20日[1][2] |
備考 |
平日の一部時間帯のみ駅員配置。 * 1951年に開発駅から改称。 |
越前開発駅(えちぜんかいほつえき)は、福井県福井市開発一丁目にある、えちぜん鉄道勝山永平寺線の駅である。駅番号はE4。
歴史
[編集]- 1932年(昭和7年)8月20日:京都電燈越前電気鉄道の福井口駅 - 越前新保駅間に、開発駅(かいほつえき)として新設開業[1][2][3][4]。
- 1942年(昭和17年)3月2日:京福電気鉄道(京福)設立に伴い[5]、同社の越前線(後の越前本線)の駅となる[4]。
- 1951年(昭和26年)8月1日:駅名を越前開発駅に改称[2]。
- 1970年(昭和45年)7月1日:駅業務を委託化[6]。
- 2001年(平成13年)6月24日:列車正面衝突事故が発生(京福電気鉄道越前本線列車衝突事故)[7]。これに伴う全線運行休止により休業[6][8]。
- 2003年(平成15年)
- 2015年(平成27年)9月27日:福井口駅 - 当駅間の単線化に伴い、棒線駅化(1面2線→1面1線)[9][10]。
駅構造
[編集]単式ホーム1面1線の地上駅であるが、2015年までは島式ホーム1面2線の構造となっていた[1]。2015年のダイヤ改正時に、下り線路を廃止し単線化されている(当駅 - 福井口駅間の単線化も実施)[9][10][11]。
平日の6時30分から19時40分まで駅員が配置されている(2021年時点)[12]。駅舎は北側にあり、ホームへは構内踏切で連絡している。当駅は福井市の市街地に位置するため[13]、ホームは狭く屋根がない[1]。
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全景(左、ホーム・右、駅舎)
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複線(撮影時)の線路内にある、狭い島式ホーム
利用状況
[編集]1日の平均乗降人員は以下のとおりである[14]。
乗降人員推移 | |
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年度 | 1日平均人数 |
2011年 | 391 |
2012年 | 391 |
2013年 | 408 |
2014年 | 397 |
2015年 | 393 |
2016年 | 458 |
2017年 | 477 |
2018年 | 488 |
駅周辺
[編集]隣の駅
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c d 川島 2010, p. 78.
- ^ a b c d 寺田 2013, p. 247.
- ^ 京福 2003, p. 141.
- ^ a b 朝日 2011, p. 8.
- ^ 京福 2003, p. 29.
- ^ a b 京福 2003, p. 143.
- ^ 京福 2003, p. 34.
- ^ a b c 朝日 2011, p. 9.
- ^ a b “駅移転および新駅設置に伴うダイヤ改正について” (PDF). えちぜん鉄道 (2015年8月25日). 2018年6月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年10月7日閲覧。
- ^ “新幹線時代の街のシンボル誕生 - えちぜん鉄道福井駅高架化”. マイナビニュース (2018年6月27日). 2021年10月7日閲覧。
- ^ 施設情報 - えちぜん鉄道
- ^ “不思議がいっぱい? えちぜん鉄道「勝山永平寺線」11の謎解きの旅”. GetNavi web (2020年11月24日). 2021年10月7日閲覧。
- ^ 国土数値情報 駅別乗降客数データ - 国土交通省、2021年3月10日閲覧
参考文献
[編集]- 『京福電気鉄道 越前線写真帖 88年回顧録』京福電気鉄道、2003年1月31日。
- 川島令三『【図説】日本の鉄道中部ライン全線・全駅・全配線 第5巻 米原駅 - 加賀温泉駅』講談社、2010年8月20日。ISBN 978-4-06-270065-8。
- 『週刊歴史でめぐる鉄道全路線 公営鉄道・私鉄28 えちぜん鉄道 福井鉄道・北陸鉄道・のと鉄道』朝日新聞出版、2011年10月2日。
- 寺田裕一『改訂新版 データブック日本の私鉄』ネコ・パブリッシング、2013年1月19日。ISBN 978-4-7770-1336-4。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 越前開発駅 - えちぜん鉄道